台風19号から学んだこと。心理勉強日記15日目

こんにちは。
手相が見れる美容師タカフミです。
心理学を学び、
心理カウンセラーの資格を一か月で取ること。
資格取得までの毎日の勉強日記をつける。
という宣言をして、15日目の投稿です。
当初予定した投稿とは別の記事にさせていただきました。

昨日は最大勢力の台風で、自分の家族が住んでいる地域より高台の妻の実家へ避難のためお世話になっていました。
とにかく僕の地域は無事でした、周りに大きな被害がなくてほんとによかったです。
今回は心理の勉強ではありませんが、その際、切削詰まった状況のときの自分の思ってたことを赤裸々に書いてみました。誰かのためになればと思います。

最大勢力台風19号

午前中はいつもと変わらない土曜日を迎えました。
僕は美容師!予約も入っていたのでいつも通り店へ出勤し朝9時から仕事をしていました。

そのときの心境としては
また大きな被害にはならないだろう、大丈夫
と思っていました。
埼玉県の大宮という地域は、有難いことにほんとに災害がなく安全性が高いところなんです。

いつもと違ったのは、予約キャンセルの電話がずっと鳴り、午後13時以降の予約は0になりました。

店にいても、無駄な時間を過ごしてしまうし、台風の予報があったので渋々自宅へ帰りました。
かなり不謹慎ですが、
台風の危険を感じるのが普通なところ、
僕は店の売り上げの心配をしていました。

安全な地域にいるという変な自信が命を失いかねないことになると今は反省しています。

運よく、雨足のあまり強くない時間に帰ってこれたので、この時も
きっと埼玉はまたそれるでしょ
とまた変な自信を持っていました。

午後15時を過ぎた辺りから、雨足が激しくなり近くの川が氾濫し出しました。
家の前の道路も冠水し始め、16時になる頃には、テレビやネットニュースからは
最大級の警戒」「命を守る行動を」がしきりに流れ始めました。

僕の心は焦り始めていました。
テレビから情報を取ろうとすればするほど、
最大級の警戒」「命を守る行動を」がプレッシャーのように流れてくるんです。
正直、抽象表現すぎて自分が何をすればいいか?という明確なものはテレビからはわかりませんでした。
悪戯に恐怖心を煽られるばかり、どんどん焦りは恐怖に変わっていきました。

雨の激しい地域に表される雨の分布の色も恐怖を掻き立てました。

赤や紫の特別大雨警報の色は、災害の深刻さを表すと同時に、その色の地域にいるというのは恐怖になるんだなと初めて知りました。
今までこんなことになった記憶もない自分にとっては初めての感覚でした。
こちらが不安になればなるほど、子供にも伝染してしまい、子供に不安な顔をさせてしまいました。
「パパ大丈夫?」なんて言われてしまいました、、

やっと
もっといろいろ準備しておけばよかった」と後悔しました。

ただ、後悔して終わったらほんとにただのボンクラです。今できることを全力でしよう

まずは地域の状況を把握、食料、大事なものの荷造り、いつ避難勧告が出てもいいように準備をしました。
Twitterからも必要な情報が数多くあり、参考にしました。
数カ所ある避難場所も把握するため、埼玉県のアプリをインストールして、チェックしました。

避難場所は小学校が多く、なるべく高台の場所を選びました。
最終的には妻の実家が一番の高台であり、もし避難しても、メンタル的なストレスや子供もある程度自由にさせてくれるのでフラストレーションになりづらいだろうという判断で妻の両親に電話でお願いをしておきました。

子供の食事、風呂なども終わらせ、準備万端で避難準備をしました。

ついに19時になると風が強くなり、雨が横殴りになったと同時に、近くの河川付近が完全に冠水。
避難勧告が出ました。

河川洪水の可能性がある地域。レベル3の状況。
子供もいて、移動に時間がかかりそうだったのでこの時点で移動を決心しました。

さあ出発だ。
そのときには、メンタルがかなり安定していました。子供も僕が自信を持っていることが伝わったのか、安心して着いてきてくれました。

暴風域が過ぎるまで、安心はできませんでしたが、何事もなく、また今日の朝を迎えることができ、何事もなく日常を送れることはこの上ない幸せなことだと思いました。
今日は有難いことにたくさんのお客様をカットできました✨

なかなか、切迫詰まってきたり、自分事にならないと動けないという方は多いのではないでしょうか?
僕も情けないくらい危機感がなく、ほんとに恥ずかしいばかりでした。
でも今回の経験は今後に活かしていけると思ってます。
今後も自分の身を守るのはもちろん、誰かのためになにかを発信したり、今回の経験を残したいと思いnoteに書き残してみました。

今回の経験で僕が思ったこと

準備がすべて!ということでした。
・皆さんが必要と言ってくれている水や1日分の食料、毛布など (Twitterなどにも書いてくれてます)
・貴重品(災害時は空き巣が増える)
・リアルタイムな情報を取れるツール

情報ツールは非常に大事です。
ただ、テレビや自分の位置をピンポイントに知れないツールは注意が必要だと思いました。
もちろん、テレビの必死の呼びかけは非常に有難いものです。何度も何度も「命を守る行動を」と訴えてくれていたことで救われた方もたくさんいると思います。

でも、僕のようにテレビで自分の地域ではない災害の情報を仕入れすぎると、焦りの原因になるので気をつけた方がいいと思います。

メンタル面の安定は周りの人へも大きな影響を与えます。
人はゆとりが安心に繋がり、安全な判断ができます。
避難指示が出たときでも、焦らず自分の状況を把握して、対処できるか、メンタルを極力安定させておける準備をしておいた方がいいと思いました。

避難指示が出た際、ネットに出てない僕が思ったこと

基本はネットに書いてくれてるのでよく見ておくといいですよ。

・Twitterのリアルの情報が助かりました。ハッシュタグで台風、地域など入れるとわかりやすいです。

・家にいた方がいいのかの判断は、避難所より自宅の立地がいい場合(高台)がありますから自宅と避難所の標高を事前に知っておくといいです。
水害がある地域なのか?土砂は大丈夫なのか?なども含めてです。

・車が使えるのは避難勧告まででした。
僕の地域は避難指示まで行くと車の使用は禁止とのアナウンスでした。生身ではいけないことの方が多いので避難勧告までに避難所へ行くかは判断すべきだと思います。僕の家は川沿いだったので避難が必要と判断してました。(避難準備→避難勧告→避難指示の順に警戒レベルに合わせて変わります。)

テレビから流れてくる情報よりも、自分の身近な情報を仕入れておくにはこれらのことが大事だと思います。
ほんとに自分の住んでいる地域のことを知った上で、避難の情報を見るのでは、判断力が違います。
僕から言えるのはそんなところです。

まさか自分はならないとは誰もが思うもの。
災害時だからこそ、
今回は災害を肌で感じたリアルな気持ちを書かせていただきました。誰かのためになれれば有難いです。
今回もありがとうございました。

心理勉強日記はまた明日更新しますね👍

#手相が見れる美容師

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