#1563 ノイズが多すぎやしないか?
マイナンバーカードの更新通知が届く。18歳未満は5年更新だそう。そういえば、5千円分のマイナポイントにつられて作成したのであった。あれからもう5年か。
封書を開けてみると、更新の方法は様々だとわかる。ただ、説明が多すぎて読む気にはならない。
これはジョブズ流Thinkシンプルの弊害なのか?
ガラケーののような分厚い説明書を廃止し、シンプルな紙一枚に慣れきった生活を15年も続けていると、たかだか3枚の紙でも読む気が失せてしまう。
いや、『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』に書かれているように、「働き過ぎ、かつノイズ多すぎで処理できない問題」なのかもしれない。
実際に送付されてきた書類の一部。これだけでも説明多すぎ・ノイズ多すぎと感じてしまう。
結局のところ「推し」はスマートフォンで申請なんだから、その他は思い切って省いても良かったのではないか?
加えて、スマホ普及率97%の我が国において、それ以外の方法はノイズでしか無い。仮に7割の方がスマホ申請するとして、残りの3割はコールセンター対応でも良かったのではないか?
実際にスマホ申請はあっさり終わった。ものの5分くらい。ステップは写真を撮って指定のサイトにアップロードするだけ。
方法は極めてシンプルなのに、これだけの大層な情報で説明される。しかも自分にとって大半が不要。そうなると、やる前から「なんだか難しそう」と勝手にハードルが高くなってしまう。
これも「デザインの敗北」の一種なのかもしれない。
そして、テプラ文化が大嫌いな私にとっては「もうちょっとシンプルにならんのか」と考えてしまった出来事であった。