勉強で成果を出す王道とは何か? TOEIC質問箱2023.6.2
こんにちは高橋です。
社会人になってからは、勉強の成果をあげるために次の2つがとても大切です。
まず目標を定める(動機をはっきりさせる)
まずお金をかける
成果があがらない一番の原因は、なんのため勉強しているのか、ということが明確になっていないことです。
以前相談を受けた方で、
東京オリンピックのときに外国人に道を聞かれて答えられるようになりたいから英語を勉強する
と言っていた方がいらっしゃいました。
こういう動機の場合残念ながら成果も出ないし、おそらく長続きもしません。
なぜなら、道順を答えられなくて困るのは聞いた方だからです。
そもそも聞かれた方は道に迷っているわけではなく、何も困りません。
できてもできなくてもほとんど何の違いもないようなことが動機だと、尻に火が付くことはありません。
勉強に駆り立てられることもないので、もちろんしょぼい成果しかつめません。
事実その方は、オリンピックからほどなくして勉強自体をやめてしまいました(そもそもオリンピックは無観客になってしまいました)。
僕の場合で言えば、当時勤めていた会社で730点が必要になったからTOEICの勉強を始めました。
事情があり6ヵ月という期間も決まっていたので、それこそ使える時間はすべて英語に費やすような覚悟でやりました。
730点になればサラリーが5万円あがることもわかっていたのでこれもまたモチベーションになりました。
下品な目標ではありますが、目の前にパンがぶらさがっていればより真剣になります。
とにかく、動機をはっきりさせて、できればその期間もはっきりさせることで、目標にまい進することができるはずです。
そういうふうにして目標がはっきりしたあと、今度は金を先に使ってしまうことです。
僕は勉強する場所はコ・ワーキングスペースと決めています。
月で借りているので、使わなければただ金をドブに捨てているのと同じことになります。
会社帰りのカフェだったら、行くか行かないかはそのときの気分次第です。
ただし勉強する場所に先に金を払っていれば、そこに行って勉強する理由ができます。
コロナ禍以降、少し大きい都市であれば複数のコ・ワーキングスペースを利用することができます。
どのスペースでも大抵、土・日・祝日プランというのを用意しているので、そういうものから利用するもアリ、なはずです。
勉強の鉄則は先に金を使ってしまうことです。
それが自分で稼いだ金であれば、当然、もったいない、という気持ちが生まれます。
これをうまく利用することで、成果に結びつきやすくなります。
●追伸
よく勉強の時間がない!という相談もうけますが、勉強の時間というのはつくり出すものです。
点検すればいくらでも勉強に充てる時間は見つかるものです。
もし1日10分しか取れないということであれば、それはむしろ動機の問題だと言えると思います。