海と花火
海での思い出といえば高校時代のヨット。それ以降はサーフィンのことがほとんどだ。専門学校時代にスキューバダイビングを体験したが、その時に水の中は怖いという意識を残念ながら持ってしまった。だから僕の海の思い出は海上での事ばかり。ヨットでの疾走感。国体での2位フィニッシュした時の感動。サーフィンで波に乗る感覚は上達するほどに気持ちよくて、一生追い求める価値があるものだ。
ところが先日の新潟の海で海中の素晴らしさも知ってしまった。「どこまで見えるねん」と思うほどの透明度の水の中で小魚と戯れながら泳いだり。底にある貝を試しに取って見たり、魚をモリで突く真似をしてみたり。テレビで見る南国の海を楽しむ風景をなんと家から1時間半程度の新潟の海で味わうことができた。子供も一気に海好きになり、深いところでも恐がらずに楽しむようになった。こういうところでいっぱい遊んで海中が好きになってからスキューバダイビングをやったならまた違っただろうと思う。
自然の中で遊ばしてもらうことは本当に素晴らしい。もう子供をプールに連れて行く必要はなさそうだ。
2018年8月4日