「それって、やりたいの?」
こんにちは! 鈴木貴之です。
個人の先生の集客相談に乗っていると、時々不思議に思うことがあります。
それは、その先生が情熱をもって教えようと思っていることを、やりたい人ってあんまりいないんじゃないかということ。
こんなことを言ったらムッと来る方も多いかもしれませんが、
「それって、誰がやりたいの?」
と思うような講座案を持ってくる人が多いのです。
とても不思議ですが、なぜかそういう先生が結構いるのです。
もちろん、先生自身ではその講座をやる価値や、それがどのように生徒さんの人生に影響を与えるかまで考えて企画するのですが、パッと見た時に「やりたい!」と思うような内容じゃないと、売れないんですね。
「うーん」と悩んでしまいます。
時には
「私なんて必要にされていないんだ・・・」と思うこともあるでしょう。
でも、そういう先生はほとんどこんな言い方をしています。
将来、世の中はこうなるから、こういうスキルを子供に身につけさせることが必要。だから、それを教える講座を開きます。
これでは売れません。
お客様が欲しいのは、「今、解決したい悩みを解決するもの」なんです。
もちろん、長期的視点を持って何かをやることの大切さは分かりますよ。みんながそうできたらいいなと思います。
でも、みんな忙しくて、「今」解決したいことが山積みなのです。
だから、その売り物と「今」をつなげてあげると売れるようになるのです。
やってみてくださいね。
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