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【ワンコイン競馬】たった500円で高配当を狙う馬券戦略|的中率も回収率も爆上がり
「ワンコインで馬券を買え」と言われたら、どんな馬券を選択しますか?
☆当てにいく馬券
★一発高配当を狙う馬券
性格によって馬券戦略が変わりそうですね。
わたしなら
『的中率を確保しながら、高配当を狙う』
これですね。
今回の記事は
■1レース500円くらで競馬を楽しみたい
■馬券が当たらなくちゃ楽しくない
■高配当を狙わないとワクワクしない
こんな人たちの希望を、まとめて叶える内容になっています。
全国の競馬ファンのみなさん、こんにちは。
小学校に勤務しながら、競馬ブログをかいているタカハラです。
今回は『ワンコイン競馬』というテーマで記事を書いてみました。
以前『もしも1000円で馬券を買うなら』という記事を書きましたが、この記事がとても好評だったので、『続編』というかたちをとりました。「少額馬券」記事の第2弾です。
前回「たったの1000円でも競馬は楽しめるよ」という思いで、記事を書きました。
ですが「1000円は『たった』じゃない!」という人も、たくさんいるんじゃないかなと思ってます。
学生時代・就職1年目のわたしも、毎レース1000円使うことはできませんでした。
30代・40代の方でも、家庭をもっていれば、使える金額に制限があるでしょう。人によっては「1レース500円で」と考える方もいるはずです。
競馬は資金がなければ楽しめないなんてことは、全くありません。
1レース1000円でも、最高に楽しめます。
500円でも楽しめます。
しかも回収率100パーセント超を目指せます。
この記事が、あなたの競馬ライフをより豊かにするための一助となれば、こんなに嬉しいことはありません。
ワンコイン競馬でワクワク競馬ライフ!
では、さっそくいきましょう。
1 【大前提】頭数を絞る
まず大前提として、買う馬の数を絞りましょう。
500円で、あの馬もこの馬も買いたいというのは無理な話です。
ワイドや馬連を◎から5頭に流すとかは、正直オススメできません。
ワイドを5頭に流して、◎が1・2着にきた時。それが万馬券だった時。
「馬連も買っておけばよかった!」
となりますよね?
逆に馬連だけで勝負した時。狙った穴馬はきたものの、思わぬ馬の好走で1・3着。
「ワイドにしとけばよかった!」
となりますよね?
結局予想はブレブレになり、ワイドにするか馬連にするか、いつも悩むことになります。そして、結果に一喜一憂し、たびたび後悔し、執着がたまります。
「俺は馬連5点で決めてるからワイドは諦める」
と割り切れる人はそれでOKです。
馬連5点は、それほど悪い馬券戦略ではありません。買い方を一貫できるのであれ、プラス回収率が十分に見込めます。
ですが、わたしと同じように普段から悩みちらかして、自分の馬券に後悔しまくっている人は、頭数を絞りましょう。
「あの馬もくるかも」
「この馬も抑えておきたい」
なんて考えずに、心から買いたい馬だけを買いましょう。
危険だと思った人気馬にやられることもあります。
狙った馬がビリとビリツーになることもあります。
競馬にハズレはつきものです。むしろ当たる回数よりハズレる回数の方が多い。自分の予想スタイルでは獲れなかった馬券だと割り切りましょう。
そのかわり、自分の狙い馬で決まった時には、今までの負けを根こそぎ取り返す。なんなら大幅プラスまでもっていく。
思い切った馬券を買うためには、買う馬を絞る必要があります。
具体的には1〜3頭。
買いたい馬が4頭いた時は、1頭消しましょう。どの馬を切るか迷う時は「その中で1番人気がある馬を切る」と決めておきます。
このようなルールを決めておくことも、余計な迷いや後悔を減らすことにつながります。
ここからは、買う馬を絞りに絞って
◼︎1頭で買う場合
◼︎2頭で買う場合
◼︎3頭で買う場合
の3パターンに分けて馬券戦略を紹介していきます。
500円で500倍競馬を楽しむための馬券戦略。
一緒に考えていきましょう!
2 【1頭の場合】単勝・複勝
買いたい馬が1頭の場合、迷う余地はありません。
買いたい馬の「単勝」か「複勝」。もしくは、その両方ということになります。
わたしから1つだけポイントをあげるとすれば
単勝は100円だけでもいいから絶対に買う
ということ。
理由は
「絶対に勝たない馬なんかいない」
からです。
2、3着が多く「勝ちにくい」馬はたしかに存在します。
しかし競馬は相対的な競技です。
ある馬が2着に入った時の勝ち馬が、仮に何らかの原因(落馬、故障、どん詰まり等)で凡走していたとしたら、その馬は1着になっていたわけです。
「絶対に勝たない馬なんかいない」
またそういった馬は、世間からも「2・3着はあるけど頭はない」と評価されます。
近年(2021年8月)でいうと、ボンセルヴィーソ、カレンブーケドール等がその典型でしょうか。
このような馬は「複勝が売れるが、単勝は売れない」という事態が起こります。
「単勝は美味しいのに、複勝が意外とつかない」という経験をしたことがありませんか?
大衆と同じ考えで馬券を買うと、期待値が低い馬券を買うことになります。
「絶対に勝たない馬なんかいない」
大衆が「2・3着はあっても1着はない」と思っている馬を狙う時ほど、『単勝』を忘れずに買いましょう。
わたしが、このことを実感したレースを紹介しておきます。
2019年ダービー
この年のダービーは、サートゥルナーリア・ダノンキングリー・ヴェロックスの圧倒的三強人気。皐月賞の内容からも、他の馬に食い込む余地はないように見えました。
わたしも、「この3頭で決まるだろう」と予想をしました。しかし、オッズを確認すると、三強決着の馬券は買えないことが判明しました。が見当たりません。あまりにもオッズが辛すぎるのです。
このガチガチオッズで勝負するよりはマシと思い「三強で決まるならハズレでいいや」と、軽い気持ちでロジャーバローズ(12番人気)に本命を打ちました。
結果はみなさん知っての通り、ロジャーバローズがの大逃げが決まり、まさかの1着。
2・3着には三強がちゃんときました。
当初わたしは「きても3着だからワイドだけでいいか」と思いました。
しかし土壇場になって
「絶対に勝たない馬なんかいない」
この言葉を思い出し、『単勝』と『馬連』を購入。
これが功を奏し、単勝9310円、馬連11200円の超特大配当を手にすることができました。
ワイドだけでもかなりの配当になりましたが、単勝・馬連を1円も買ってなかったとしたら、やはり後悔が残ったと思います。
「絶対に勝たない馬なんていない」
渾身の穴馬1頭で勝負するときは、単勝も100円だけは買うようにしてしてください。
3 【2頭の場合】馬券を重ねるイメージ
買いたい馬が2頭いる時。
これが1番馬券を組み立てやすいですね。
まず、自分の予想がどちらのパターンなのか。そこを明確にしましょう。
A:どちらかが本命でどちらかが相手
B:甲乙つけがたく、同列評価
分類ができたら、購入馬券はすぐ決まります。
Aの場合の馬券は次の通り。
・単勝◎
・複勝◎
・ワイド◎◯
・馬連◎◯
・馬単◎→◯
5種類の馬券全て購入しても500円です。どの馬を選ぶかにもよりますが、馬単まで当たればかなりの払い戻しが期待できます。
馬券的中のイメージは次の通り
土台として『複勝』があり、予想通りにいくほど的中馬券が積み重なっていくイメージです。
もちろん5種類全ての馬券を買う必要はありません。複勝の配当が安すぎて魅力がなければ、複勝は買わないで単勝かワイドを200円買えばいい。複勝をなしにして、400円で馬券を買ってもいいですね。
次にBのパターン。
Bは「甲乙つけがたく、2頭とも同列評価」です。
Bの馬券は次の通り。
・ワイド◎◯
・馬連◎◯
ワイドを土台にして、馬連で高配当を狙います。
狙った2頭が馬券内にくれば「ワイド」が的中。1・2着なら、「馬連」も同時に的中します。
狙った馬のどちらかが凡走したら馬券はハズレますが、それはそもそも「2頭で決まる」という予想が外れているので割り切ることができます。
A・Bどちらにもにも共通して言えることがあります。
それは
『馬連』だけは買っておけ
これですね。
穴馬2頭で馬券を買うときに
「さすがに1・2着で決まることはないだろ」
と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
「競馬に絶対はない」
人気馬が綺麗にとんで、あなたが狙った穴馬2頭で決まることだって、絶対にないとは言い切れない。
「ワイドが当てればいい」と思って購入したレースが、まさかのドンピシャに決まり「馬連も買っておけばよかった!」と後悔することになります。
少額で買うから硬く買わなくちゃいけない
と考えるのは間違いです。
3連単や3連複で無謀に振り回すことは問題外ですが
ワイドで硬く的中させながら馬連でホームランを狙う
というのは、かなり賢い馬券戦略です。
A「どちらかが本命でどちらかが相手」で、わたしが上手くいった例があるので紹介しておきます。
どうですか?
本命が2着で相手馬が1着。「複勝・ワイド・馬連」が的中で「単勝・馬単」は外れました。
わたしは3000円で買いましたが、仮に500円で買っていたとしたら。
●単勝→ハズレ
◯複勝→的中【360円】
◯ワイド→的中【1490円】
◯馬連→的中【4520円】
●馬単→ハズレ
500円購入で、6370円の払い戻しです。
回収率は1000%超。
その中でも際立っているのは「馬連」。
「競馬に絶対はない」
100円でいいので、馬連は抑えておきましょう。
4 【3頭の場合】死に馬券を考える
買いたい馬が3頭いる場合。
これも、自分の予想を明確にすることから始めます。
A:1頭が本命、2頭が相手
B:3頭とも同列評価
本命馬を1頭に絞れる時は「A」、絞れない時は「B」とします。
「A」の場合の馬券を紹介します。本命馬◎、相手馬2頭を◯▲とします。
・単勝◎
・ワイド◎→◯▲
・馬連◎→◯▲
オッズによっては「複勝」も抑えたいところですが、500円という縛りがあるので、ここは諦めます。
このように、「〜の時は諦める」と自分の中で言語化しておくことが大事です。
この馬券(単勝1点・ワイド馬連2点)、シンプルで優秀な馬券ですが、1つ欠点があります。
それは「死に馬券が出る」こと。
馬連を2点買っていることで、不的中になることが確実な馬券を購入していることになります。
「死に馬券」について詳しく説明している記事はコチラ
「死に馬券が出てはいけない」ということではありませんが、「総資金500円中の100円」となると、その影響は大きい。より慎重に考える必要があります。
投資額の5分の1を、最初から「ハズレ馬券」に使っていることになります。死に馬券は、できればない方がいい。
そこで私がオススメしたいのが、こちら。
・単勝◎
・複勝◎
・ワイド◎→◯▲
・馬連◎→◯
このように馬連を1点にすれば、死に馬券が出ません。
ただし、どちらの馬連を買うか悩むことになります。
◯▲2頭に明確な優劣がある時
→買いたい方を買う
◯▲2頭に大差がない時
→「人気がない方」を買う
これがオススメ。
馬連はホームランを狙う馬券です。どうせなら、配当が大きい方がいいです。
もう1パターン紹介しておきます。
選んだ3頭に自信があって、思い切り攻めたい時に使えます。
・馬単◎→◯▲
・馬連◎→◯▲
・ワイド◎→◯▲
シンプルにして最強。シンプルイズベスト。
うまくいった例を載せておきます。滅多にしない買い方なので、だいぶ古い的中馬券ですいません。
ただしこれだと600円になってしまいます。
なんとか100円工面してもらうか、馬単を1点削るなどして調整してください。
死に馬券が2つ出てしまうのが欠点ですが、オッズを確認して「勝負できる」と判断したならそこは目を瞑りましょう。
死に馬券はなるべくない方がいい。でも。死に馬券が出てはいけないわけではない。
死に馬券については、明確なマニュアルを作ることはできません。最終的には、自分の感覚で決めるしかありません。
次にB「3頭とも同列評価」のパターン。
これはBOXでいきましょう。
・ワイド3頭BOX(3点)
・馬連3頭BOX(3点)
単勝・複勝は諦めます。3頭のうちどの馬を買うか決まりません。余計な迷いや後悔が生まれます。
あとこれも600円になってしまいました。
どうしても500円にしたい場合は「馬連で1番安いオッズの買い目を消す」ことに決めておきます。
迷い・後悔をなくすためには、ルールが大事。
ワイドはトリプル的中もあるので、3点とも残しておきましょう。
わたしなら、もう1つルールを作ります。
「◯倍以下の馬券は買わない」というような、オッズにおけるルールです。
参考までに目安を出しておきます。
・ワイド5倍以下
・馬連10倍以下
3点で買うなら、このルールでいいと思います。
馬連は思い切って「20倍以下」くらいにしてもいいかもしれません。
多点買いをするときは安い買い目は買わない
競馬で勝つための大事な原則です。覚えておいてください。
5 【オマケ】1レース200円でも楽しむ
最後にオマケとして「200円でも競馬は楽しいよ」という話をしておきます。
「もしも1レース1000円しか・・」の記事の一部をコピーしたものですが、今回はそこに少し付け加えて話すので、前回の記事を読んだ方も改めて読んでいただけるとありがたいです。
まだ読んでない方は、この記事も合わせて読んでください。
「500円で馬券を買う」と決めると、なぜか「500円全部買わなくちゃいけない」と思ってしまう人がいます。
競馬においては、そもそも「買うか・買わないか」を決める権利があります。同様に「いくら買うか」を決めるのも自分です。
積極的に買いたい馬がいない場合は、「馬券を買わない」という選択もできるわけです。
しかし実際には「馬券を買わないとレースを楽しめない」という人もいます。わたしもそうです。馬券を買っていないレースは、観ていても楽しくないです。
でも資金が限られている中で「買いたくないレース」「買いたくない馬」に500円もの資金を使うのは、あまりにもったいない。
そういう時は、100円〜200円で馬券を買いましょう。
100円・200円でも、競馬は楽しめます。
100円・200円馬券のオススメは単勝かワイド1点。オッズは、よほど低くなければ無視でOK.
「狙いたい馬の単勝が3倍。勝負するには微妙」
「ワイド・馬連で買いたい穴馬がいない」
こんなレースだと、私は馬券を積極的に買いたくないです。
単勝1点で勝負するのに3倍のオッズは微妙。
GⅠで1万円勝負なら、単勝3倍、当たれば3万円。これはワクワクします。
しかし500円馬券で単勝3倍はワクワクしません。もちろん外れればパー。
単勝100円だけ買ってレースを見ましょう。
当たれば300円の払い戻しです。200円儲かることになるので、缶ジュースを買うか、なんなら一緒に競馬場にきた友達にも奢ってあげます。お昼ご飯を少しリッチにするのもアリです。
買いたくないレース・買いたい馬がいないレース。わたしは「当たったら缶ジュース1本」という気持ちで馬券を買います。
大事な500円を、買いたくないレースで無理やり使い切る必要はありません。100円でそのレースを買って、残りの400円はメインレース、もしくは買いたい馬がいるレースで使えばいいんです。
「今日中に全部使わないといけない」というマインドもやめましょう。競馬は、来週も再来週も行われます。
使わなかったお金は、来週の重賞に回してもいいし、使わなかったお金を別に貯金して、有馬記念に総動員するのもありです。(わたしが数年前までやっていたことです)
競馬は1000円でも楽しめます。500円でも楽しめます。さらに言うと、100円でも200円でも楽しめます。
「500円使わなくちゃいけない」呪縛から、自分を解放してあげてください。
ここまでが前回の記事のコピペです。(↑)
ここからが追記内容。(↓)
「200円で馬券を買うなら」
わたしなら、『ワイド・馬連100円』ずつを選択したいですね。
もちろん買いたい馬が1頭しかいなければ、その馬の単勝か複勝、もしくは単複100円ずつ。『缶ジュース』馬券でレースを楽しみます。
でも、もし2頭いるなら「ワイド1点」で挑むよりも、「ワイド・馬連」で挑む方が楽しそうです。
ワイドで的中を確保して、馬連でボーナスを狙う
といっても、馬連がワイドの3倍オッズがついていなければ、馬連は買いません。(馬連はワイドの3倍的中しにくいから)
ということで前回の記事でオススメした「200円馬券」(わたしは『缶ジュース馬券』と呼ぶのが好き)
・単勝1点
・ワイド1点
に加えて
・「ワイド+馬連」
も付け加えておいてください。
6 【まとめ】競馬はワンコインで最高に楽しい
今回の記事どうだったでしょうか。
「500円馬券」というと、「地味な馬券を買って堅実に戦うイメージ」があったかもしれません。
しかし競馬は、500円でも、十分夢のある馬券を買うことができます。その代表が「馬連」です。
穴馬同士の馬連なら、普通に万馬券になります。
1番人気を外して買えば、そこそこの人気馬同士でも思いもよらない高配当を生むこともあります。それが馬連。
「どうせ500円しか買えないから・・」と暗い気持ちで馬券を買うのでなく、500円でも500倍ワクワクする競馬ライフを送りたいものです。
将来結婚して、子どもができて、お小遣いが月1万年になっても(相場はいくら?)、わたしは競馬を楽しんでいたい。ワクワクしていたい。
今回は、こんなわたしの気持ちに共感してもらえる人に向けて、エールの気持ちを込めた文章を書いたつもりです。
今回の記事があなたの競馬ライフをより充実させるための一助となれば幸いです。
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