私が自分と向き合いはじめたはじまりの本
森田ゆりさんの著書『癒しのエンパワメント』。
父からの性的虐待を知った母がこの本をくれた。
当時の私は難病に侵されて
身動きがとれず、痛みに苛まれていました。
この本を手にしたことが希望となり、
自分と向き合うことをはじめました。
だれにも頼らず、この本だけをガイドに
日々自分と向き合う時間。
幸い身動きも取れない身体だったから
他にすることもなし。
この時期はがむしゃらだった。
過去の自分との対話を日々ノートに書いて。
ワークをして。
激しい感情の嵐と対峙して。
ベッセル氏の言う
『回復への道のりにはつきものの魂の闇夜』の
時期だったと思う。
この本はトラウマとは一生つきあっていくもの
というスタンスで書かれているものだけど、
私はそうは思わない。
過去にどんなことがあっても
今を新しく生きることができると
私は思っています。
とはいえ、
きっかけとはすごいものだと思う。
この本がなければ
私が自分と向き合うことは
なかったかもしれないんだから。