KOMAD七不思議

KOMADのアドカレです。どうぞよろしくお願いします。

自己紹介

最近よくKOMADに入り浸っています。応化2年の高橋と申します。来年の4月からは本郷に通うので、来れても週1くらいになるので、会いたい人がいたらそれまでに連絡ください。

はじめに

色々あってアドカレを10個と少し書く必要があり、ネタ切れしています。本当に助けてほしい。課題や本やゲームを積んでまで文章を開く必要があるのか。今するべきことを棚に上げて、特段楽しいわけでもない行為によって時間が奪われ、家ではくねくねするしかない可哀想な大学生になっています。救って〜。

私がKOMADに来たのは2023年の4, 5月あたりでした。それ以前にどのような文化が育まれ、淘汰されたかは知りませんが、おそらくKOMADにまつわる自然を超越した話はありません。今ここに、私がKOMAD七不思議を打ち立てることによって、新しい文化を醸造します。あなたたちを恐怖の底に叩きつける。また、終電を逃し、どうしようもなくなって宿泊してしまった際のつまらなさを恐怖によって紛らわせるように七不思議は必要です。

一つ目、玄関の光

人間の持つ最初の光とはなんだろうか。おそらく炎である。我々は炎によって文明を起こしてきた。炎ほど偉大な味方はいない。同時に、炎によって人間は光を手にいれた。私たちは光に対して根源的な懐かしさを覚えている。

KOMADの玄関にはおしゃれな光が灯っている。暖色系の光が温かな印象を与えている。それは原初の炎によって植え付けられたものかもしれないが、私たちはKOMADの玄関で種としての一貫性を思い出す。

我々はKOMADを利用する時に電気をつける。これは温かみが原因ではなく、単純に暗いと前が見えないからだ。さて、KOMADから離れる時に、我々は電気を切る必要がある。他にもエアコンを切ったり、窓の戸締りなどを確認する。

ある日、私はKOMADで作業をし、終電近くになっていたので帰ろうとしていた。色々チェックをしてから、退室フォームを提出し、KOMADを離れようとする。当然ながら電気も切っている。スイッチの位置がわかりづらいのでまだ手こずっているが、ちゃんと消えていることを確認した。玄関の扉に手をかけた時、ふと後ろを振り返ってみると、部屋の中から灯りが見える。さっき消したはずだが、見落としがあったのかと思い、確認しにいく。終電が近くなっており、少々苛つきながら明かりを消しにいく。今度こそすべての電気を消してドアに手をかける。外に出たはいいものの、視界の端が明るい。うんざりしながら振り返ると一番大きなゼミ部屋の電気がついている。そんなはずはない。確かに切った。迫る終電が頭をよぎるが、流石に電気を切らないで帰ることはできない。渋々回れ右をし、部屋に戻る。今度こそ電気を切った。半ば逃げるようにしてKOMADから離れる。敷地外に出る時に、よせばいいものの建物に目をやった。玄関からは光が漏れ、もはやその光に温かみなどなかった。

二つ目、MTG2

KOMADは二階建ての住居である。一階は2LDK、二階は4Lである。一階の部屋はオープンな雰囲気がある一方、二階の部屋は少し狭いためかクローズドな雰囲気がある。

ある日、私は二階のMTG2で作業をしていた。一時期KOMADにこもっている時にお世話になっていた部屋だ。机椅子とホワイトボードが完備されているほか、テレビ画面をモニターとして使うことができ、非常に快適な環境である。途中で他の利用者がふらっとやってきたが、特に大きな問題もなく作業を進めていた。そろそろ作業を切り上げて帰ろうと片付けをした。準備ができたのでMTG2から離れようとした時、異変に気付いた。扉の向こう側に階段が見えたのである。MTG2は老化の尽きたりにあり、正面に畳の部屋があるため階段を見ることができない。その風景はまるでMTG1の扉を開けた時の景色である。私はおっちょこちょいな可愛いところがあるが、利用している部屋が途中でわからなくなるほどの可愛らしさを持ち合わせてはいない。日頃の疲れが溜まっているのか不審に思いつつも部屋を出る。この後取る行動など決まっているが、MTG2の扉の前にやってきた。おかしなことに首を突っ込んではいけないとわかっているものの、自身の好奇心を抑え切ることができず、MTG2の扉を開ける。足を踏みいれて電気をつけるが、そこには誰もおらず、いつもと同じように机椅子が置かれている。おかしかったのはMTG1なのだからMTG2に異変がないのも当然のことだと思い、部屋から出ようとドアノブに手をかける時に異変に気づく。私は扉を閉めた記憶がないのだ。ほんの少し目を離した隙に扉が閉まるほど立て付けは悪くないはずだ。おかしいと思いつつも手に力を入れてドアノブをひねるが、扉は決して開かない。どうしようもないのでslackで他の利用者に連絡をし、MTG2の扉を外から開けてもらうことにした。数分後にドタドタと音がしたので安心していると、slackにとんでもない文章が送られてきた。MTG2の扉は開いており、誰も中にはいないと。そんなわけがないので電話をかけようとしたが、なぜか繋がらない。その時、扉がガチャガチャ鳴った。

3つ目、キッチンの上

KOMADにはキッチンがある。料理とは栄養をとるだけではなく、一緒に食卓を囲むことで団欒を産み、集団としての結束を固くする側面がある。小規模な家の形成にとどまらず、国家の形成に至るまで食は非常に大きな因子である。その効力についてはここでは述べないが、皆さんも人と一緒に食事をとることを勧める。

ある日、私はいつものようにKOMADのキッチンに立っていた。他の利用者問い合わせたため、せっかくだから一緒にご飯を食べる運びとなった。あまり凝ったものを作るわけではないが、私が作ることになり、ぼちぼち準備を始めていた。他の利用者と取り止めもないことを話しているうちに料理はほとんど完成した。なんとなくキッチンで食べるよりもゼミ部屋で食べたい気分だったので全員で移動した。料理は胡椒を入れすぎたため若干から買ったものの、大学生の食欲を持ってすればすぐに片付いた。

私は食べるのが人よりも早く、先にキッチンに引っ込んで食器の片付けを始めていた。ふと上を見上げるとガラスで閉ざされているものの吹き抜けがあった。二階が見えるわけではなく謎の空間がぽっかりと開いており、デッドスペースとなっていた。KOMADを利用して一年と少しになるが、キッチンの上にこんなスペースがあることを私は知らなかった。前述のようにそのスペースに入り込む術はなく、はめ殺しとなっている。感心している時に視界の端に黒い異物を見つけた。種類はわからないものの虫の死骸がガラスに乗っかっているのだ。どうやって入り込んだかはわからないが、それは静かにそこにあった。不思議なこともあるもんだと思いながら食器を洗い続け、他の利用者にもそのことを教えてやると、意外にもみんな知っているようだった。確かに嬉々として教えることではないが、私にはそれが面白く感じられた。

翌日も私はKOMADに来た。その日は誰もいなかったが、なんとなく料理をする機運になり、ガチャガチャ準備を始めた。なんとなく上を見てまたデッドスペースと目が合った。だからと言って何か問題があるわけではなく、そのまま調理が終わり、ご飯を食べた。最近疲れていて、ご飯を食べたら眠くなってきたので少しだけ突っ伏して寝ることにした。腕を枕にしていたので時期に痺れてきて起き上がるとあたりが暗かった。誰かが電気を切ったのかと思い周囲に目を向けると四方が壁に囲まれていることに気づいた。意味がわからない。先ほどまで寝ていたのに今は知らない場所にいることを受け入れる前に、暗所かつ閉所にいるという恐怖に襲われており正常に物事を考えられない。結果として、夢であることにし、続けて寝ることにした。

起きてみたが状況は変わらない。夢が夢でないことだけが理解できた。下を見た時に先日見た死骸と目が合った。

4つ目、階段下

奥にある機械が夏にめっちゃ熱い。

5つ目、サロンの本棚

一冊本を仕舞おうとすると別の本が飛び出てきて、いつになっても仕舞うことができない。

6つ目、チェキボード

まじで誰も知らない人がチェキボードにいる。

7つ目、

終わりに

私は七不思議を作ることができました。創作ではあるものの、KOMADやその関係者に風評被害を与えてはいけないので、直接的な怪我の表現を避ける必要があり、引き出しの狭い私にはなかなか難しさかったです。また、創作をしたことがなく、非常に短調で読みにくいものになりました。終いにはネタ切れになり、最後の方とか適当になってしまいましたが、絶妙に嫌なものを記載しました。是非ともこの七不思議がKOMADに恐怖の文化を根付かせてくれることを祈っております。

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