ハリーポッタースタジオツアーへ行ってきた

夏休みを利用して、ハリーポッタースタジオツアーへ行ってきた。
(2023年8月訪問)
そこでの感想と気がついたこと、気をつけた方が良いことをまとめてみました。

1️⃣体験型美術館
2️⃣再入場について
3️⃣バックロットカフェについて
4️⃣グッズ売り場について
5️⃣映画の中に入ったような動画を撮れる
6️⃣アプリについて
7️⃣スタッフさんについて
8️⃣まとめ



1️⃣体験型美術館

ハリーポッタースタジオツアーズは、一言で表すなら、
体験型美術館。

基本的には、美術館だと思って行った方が良いと思う。
USJにハリーポッターエリアがあるけど、それとは全く違うし、ディズニーランドとももちろん違う。

導線が決まっていて、ショートカットでどこか目的の場所へ
近道する事が出来ない。
屋内で、大声をあげたりするとかなり響くので、
子供が泣いてしまってあたふたしている親御さんの姿も見かけた。

事前に見た情報で、飲食店が4店舗ある。
という案内を見て、4店舗がバラバラにあると思っていたのだが、
入り口に2店舗、中間地点に2店舗というふうに、
それぞれ同じ場所に2店舗ずつある為、

実際には、途中で疲れたとしても、中間地点にあるその2店舗のどちらかで飲食しないと、出口まで何も無い(入り口と出口は同じ場所で、平均で入場から退場まで4時間かかると言われている)。

トイレは、大人などは特に困らない位の間隔であったが、
小さい子供と一緒に行った場合は困るんじゃないかと思った。

途中のベンチはほぼ無い。
そういう点でもやはり美術館と思った方が良いかもしれない。
歩き疲れて座りたくても大抵は、誰かが先に座っている。


混雑具合については、
私達が入場したのは9時半で、出たのが15時半ごろだったが、
混みすぎて困る。という事は一度もなかった。
(この日のチケットは全て売り切れで満員入った状態)

入場する時間を30分ずつ、ずらしているためかもしれない。

12時ちょうどのお昼に寄ったバックロットカフェでも席は普通に取れたし、
動画を撮る列や、写真を撮る列などもそれほど待たずに数分ですぐに撮れた。


2️⃣再入場について

公式では、再入場は出来ないことになっている。
私達は持ってきた杖を、車に置いてきてしまって、それを入場した後に気がついたのだが、インフォメーションセンターの方に相談をすると、

「本当は禁止されているのですが、1名までなら」と、
有難いことに再入場の手続きをして下さった。



3️⃣バックロットカフェについて

私達は、中間地点にあったバックロットカフェで昼食を食べた。
私と夫はグリフィンドールプレート、子供はハッフルパフプレートを選んだ。
金額は高い。それぞれ飲み物がついて、3,200円と2,800円。

量は、大人でちょうど良い。
小学生だと食べ切れないかもしれない。


グリフィンドールプレートは、ローストビーフをメインとしたお皿で、
とても美味しかった。

付け合わせについていた、シュー生地の甘みを無くしたような物が、
イギリスっぽくて(?)良かった。

ハッフルパフプレートは、薬草学をイメージしたという内容のお皿。
メインのチキンにハーブで味付けされているのだが、
これはちょっと好き嫌いが分かれそうな味だった。


子供が「大草原の味がする」と言うので、
夫が食べてみたら、「ほんとだ、大草原の味だ」と言っていて、
何それ?と思って私も食べてみたら、「ほんとだ、大草原の味だ」となった。
日本人はほとんど食べたことがないハーブの味なのではないかと思う。


付け合わせに付いていた土が入ったように見える鉢の上に
ドーナツが乗った料理はとても面白かった。
結局その土を模した物が何で作られてるのか分からなかったけど、それは美味しかったし、
家族で使われている食材について「これじゃない?」「違くない?」と話しながら食べるのも楽しかった。

このチキンのプレートは味重視というよりも、
エンタメだと思って食べた方が良いかもしれない。

薬草学の再現性が高くて、面白い。
薬草学と、大草原を感じられる味でした。

どちらのプレートも、外国みが感じられてとても良かった。


4️⃣グッズ売り場について

グッズ売り場は、入り口にメインの大きな売り場と、
途中の9と4分の3番線前に2つある。
 
もし、9と4分の3番線前のショップに欲しい物があったら、
そこで買ってしまうのが良いと思う。
子供は、そこでマルフォイのノート(?)が気になったのだが、
入り口のショップにも同じ物があるだろうと思い、
最後に全てを見て比較してから買おうと思っていたため、
そこでは買わなかった。

すると、最後出口まで辿り着き、
入り口のショップを見て回ったが(出口と入り口は同じ場所)、
そこには売っていなかった。

すでに5時間以上歩き回っており、そこまで戻る気力も無く、泣く泣く諦めた。
(東京ドーム2個分の広さらしい)

9と4分の3番線にもし気になる商品があった場合は、スタッフさんに入り口のショップに同じ物が有るか、確認するのが良いと思う。



5️⃣映画の中に入ったような動画が撮れる

動画として、家族全員で残るデータがもらえるのがとても嬉しかった。

普段、テーマパークや観光地に行ったとき、誰かしらがカメラで撮る係りになる為、
家族全員写っている写真がどうしても少なくなってしまうけど、
ここではみんな揃って撮れる上に、動画だし、
面白い体験をしながら撮れる。

この事こそが、他のテーマパークとの一番の違いで、とても貴重だと思った。



6️⃣アプリについて

体験型美術館だ、と冒頭で書いたが、
途中途中で、映画の中に入ったような体験ができる撮影スポットがある。

そこで撮った動画をダウンロードできるアプリに始めに登録するのだが、
出口間際で間違って消してしまって、
それをインフォメーションの方に相談したら、
復元する手順を教えてくれて、ちゃんとデータも入っていた。

そういう人は他にもまあまあいるらしく、
分かりやすく教えるための、図が書かれた用紙が用意されていて、
慣れた様子で丁寧に教えてくれた。



7️⃣スタッフさんについて

スタッフさんのホスピタリティーは、素晴らしいです。
ディズニーと、USJのどちらとも違いました(ディズニーとUSJのホスピタリティーも素晴らしいです)。

あくまで私の中のイメージですが、
USJではとにかく話しかけてくれる。
チケットを購入する所から始まって、お会計時、乗り物に乗る時、必ず声をかけてくれるスタイル(私が行ったのは2022年3月に1回のみ)。

このキャストさん達のお陰もあって、
私はこの2022年が初めての大阪だったのですが、大阪人が怖くないと分かって、(「秘密のケンミンショー」とか見てると手厳しいイメージがあった)大好きな場所になりました。


あとよく比較されるディズニーですが、
こちらもあくまでも私の中だけのイメージですが、
最近のディズニーは、特にキャストさんから話しかける事はあまりなく、
でも元気の良い人たちという印象。
困ってればいつでも助けますんで、声かけてね、スタイル(私が最後に行ったのは2022年12月)。
これはこれでめっちゃ楽。この感じもかなり好き。


では、
ハリーポッタースタジオツアーズのスタッフさん達は、どうだったかと言うと、

案内する声を、多くの人に聞こえるようにかけ続けてくれている場所が多くて、
こちらからも聞きやすい雰囲気があったり、
売店で手に取った商品などがあると、その商品についての説明で、
声をかけてくれたりする。


バックロットカフェの配膳の時も、そのプレートにちゃんと意味が込められてるので、説明してくれてとても感じが良かった。

バタービールを飲める場所が屋根のある屋外なのだが、
私達が訪れた時間にちょうど通り雨が降ってきて、
特に濡れてもなかったのだが、
一番外側にいた私達のテーブルに気がついたスタッフさんが、
「内側にテーブルをずらしましょう」と提案してくれて、
一緒にずらしてくれたのも、嬉しかった。



また、事前に予習してYouTubeを見てから行ったのだが、
そこで言われていた事と違った点もあった。

私が見た人のうちの一人は、
「コスプレをしていくと、とにかくスタッフさんがそれを褒めてくれる」
という話をしていたのだが、

子供はグリフィンドールの服を着て杖を持ち、私はグッズを身につけていたが、
特にそうした服装を褒められるような声はかけられなかった。

また、分かりやすくローブを着てる人でも、そのような声をかけられてる人は、全く見なかった。


もう一つyoutubeで、
「スタッフさんがいろんな場所で写真を撮ってくれて、その撮り方や画角がとても上手い。」
と言ってる人もいたのだが、
私が見る限りでは、スタッフさんが誰かに撮影を頼まれて撮っている姿は見なかった。

9と4分の3番線前で、写真の列ができているのだが、その場所でも、
いるのは列の最後尾の案内をするスタッフさん一人だけで、
先頭にはスタッフさんはおらず、
撮る番が回ってくると、みんな次の人へカメラを渡して撮ってもらっていた。


もしかすると、スタジオツアーズが始まった頃に比べると、接客スタイルにも変化があるのかもしれないな、と思った。


ただ、ひとたびこちらから話しかけると、キャストさんもハリーポッターファンだという事が伝わってきて、とても会話がはずんだ。
子供が持っている杖を見て、推しが誰なのかもすぐに気づいてくれたし、
ファン同士の熱い会話ができて、それもとても楽しかった。


スタッフさんのホスピタリティはディズニーとUSJとハリポタで違いがあった。
スタッフさんとお客さんの距離感がそれぞれ違う。

これは好みによると思う。
話しかけられるのが苦手な人は、ディズニーが一番良いと思うし、

毎回スタッフさんと話したい人はUSJが良いと思うし、

ハリポタでは、話しかけてくる人もいるし、いない人もいるし、
こちらから聞いた場合には、豊富な知識量と、
スタッフさんもハリポタファンであると思われる熱量が伝わってきて、
楽しく会話できると思う。


(あくまでも私の主観で、スタッフさんお一人お一人で違うので、
テーマパーク別にはくくれないとは思いますが)



8️⃣まとめ

途中、美術館にいるような感覚に何度もなった。

順路が決まってる事や
ところどころにトイレと、少しのベンチがある事。

ほぼ屋内なので、うるさくするとちょっと響いてしまう事。

途中、順路の真ん中ほどにあるレストランは、金額的にはUSJと同じくらい高いけど、味はロイヤルホストが提供している、という事だけあって、美味しかった。

ハリーポッターファンの方はぜひ、訪れたら楽しいと思う

家族が演技をしながら動画に収まる。
という体験がどこのテーマパークにも無い、経験したことのない初めての体験で、それがちゃんと編集されてデータでもらえるのだから、こんなに良い事は無いな、と思った。

もし映画を観たことがなければ、ぜひ観てから行くと何倍も何十倍も楽しめると思う。

最後まで読んで頂きありがとうございました。


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