見出し画像

競馬で負けるNG習慣〜競馬で勝ちたければこれだけはやるな〜


回収率100%超

競馬をやっている多くの人が目標にする基準です。

年間を通して回収率100%超を達成している人は、全体の5%といわれています。1年のみでなく、毎年のように回収率100%を超えている人は全体の1%。

この1%に入るのがわたしの目標であり、きっとみなさんの目標でもあるはずです。


全国の競馬ファンのみなさん、こんにちは。小学校で勤務しながら、競馬ブログをかいているタカハラです。


今回の記事は「競馬で負けるNG習慣」について話をしていきます。

それは「競馬で勝っている人」の真逆の習慣でもあるわけです。

わたしが昨年、年間回収率100%超を達成できたのは、競馬の取り組み方を変えたからです。

今回の記事を読んで「負けるNG習慣」から「勝てるOK習慣」に変えられる人が一人でもいれば、この上なく嬉しいです。

それではさっそくいってみましょう。

画像1


1 競馬で負けている人に共通点がある


競馬で勝つ、つまり馬券回収率100%超を達成する人の共通点は何でしょうか。

単複馬券を買う、3連単で高配当を当てる、穴党、本命党、的中率が高い…。共通点を探すのはなかなか難しそうです。

つまり、競馬で勝つためのたったひとつの方法を決めることはできないと、わたしは思うのです。

予想の仕方・馬券の買い方。特定の予想ファクターを極めている人もいれば、あらゆる分野に詳しく、トータルで予想をしている人もいます。

「競馬で勝っている人」と一言でいっても、勝つための方法は何パターン(見方によっては何十パターン)もあるようです。

じゃあ、競馬で勝っている人に共通点はないのかというと、そんなことはありません。

わたしが考える「競馬で勝っている人の共通点」は

競馬で負ける思考をしていない

ことです。

わたしが思うに、競馬で勝つための方法はたくさんあり系統的にまとめていくことは難しい。しかし、競馬で負けている人には決定的な共通点があります。


その決定的な共通点が次の5つです。
・他責思考
・多点買い
・賭け金が決まっていない
・目の前のレースを買う
・本を読まない


「多点買い」「賭け金が決まっていない」については実は決定的なNG習慣ではありません。事実「多点買いをする」「賭け金をレースごとに変える」人でも、回収率100%を超えている人はいます。その他のNG習慣についても同様のことがいえるかもしれません。

しかし競馬で負けている人は、傾向としてこの5つの思考・行動に当てはまる人が多いはずです。ひとつも該当しない人で、回収率100%を超えている人を、わたしは見たことがありません。

では、なぜこの5つが「競馬で負けるNG習慣」なのか。

その理由をひとつずつ見ていきましょう。

画像2



2 NG習慣①【他責思考】


「〇〇下手くそ!」
「□□全然当たんないじゃねえか!」

競馬場やウィンズにいくと、こんな怒り声が聞こえてきます。これらの人たちは、まず間違いなく回収率100%に達していない人です。おそらく100%を超えようと思ってすらいない人たちでしょう。

なぜ他責思考の人は競馬で勝てないのか。

それは、競馬で負けていることを自分の責任として捉えていないからです。自分の予想法や馬券の買い方に責任を感じていないから、一生改善されることはありません。

人のせいにすれば楽ですよね。

「◯◯がもっと早く仕掛けていればいいんだよ」
「あの騎乗はないわ〜」 

こうやって、自分の負けを他人(騎手・予想家・厩舎など)のせいにしていれば、一生反省することもなく、そして一生成長することもありません。

競馬の負けを人のせいにしている人、それNG習慣です。

画像3



3 NG習慣②【多点買い】


「よっしゃー。とった!」
「なんだよトリガミだよ〜」

なんて言ってヘラヘラ笑っている人。間違いなく回収率100%いってません。

回収率100%を超えるためには、自分の買い目にもっとシビアになる必要があります。馬券の点数を1点・2点少なくするために、頭をフル回転させなくてはいけません。だってその削った100円で、本線馬券を買い足すことができますよね?

あれ? でも、多点買いで回収率100%達成してる人っていっぱいいるよな。そう思いましたか?

その通りです。多点買いで100%超えている人は、実はたくさんいます。競馬ブロガーのTAROさん、インスタントジョンゾンのじゃいさん。恐ろしいほどの多点買いです。

この2人は、多点買いでも100%超を達成しています。それはなぜか。

それは

トリガミになる可能性があることを前提としているから

です。

なんとなく手を広げて買って、結果に一喜一憂している人たちとはまるで思考が違います。

「このレースはあれそう。トリガミ覚悟で攻めよう」

こう考えているので、トリガミになるのも高配当になるのも運の要素が強いと割り切って買っているのです。だから一喜一憂することもありません。

荒れたのも偶然、硬く決まったのも偶然。そう考えています。

「トリガミになることも当然ある」と理解しているのです。

だから「なんだよ、トリガミかよ!」なんてセリフは言いません。


「なんとなくあの馬も怖いから」
「なんとなく荒れそうだから」

なんとなく多点買いをしている人は要注意。それ競馬で負けるNG習慣です。

画像4


4 NG習慣③【賭け金が決まってない】


「このレース自信ある」
「ここは大勝負だ」 

レースの自信度によって賭け金を変えている人、負けている可能性が高いです。

レースによって・日によって金額を変える人は、資金管理を考えていない人がほとんど。おそらく計画的な貯金ができない人です。自分の回収率も把握していないことでしょう。

自分の自信なんてものは、ほとんどアテになりません。

その日のレースがちょこちょこ当たって調子がいい、全然当たってなくて自信をなくしている、仕事のストレスを発散したい。

自信は、今の自分の精神状態に大きく左右されるものです。あてにできたものじゃない。

自信によって金額を変えないと言っても、わたしも、平場はいくら・G I はいくらと賭け金を変えています。ですがそれは気分によってではなく、自分のルールに従って決めているのです。

「賭け金を変えるな」というのは、「気分で賭け金を変えるな」という意味です。

競馬は年間を通して勝負するギャンブルです。賭け金を気分に委ねていては、年間を通して安定的に勝つことは難しい。

人間は気分にムラがあること前提に、自分のルールに従って賭け金を決めることが。大切です。

気分や自信度によって賭け金を変えている人。それ、競馬で負けるNG習慣です。

画像5



5 NG習慣④【目の前のレースを買う】


目の前のレースをとりあえず買わないと気が済まなという人、負けている可能性が高いです。

そもそも「全部のレースを予想する」ためには、膨大な時間を必要とします。競馬予想を仕事にしている人ならともかく、趣味として競馬に取り組んでいる人にとっては現実的ではありません。

もし「趣味でやってるし、全レース予想できているよ」という人がいたら、それは凄いというよりは、おそらく予想の質に問題がある場合が多そうです。

競馬で勝つためには、予想の質を上げることが不可欠。そのためには、当然レース数を絞ることが必要です。

わたしは「重賞だけ買う」と決めています。レース回顧をつけるのも、重賞だけに限定しています。そのため、3勝クラスやオープンクラスを勝ち上がってきた馬についてはわかりません。

しかし、わからない馬が多くなる「2歳重賞」や「3歳重賞」の成績が悪いかというとそんなことはありません。

わかない馬は「人気なら消し」「人気薄なら買い」と決めているからです。むしろ条件戦を圧勝して重賞でそのまま人気になるような馬を考えることなく消すことができるので、期待値的には悪くない。

レースを絞るということは、自分の得意・不得意をよく理解することにつながります。自己理解ができているか。これは競馬だけでなく、ビジネスなどの場面でも共通して大切なことです。

競馬は買いたいレースだけを選んで買うことができます。

全部のレースを予想・検討すれば、それだけ予想の質は落ちるはず。特定の分野を極めて(わたしの場合は重賞)、勝てるところで勝負していきましょう。

目の前のレース全部買わないと気が済まないという人、それNG習慣です。

画像6



6 NG習慣⑤【本を読まない】


これはもはや言うまでもないでしょう。

「俺は俺のやり方があるから」

とか言って人の話に耳を傾けない人、もはや確実に負けてます。

超有名ブロガーのTAROさんをご存知でしょうか。Twitterでフォローしているんですが、今でも多くの書籍(競馬関連)を読んで勉強しているというツイートがありました。

あれほど有名で、予想家としての地位も確立されている人でも、今だに勉強しているんです。そして自分をアップデートしています。

常に勉強する姿勢をもっているから、競馬ブロガーとしてこれだけ長く続けることができているといえるかもしれません。

わたしも、多くの書籍やブログを拝見します。

競馬業界は情報過多になりやすいので、もちろん範囲は絞って勉強をしています。逆に、自分の専門外(わたしにとっては「血統」「厩舎」など)のことを勉強させてもらうこともあります。

新しい情報をインプットすることで、新しい見方を手に入れることができます。

しかしここで注意点。

ヤミクモに競馬の勉強をすることは大変危険です。

競馬の勉強をする上で、気をつけてほしいことがあります。

「印だけの予想を提供しているブログ」「誰でも勝てるといっている本」「回収率が200%とか言っている人」これは要注意。

印だけの予想は、即効性があるかもしれませんが、もし当たったとしてもそのレースを勝てるだけで自分の成長にはなりません。つまり、勉強になっていません。

「誰でも勝てる」は詐欺です。回収率100%超はそんな簡単なことではありません。

「回収率200%」も危険。プロの予想家でも回収率は120%とかです。おそらくカラクリは「嘘」「期間が短い」「たった一度のマグレ当たり」のどれかです。多分ほとんどが嘘情報ですが、嘘でなかったとしてもそこには必ずカラクリがあります。安定して通年で「回収率200%」なんて不可能です。

わたしのオススメは
・調教や騎手、厩舎など専門的な知識・見方を学べる本
・馬券の買い方などを系統的に説明してくれている本
・各馬の考察を詳細に取り上げているブログ
・自分で調べるのは簡単でないデータなどをまとめてくれているブログ

即効性はなくても、自分で予想する力を蓄えられるものがいいです。

わたしのオススメの本・ブログについては、記事の最後にまとめておきます。参考にしてください。

競馬の本なんて読まない・印だけ教えてくれという人、大変危険です。NG習慣から今すぐ脱出しましょう。

画像7


7 競馬で勝つためのOK習慣


ここまで「競馬で負けるNG習慣」について説明してきました。

では逆に、どうしたら競馬で勝てるようになるのか。

それは、NG習慣の逆をすればいいのです。

記事の最初にも説明した通り、競馬で勝つための方法はたくさんあります。「こうすれば誰でも勝てる」「競馬で勝つためにはこれしない」なんていう方法は存在しません。

しかし、ここで紹介した「NG習慣」を避けることで、勝ちに近づくことはできます。

具体的には
・自責思考にする
・点数を絞る
・賭け金を決める
・レースを絞る
・本を読む

これです。

長い記事になったわりに、すごく当たり前の結論になった気がします。

ですが、競馬で負けている人の多くは、この基本的なことができていないはずです。

競馬で勝つための必勝法はありません。ですが、負けにくくなる方法はあります。

まずは「負けるNG習慣」を抜け出すことから始めましょう。それがそのまま「勝てるOK習慣」になります。


今回の記事、どうだったでしょうか。

この記事が、あなたの馬券回収率を上げるための一助となっていれば幸いです。

「役に立った」という方は、いいね♡・コメントよろしくお願いします。

レース予想・買い目についてはTwitterで発信しています。興味ある方は、フォローお願いします。

■オススメ本
■オススメ記事
■オススメブログ
については「まとめ画像」の下に載せておきます。参考にしてください。

画像8


★他責思考から自責思考へ★

★回収率が上がる馬券の買い方★

★回収率100%超のための戦略的な資金管理

★オススメの競馬ブログ★

・TAROの競馬
・考えるヒント
・IKUの競馬ブログ〜馬券は買い方勝負〜
・ひたむきに競馬に向き合うブログ

★オススメ本★

長くなりすぎたので、別の記事で紹介しますね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?