Len Movie "Hands & Hearts" を公開しました。
先日4周年を迎えたLen京都河原町の、新たなムービーを本日公開しました。
タイトルは“Hands & Hearts”。Lenの穏やかな日常でも、京都のうつくしい風景でもなく、四年前の工事期間半年間をまとめたものです。
なぜいまこのムービーなのか。それはあの工事の日々が、Lenという物語の始まりだったことを、年月を重ねるほどに強く実感するからです。
北海道から海を渡って運ばれてきたカウンターにはじまり、日々変わる景色に胸を弾ませ、作業に目を回しながらも理想の空間を思い描き、それぞれにできることを最大限に考えて過ごした工事の日々。
そんな中にあふれる、真剣な眼差し、明るい笑い声、仲間と呼び合える人たちとの時間。特に、大工さんたちからは、働き方や生き方についてまで学ばせてもらっていた気がします。
そんな期間を過ごして完成したのがLen。改装に関わった多くの方の思いを受け取って誕生した場所です。
Lenの名の由来は漢字の「連」。山々の連なりや歴史の連なりといった京都という土地への敬意とともに、人同士の連なりを大切に、永く根付いていく場所になるようにと願いが込められています。
「良い場所になるように」と、たくさんの思いを受け取ってつくられたLenが、今度は訪れる人たちにとびきり良い時間を提供し、これからも末長く愛されていくように。
その思いの原点にいつでも立ち返れるような映像が出来ました。
"Hands & Hearts - The Beginning of Our Story -"
ぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=tAPeonVWrkI
(Director/Cam/Edit : Yikin Hyo)
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最後に
大工さんの手元を撮り続けるのはかなり大変なことで、カメラマンの馮意欣君が下地として大工さんたちと関係を築けていたからこそ撮ることができた映像だと思っています(映像の冒頭なんて数日掛けて北海道からの密着だし)。
僕たちが運営するホステルの中でも、工事中にカメラを回していたのはLenだけ。おそらく今後も撮ることはないでしょう。
なので、あのとき撮り溜めていたことも、「いつか使うかもしれない」と保管されていたことも、こんなに心を震わせる作品として完成したことも、四年の月日を経て改めて公開できることも、ちょっとした奇跡の連続で、馮意欣という才能の賜物だと感じます。馮君、本当にありがとう。
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"Hands & Hearts - The Beginning of Our Story -"
https://www.youtube.com/watch?v=tAPeonVWrkI
Len 京都河原町
https://backpackersjapan.co.jp/kyotohostel/
Backpackers' Japan
https://backpackersjapan.co.jp/company/
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