TOEICの点数をあげる効果的な手順とはなにか? TOEIC質問箱2023.4.28
こんにちは高橋です。
僕は何度も何度もくどいほど繰り返してきましたが、結局TOEICで重要なのは、『公式問題集』のやりこみです。
これが不足していると点数があがりません。
問題改定後の2016年以降に出版されている『公式問題集』は10冊です。
1冊に対する復習が表面をなぞるようであっては点数はあがりませんし、また、そもそも復習した冊数が少なくても点数はあがりません。
こういう僕にとっては当たり前のことがなぜ広く受け入れられていないのか、というと、ほとんどの人が聞く相手を間違っているからです。
TOEIC満点を持っている講師の方は大抵自分の著作を持っています。
そうなると最終的には、『公式問題集』よりも精度の低い自分の著作の宣伝が入ります。
2016年の改定前のテストで高得点を持っている人の意見は試験自体が違うのでそもそも参考になりません。
本番の答えの9割9分は『公式問題集』に書いてあります。
本番で9割9分答えられれば、990点(フルスコア)になります。
だから『公式問題集』以外の模試形式の問題集などいらないし、パート7の長文に特化した練習も必要がありません。
昨日僕は、復習した『公式問題集』を隙間の時間に「聴いている」という話をしました。
このときの「聴く」というのは、復習した箇所を再度確認する意味があいが強い「聴く」です。
これによって、復習の回数を稼いでいる、わけです。
社会人であれば、どうしても勉強の時間が限られてきます。
だから机に向える時間以外の時間を上手に使わないとなりません。
時間を上手に使うためには、何を勉強するのかというところが間違っていると、貴重な時間をドブに捨てることになりかねません。
●追伸
これも何度も言ってきましたが、『公式問題集』は新しいものから順番に、というのが基本です。
最新の『公式問題集』を解いておくと、テストの最新の傾向がわかる、という利点があるからです。