【回収率が上がる3連複の買い方】3連複を使いこなせば競馬で勝てる
年間回収率100%超を達成する上で、大きなカギとなってくる馬券
それが3連複ではないでしょうか。
3連複の使い方次第で、回収率は天国にも地獄にもなります。
全国の競馬ファンのみなさん、こんにちは。
小学校で勤務しながら、競馬ブログをかいているタカハラです。
今回の記事は「回収率が上がる3連複の買い方」を紹介します。
3連複を制する者は競馬を制する
決して大ゲサな表現だとは思いません。
実際に、年間馬券回収率100%超を達成している多くの人が、3連複をメイン馬券に据えています。
3連複を上手に買うことは、馬券回収率を上げるうえで大きな武器になります。しかし同時に、買い方を間違えれば、回収率を大きく下げる負の要因にもなります。
この記事を読めば、もう大丈夫。
むやみやたらに3連複を買うことはなくなります。上手に3連複馬券を購入し、回収率を上げるのに役立てましょう。
今回の記事が、あなたの馬券回収率を上げるための一助となれば幸いです。
1 3連複を3つのパターンで使い倒そう
「どうして、その馬券を買ったんですか?」と聞かれて
自分の馬券の意図を、人が理解できるように説明することができますか?
「馬券の意図を説明する」という行為は、より良い馬券選択をするためにとても重要なことです。
あいまいな理由で「なんとなく」3連複を買っている人は、じわじわと回収率を下げることになります。回収率を上げるためには、明確な意図をもって3連複馬券を選択していく必要があります。
わたしは、3連複を大きく次の3つのパターンに分類しています。
■3連複一頭軸流し
■3連複二頭軸流し
■3連複フォーメーション
まずは、それぞれの買い方にどのような意図があるのか、大まかに理解しておきましょう。
■3連複一頭軸流し
点数が増える。トリガミ馬券になる可能性も大きいが、予想もしていなかった高配当を得ることもある。的中率は上がるが、回収率は運任せ。
■3連複二頭軸流し
点数が絞れる。オッズの確認もしやすいので回収率を意識した馬券を買うことができる。的中率は低くなるが、相手を絞れるのなら回収率はいい。
■3連複フォーメーション
上の2つの買い方(一頭軸と二頭軸)のちょうど中間。的中率と回収率のバランスがいい。ただし買い方を間違えると地獄。
どうでしょうか?
「3連複」と一言でいっても、そのバリエーションは豊富です。どういう意図をもって3連複を買うかによって、3連複の買い方は大きく変わってきます。
自分の予想を馬券に反映させることができていますか?
「できていないかも…」という方は、3連複の3つの買い方とその意図を理解して3連複を買いましょう。
それだけで、今より回収率はぐんと上がりますよ。
2 【一撃必殺】3連複一頭軸流し
3連複一頭軸流しのメリット・デメリットを確認しましょう。
メリット
◯的中率が高い
◯思わぬ高配当が得られる
◯1番人気馬の取捨に悩まなくていい
デメリット
▲点数が増える
▲トリガミになる可能性がある
▲運任せ
▲絞る練習をしないので予想が上手くならない
こんなかんじです。
一言でまとめると、よくも悪くも「運任せ」の要素が強い馬券です。
「運任せ」というと悪い意味でとらえるかもしれませんが、競馬において「運任せ」は悪いことばかりではありません。
1番人気の馬が怪しい。切りたい。でもくるかもしれない。
こんな時に使うといいでしょう。
3連複一頭軸流しは、「本命馬1頭だけを高く評価して、残りの馬は同列に扱う」という意図です。人気馬で決まればトリガミにもなるし、人気薄がくれば思わぬ高配当も得られます。1番人気が怪しいと思っているなら、積極的に使っていくべきです。
「3連複一頭軸流し」を買う上で大事なことは、デメリットを理解しておくことです。
「トリガミもありえる。でも、今回は高配当を狙いにいくんだ。荒れる可能性に賭けるんだ。」
という気持ちで馬券を買えば、たとえトリガミになったとしてもノーダメージ。高配当を狙った結果としてのトリガミなので、そこは確率の問題です。
ちなみに、この意図を馬券に体現すると、相手はそれなりの頭数入れた方がいいでしょう。
わたしのオススメは
相手7頭→21点
相手8頭→28点
相手9頭→36点
相手10頭→45点
あたりでしょうか。
そもそも大荒れを狙いにいくのだから、あまり絞らない方がいいです。もくろみ通り1番人気の馬がとんだのに不的中…というのは残念すぎますからね。
逆に、相手5頭【10点】などはオススメできません。
この買い方では「トリガミもありえる。でも、今回は高配当を狙いにいくんだ。荒れる可能性に賭けるんだ。」という意図が、馬券に反映されていません。
自分の予想を馬券に反映させる
馬券の意図を人に説明できるとは、そういうことです。
3 【絞って狙う】3連複二頭軸流し
3連複二頭軸流しのメリット・デメリットを確認しましょう。
メリット
◯点数が少なくてすむ
◯点数を絞れるので1点の金額を上げられる
◯本命と相手1頭を選ぶことで予想力が鍛えられる
デメリット
▲的中率は低くなる
▲「思わぬ高配当」は期待しにくい
こんなかんじです。
運任せの要素はかなり小さく、予想力が試される馬券かもしれません。
二頭軸の場合「1頭は人気馬から、もう1頭は穴馬から」と決めておくのがオススメです。
「信頼できる人気馬」と「狙いたい穴馬」。これを見つけられる力がつくと回収率は間違いなく上がります。
1番のメリットは、やはり「点数を絞れる」ことでしょう。
【相手7頭】
一頭軸→21点 二頭軸→7点
【相手8頭】
一頭軸→28点 二頭軸→8点
一頭軸の3分の1以下の点数ですむわけです。
相手7頭で馬券を購入する場合、一頭軸なら1点100円で2100円。二頭軸なら同じ投資額(2100円)で1点に300円ずつ賭けることができます。
同じ的中でも、リターンは3倍になります。
相手が絞れるのなら、二頭軸にしない理由はありません。
相手が絞れる時は二頭軸、人気馬が怪しくて絞れない時は一頭軸
こんなイメージでいきましょう。
これだけ二頭軸を推しておいて、変なことを言いますが
3連複二頭軸で買うときに、相手を7頭、8頭、9頭など多く買うことはオススメしません。相手を2〜4頭ていどに絞って買うべきです。
「変に絞ったら紐抜けが怖い」
という人、安心してください。ちゃんと代案があります。
相手を2〜4頭に絞って、残りの金額でワイドを買えばいいのです。
例えば、◎と◯の2頭で攻めるとしましょう。相手には▲△☆の3頭を入れます。
千円で馬券を買うとするとこうなります。
3連複二頭軸◎◯〜▲△☆(300円)
ワイド◎◯(700円)
どうですか?
これなら、紐抜けが起きてもワイドで十分な配当が得られます。▲△☆のどれかがくれば、ワイド+3連複の的中になります。
買いたくもない馬を「紐抜けが怖いから」という理由で馬券に組み込むのはもったいない。絞るならとことん絞りましょう。そしてリスクヘッジにワイドも買いましょう。
4 【的中率&回収率】これが最強!3連複フォーメーション
3連複一頭軸・二頭軸のちょうど間をとるのが、3連複フォーメーションです。
メリット
◯リスクとリターンのバランスがいい
◯二頭軸より的中率が高く、一頭軸より点数が少なくてすむ
このように見るとメリットしかないように見えますが、デメリットもあります。
デメリット
▲中途半端な馬券になりやすい
▲ルールを決めておかないと、いつの間にか点数が増えてしまう
▲なんとなく買うと地獄の回収率になる
便利な分、使いこなすにはそれなりの技量が必要です。下手に手を出すと地獄。馬券の意図を説明するのが、1番難しい買い方かもしれません。
たとえば、次の馬券の意図が説明できますか。
3連複フォーメーション
◎〜◯▲☆〜◯▲☆△△△△(15点)
これは「1頭ー3頭ー7頭」といわれる、3連複フォーメーションの中で1番スタンダードな買い方です。
馬券の意図はこうです。
◎が本命。さらに、◯▲☆の1頭は馬券に絡む。他に△4頭は可能性がある。
他の馬券に置き換えるとしたら、ワイド◎〜◯▲☆です。ワイド3点で的中できない人は、このフォーメーションが当たることはありません。(この意味が分からない人はフォーメーションに手を出してはいけません)
同じ7頭買っているのに、一頭軸より点数が少なくてすむ理由は、相手7頭を同評価しているわけではなく、「高く評価→3頭」「低く評価→4頭」と2段階でわけているからです。
「なるほど、すごく便利だ」
と思うかもしれませんが、要注意。
2列目の3頭をどう選ぶかはきわめて重要で、ここをなんとなく決めては回収率の向上はありません。
たとえば
◎【3番人気】 ◯【1番人気】 ▲【2番人気】 ☆【4番人気】
と、人気馬ばかりを上位評価してしまうと、△に多少穴馬を入れたとしても、思わぬ高配当は起こりにくい。
3連複フォーメーションはあくまでも高配当を狙いにいく馬券です。一定のルールを決めておくことで、このスタンスは保てます。
たとえば
◎【1番人気以外】 ◯【1〜3人気】 ▲【4〜6人気】 ☆【7番人気以下】
このように決めておけば「ある程度の的中を確保しながら高配当も狙いにいく」という3連複フォーメーションを使う意図が体現できます。
これはあくまでも例です。試行錯誤を重ねて、自分なりの型を見つけてください。3連複フォーメーションについて理解が浅い方は、とりあえずわたしのルールをマネてみてください。
大事なのは「ルールを決める」ことです。
ルールがあやふやだと、あっという間に点数が増えてしまいます。それが、フォーメーションの怖いところ。なんとなく点数が増えると、回収率は劇的に下がります。
3連複フォーメーションは上手く使えれば最高の馬券になるでしょう。しかし使い方を間違えれば地獄。メリット・デメリットをしっかり理解して、細心の注意を払って活用しましょう。
3連複フォーメーションの点数をまとめておきます。参考に使ってください。
■1頭ー3頭ー7頭(15点)
■1頭ー3頭ー8頭(18点)
■1頭ー4頭ー7頭(18点)
とりえずは、このあたりが買いやすいと思います。
点数が増えすぎるくらいなら、トリガミ覚悟で一頭軸に変えた方がいいです。
点数が増えすぎるということは「相手が絞れない」ということ。一頭軸を選択した方が、「絞れない」という意図にあった馬券になります。
5 【番外編】初心者禁止!変則フォーメーション
オマケに「変則フォーメーション」も紹介しておきます。
初心者の人は絶対に手を出してはいけません。地獄を見ますよ。
中級者以上の方に向けの馬券なので、解説もさらっといかせてもらいます。
◎◯〜▲☆〜印
1列目は人気2頭でOK。
「2強決着が見込まれるが、二頭軸で買うのは面白くない」と思った時は、▲☆に穴馬を入れて高配当を狙いにいきましょう。2強のうちどちらかがとぶというのはよくあること。「印」のところに2強を入れないのがポイントです。2強で決まる「堅い決着」なら、どうせ安い配当です。諦めましょう。
◎◯▲〜◎◯▲〜印
「3頭のうち2頭は来るだろ」という馬券。使える場面は限定的です。ちなみに3強オッズの時に3強を◎◯▲にすることはオススメできません。堅いオッズを中心に買うことになってしまうからです。◎◯▲3頭のうち1頭は穴馬を入れてこそ、真価を発揮する馬券です。
6 まとめ
どうだったでしょうか?
3連複は奥が深く、研究すればするほど使い方に悩む馬券です。
3連複の悩みを解決するために「3つの意図に応じて使いこなそう」という話をしてきました。
■トリガミ覚悟で高配当を狙いに行く
→3連複一頭軸
■狙いを絞って1点の金額を上げる
→3連複二頭軸
※ワイドも併用しましょう。
■的中率と回収率のバランスをとりたい
→3連複フォーメーション
馬券を買う上で大切なことは「自分の意図を馬券に反映させること」です。
3連複を制するものは競馬を制す
この記事が、あなたの回収率を上げるための一助となれば幸いです。
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