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#946 なぜ毎日アウトプットするのか
毎日noteを続けていて、間もなく1000日目に到達する。当初の目的は「頭のリハビリ」。使わなくなった頭をフル回転させて、毎日何かしらのアウトプットをすることで、頭の体操ができ、思考力が鍛えられるんじゃないかと目論んでいた。
「毎日アウトプットする」という締切を強制的に設けているので、思うように書けない日もある。そのため、当初の目的である「頭のリハビリ」ではなく、単に続けることが目的になる、いわゆる「手段の目的化」という状態に陥ることもしばしば。
そんな時は、「これなんのためにやっているんだっけ?」と自分に言い聞かせ、当初の目的を見失わないよう軌道修正をかけながらなんとか続けてきた。
昔読んだライフハック系の本で1万時間の法則というものを知った。これは超ざっくりと言うと、どんなことでも1万時間をかければ、そのスキルを習得出来るという法則。マルコム・グラッドウェルさんが唱えた理論。
ところが、この「1万時間の法則」には誤りがあって、ただ惰性で1万時間を過ごすのではなく、ちゃんとした訓練を受け、適切なフィードバックも受けながら練習すると1万時間どころか千時間でも上達するらしい。これは最近知ったこと。
1000記事くらいたまってくると、過去に書いたことすら忘れているnoteが時間差で「スキ」をもらえることがある。そして、そんな時は過去の自分を振り返って「意外といいこといってるじゃん」と1人悦に入ることもしばしば。
そう考えると、毎日頭の中をよぎっていく様々な思考の変遷を捕まえて、こうやって毎日アウトプットすることも悪くはないなと思えるのである。