ばぁちゃん。
この前、ばぁちゃんとの
お別れがありました。
いきなり重いか。
まぁ良しとしましょう。
86歳だったんですけども、
長生きしましたよね。
髙橋家は母子家庭だったので
小さい頃からばぁちゃんが
家に居ることが多く、育ての親的な感じ。
7時くらいにじぃちゃんが
ばぁちゃんを家に連れてきて、
夕方お迎えに来るスタイル。
学校を休んだ時は、
ばぁちゃんの横に寝ながら
テレビを見たり
ゲームをしたりするのが好きだったなぁ。
僕自身は保育園の頃と、
大学1年から結婚するまでの7年間
ばぁちゃん家に住んでいました。
ばぁちゃん家に住んでいたから
洗濯もばぁちゃんがしてくれていたんですけど、
服の匂いがいつも独特だったんですよ。
(決して良い匂いではない。)
だから大学生の時に、
良い匂いのする洗剤を
ばぁちゃんに教えて使ってもらったら
その匂いに感動したみたいで、
にいちゃん!
最近の服は甘い匂いがするんやな~。
といって一回の洗濯で、
1個入れれば良い洗剤(ブロック)を
何個も入れるばぁちゃん。
当然、消費スピードは激早。
にいちゃん!
あの洗剤はすぐ無くなるし、
お金がかかるばっかりやから
粉洗剤に戻すけんな!
って。
いや、あんたの使う量がおかしいんよ。
そんなばぁちゃんは施設に
ずっと入っていて、
今年の9月から看取り期間に。
コロナの関係か知らないですが、
それまでは面会できなかったのが、
いつでも会えるようになりました。
やっと会えるようになったのに、
会うのがなんか怖くて
結局、1回しか行っていなかったんです。
そしたらちょっと前に、
施設の人から母親に、
もうすぐ危ないかも。と連絡があり、
バタバタ会いに行きました。
会いに行った次の日に、
ばぁちゃんは旅立ちました。
孫たちのなかでも
多分僕が一番長く一緒に過ごし、
手がかかったと思う。
そんな自分がばぁちゃんと
一番最後に会った人に。
タイミングってあるんだなと
本当に心の底から感じました。
バタバタしながらも、
お通夜、葬儀のなかで
ばぁちゃんと最後のお別れと
感謝の気持ちを
これでもかってくらい伝えました。
家族葬だったにも関わらず、
本当にたくさんの人が来てくれた。
イスが全然足りなくて
スタッフさんがてんやわんや。
こんなにたくさんの人に、
最後は見送られてばぁちゃん、
あんた幸せ者だよ!
まだ現実を受け入れきれていませんが、
徐々に向き合っていかないとなぁ。
みんな誰しも経験することだと思うけど、
ちゃんと乗り越えていて凄いなと思います。
まだまだ僕は時間がかかりそうです。
60年以上も一緒に居たじぃちゃんが
喪失感から元気が無いので、
みんなで支えていかないと。
でもね、じぃちゃんに
笑わされたことがあったんですよ。
葬儀が終わって僕の奥さんが、
おじぃちゃん、
〇〇(妻の名前)です。
元気出してくださいね。
と声を掛けたんです。
ただ少し認知が入っているのと
久しぶりに会ったから
忘れているかなと思ったので、
じぃちゃん!
俺の奥さんの〇〇で!
覚えちょんな??
と耳元で声を掛けたら、
うるせぇ!
俺は男は忘れても女は忘れん!
とでかい声で発言。
爆笑。
あんた、さっきまで
ばぁちゃんを見送って泣いてなよな。
とんでもない発言するやん。
その元気があれば大丈夫やわ。
じゃーな!!
と言って解散。
じぃちゃん、
あんたはもっと長生きするわ。
良いこっちゃ。
では。
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最後まで読んで頂き、
ありがとうございました!!
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