TAKA blog第11回「オブリを極めるコツはバラードにあり」
どうもTAKAです!
今回のテーマは、
「オブリを極めるコツはバラードにあり」です!
ギターがある程度弾けるようになると様々なテクニックを知って、
より表現方法を知っていく事で、
曲へのスパイスを加えるプレイが出来るようになるかと思います。
その中でも、
オブリと言う単語を耳にすると思います。
今回は、
そのオブリについてのお話です!!
・オブリとはなんぞや??
オブリガートの略で、
伴奏をする中で、
主メロとは別のメロディーを演奏し、
曲にスパイスを加える、
メロディーカウンターの事指します!
よく曲作りやアレンジの際などに、
「ちょっとギターでここオブリ入れてよ」
などと注文いただく事がよくありますw
その時に瞬時に良いフレーズを入れるのは経験と技術を求められますが、
いくつかのポイントをしっかり知っておく事で、
自由にオブリを入れられるようになれるのでその練習法をご紹介します!
・オブリを入れるポイントは?
オブリを入れるのもただ闇雲にフレーズを弾いてしまっては返って曲を崩す場合があります。
なのでここで一旦ポイントを把握しておきましょう!!
・メロディーの隙間を見つける
・コードを意識する
・他の楽器がどう弾いているかを把握する
この3つがまずオブリを弾く上で抑えておきたいポイントになります。
・メロディーの隙間を見つける
曲の中でも一番重要なのが主メロです!
このメロディーを盛り上げるための伴奏としてオブリがより効果的で、
曲を盛り上げます!
ただいざオブリを弾こうとしても、
最初にどこにオブリを入れれば良いかを分からない方も少なくないと思います。
そこで抑えておきたいのが、
曲の中でメロディーの音が伸びてる時と無音なところを知る事です!
メロディーが歌の場合は必ずブレスをしたり、
小節の折り返しや、
セクションの変わり目などはメロディーが伸びていたり、
メロがなかったりします。
その部分のことを隙間などと言います!
オブリは隙間だけに入れるものではないですが、
この隙間をうまくオブリ埋めることが曲に良いスパイスを足す事ができます。
・コードを意識する
曲にはコードが必ずあります。
このコードが何を弾いているかで弾ける音や合うプレイが見つかるので、
しっかりとコードも把握しておきましょう!
また、
コードのボイシングをいくつか混ぜて弾くだけでもオブリになるので、
様々なボイシングを知っておくと良いと思います!
・他の楽器がどう弾いているかを把握する
隙間を埋めるのはどの楽器も狙っていますw
曲や雰囲気に合わせてオブリを弾く中でも、
他のパートがどんなプレイをしているか?
アンサンブル的にギターでオブリを弾くか、
逆に他のパートに弾いてもらうかをしっかり聞き分けたり、
予測する事で良いアンサンブルを作る事ができるし、
音でのキャッチボールができるようになります。
曲のアレンジの中では、
話し合って決めることもありますので、
しっかりと把握しておきましょう!
ポイントは他にもありますが、
まずはこのポイントをしっかりと抑えておくと、
逆に隙間以外に敢えてオブリを入れられたり、
メロディーとハモったり、
より表現方法が豊かになるので、
まずは初歩的な部分からしっかり身につけたいところだと思います。
・オブリを極めるコツはバラードにあり
オブリを入れる為にも必要なのが、
ギタープレイに少し余裕がある事がとても大切です。
例えば、
弾くのがやっとのテンポの曲の中ではオブリを入れるにもいっぱいいっぱいになってしまいます。
そこでオススメなのが、
遅いテンポの曲です!!
ゆっくりな曲だと弾くのにも余裕が生まれるので、
オブリを入れる練習にはもってこいです。
また、
早い曲で入れたい場合も、
まずはゆっくりなテンポで無理なく弾けるようになってから早くしていくのがオススメです!
テンポの話になりましたが、
テンポがゆっくりでかつ、
メロが伸びている部分が多く、
曲の雰囲気が求められるのがバラードです!
バラードは曲に雰囲気があるので、
フレーズの良し悪しが出るし、
テンポ的にも弾きやすく、
メロディーの隙間が多いのでオススメです!
また、
フレーズに困った場合にも様々なバラードを聞いてみると、
バラードには良いフレーズが入っている事が多いので研究材料としても良いと思います!!
慣れてくれば、
より自由に表現できると思いますが、
バラードを極める事で、
どんな曲でも雰囲気を大切にしたオブリを入れるプレイをできるようになるので、
是非バラードの曲で練習して見てください!!