Osanazぷろじぇくと! 設定資料集
最新作。
Osanazぷろじぇくと!
3rd session.
たかふみ25
Takafumi Nyanko
「第3作時点での設定資料」
0、概要。
【note用記事】
「幼なじみシリーズ」の後を継いで始まった
新シリーズ「Osanazぷろじぇくと!」の設定を纏めている。
<制作の経緯(いきさつ)>
新シリーズは前シリーズ主人公・淡絵一也【小花衣もみじ】の妹、淡絵日南【愛沢日南】の物語となる。
1作目で筆者の思いもよらない成長を見せた彼女はアイドルユニット「第3期Osanaz」のプレイングプロデューサー(プレイングマネージャーならぬ)となってしまう。
メインプロデュースを行いつつも自らもいちアイドルとして最前線に立つというものだ。
また、2作目では仮想敵たるユニット「チョコシュークリーム」の他に、
新規アイドルユニット「真夜ねーず」が登場する。
そのメンバーのひとりと第3期Osanazメンバーのひとりが因縁的関係にあり、今作ではそれを掘り下げつつ「闘い」を描いていく。
1、第3期Osanaz。
淡絵一也がプロデュースする、バーチャルアイドルユニット「Osanaz」の3番目。
初代(第1期生)Osanazメンバーだった粒野響子がマネージャーを務め、
一也の妻で神絵師である怜音(旧姓:籠森怜音)がメタバースアバター提供を行う。
→メインプロデューサーは日南に変更。現場と会議室の二面の視点で運営していく事になる。
淡絵 日南 【愛沢 日南】(あわえ ひな)
主人公であるごく普通の中学2年生。4月生まれの14歳。彼女は2073年に生まれたので、この物語の時代は2087年という事になる。
第3期Osanazのプレイングプロデューサー。
淡絵一也の年の離れた妹。兄への反抗心からか、配信活動やアイドルには興味を持たなかったが、見届け人としてこのプロジェクトに参加することを通じ成長していく。
好物はわさび。彼女の行動原理・哲学もわさび。
わさびのような応用の調味料から入っているためか、料理も得意。
努力重視の大器晩成型である兄とは逆に天才肌で飲みこみが早い。
運動は比較的弱いようで、自称「箸より重いものを持てない清楚」。
モチーフはにじはし家(小花衣もみじや華月エアリが有名。)の末妹・愛沢日南ちゃん。
箸より重いものを持てない、清楚。
正統派アイドルを志すVtuberである。
わさびと「ブルーアーカイブ」(美少女銃撃戦ゲーム)が大好き。パァ!
→専用アバター「Rainbow」【にじはしそら】
怜音が第3期Osanazのために予備的に用意していた、11番目のメタバースアバター。
一也と日南の祖母である伝説のVtuber「小花衣くれは」【小花衣もみじ】からデータを集積して構築したものである。
イメージカラーは虹色。日南が纏うと純白の衣装がカスタマイズされた。
モチーフは神絵師のにじはしそら。男性。彼の娘たちが個人勢Vtuberとして活躍しており、姉妹関係を構築している。
灯瀬 めり 【友瀬 芽梨】(ともせ めり)
第3期Osanazのリーダー。
ていうか、プロジェクト開始時点で彼女しかメンバーがいなかった。
「勇者」になる事が目的の少女。現役大学生。
幼い日に「魔王の襲来」を目の当たりにし、「彼女を打倒し、世界に平和を取り戻す」という刷り込みを受けた。→別項目参照。
華奢な少女が大振りな「天空の剣」を軽々しく持っている姿のアバターを纏う。
チョコミントが大好き。
モチーフ元はSHOWROOMから始めて現在YouTubeに活躍の軸足を置いているVtuber。
彼女も勇者だが、親友関係にある男の子が勇者で、それを支える立ち位置という「設定でやって」いる。
歌うまのオールラウンダー。低音系の歌唱に定評がある。現役大学生。推定20歳。(飲酒ができることから)
月島 イロハ 【月影 イロハ】(つきしま いろは)
この世界観に於ける「3人目のいろは」。1「いろは」2「Iroha」3「イロハ」。
「月の女神」と呼ばれる、美しいルックスを誇る女性。昼はOL。夜は流しの歌姫。嘗てのシェリアを彷彿とさせる優雅な佇まいを持つが、ぽんちゃか。通常は眼鏡をかけている。
好きなものに関しては限界オタク気質である。エロに抵抗がない。
第3期Osanazのメインボーカルを担当する。
モチーフは「月の女神」をコンセプトとした個人勢Vtuber。天上神から月の守護を命じられた、ほんまもんの女神らしい。我々が視認しているのは人間界での仮の姿らしい。真の姿は髪が極端に長く、背中に大きな翼を常設しているため、人間界の日常生活が困難だそうだ。
地道な活動をしているが、例えばクラファンを開始日即日で達成するようなファン「月民」の強い結束力を潜在的に持つ。
→専用アバター「Lunataso」【桜羽 ルナ】
「女王」をコンセプトとしたメタバースアバター。
調 音葉 【調月(つかつき) 音葉】(しらべ おとは)
静岡県浜松市在住のアイドル。
短髪なボクっ子で、軽快なダンスパフォーマンスに定評がある。
彼女のパフォーマンスを見ると不思議と元気が出るような、ビタミン的な魅力を持っている。ビタミンカラーの衣服を好んで着る。
音先輩こと音夢(ねむ。前シリーズのヒロインのひとり)の遠縁に当たる。
地元民に愛されており「家康」のイメージも与えられている。
食欲旺盛で常に食べ物が手元にないと落ち着かない。
かつおぶしをスナック菓子代わりにもぐもぐ。
モチーフは静岡県浜松市在住のVtuberで、地域創生を目的として活動しており、地元の人々に愛されている。徳川家康の鎧を意識したアイドル衣装を纏う。
見る者を元気づける、ビタミンカラーの雰囲気が特長。
また、美味しいもの報告、いわゆる「飯テロ」が大好きで、報告する側・報告される側両面で楽しんでいる。
また、彼女のファンには旅行好き、寺社仏閣好きが強く、その旅報告も配信のトークネタとねっている。
沼衣 みりゅう 【ひすい みりゅう】【輝龍 ぬめい】(ぬめい みりゅう)
語尾に「なのじゃ」を付ける少女枠。
沼衣神社(→別項目参照)の巫女が本職。
その正体は龍神で、神社の御神体は彼女の使い龍コルル【こるるん】。
龍系Vtuberとして活動し、トーク力に優れている。
トーク中には荒らしとすら打ち解けるような柔軟性と対応力を持つ。
中の人・アバター共に魅惑的なふとももを誇る。
テレビゲームにのめりこみ、上達してeスポーツの国際大会出場を狙える域に入っている。
モチーフはSHOWROOMで活動するドラゴン系Vtuber。相棒のコルル(ドラゴン)と共に活躍する。甘い声で「なのじゃー」をいう。ふともも。(立ち絵の絵師がふとももに特化しているため)近年活動を休止していたが、完全に復活。ゲーム実況配信が主。
もうひとりモチーフがいて、こちらもドラゴン系で、イリアム配信者。愛称は「ぬめち」。こちらは巫女じゃなく西洋のシスター姿だが、やはりふとももが魅力的。
一般的にはセクハラに当たるような領域でも普通のように受け流せるスキルを持つ。トーク内容があまりにもセンシティブなのでイリアムには長くいられなくなった模様。
現在、イリアム配信を辞め、次なるプラットフォームを模索している。
瀬乃 ここち 【】(せの ここち)
日南のふたつ上の先輩である、現在高校1年(通うのは、一也の母校にあたる「エリクト高等学校」)のアルビノの少女。15歳。
実は大学生の20歳の時に(つまり5年後の2092年内)何らかの理由で死亡したが、そのあとで5年前である今年にタイムリープしてきた。
その悲劇を防ぐためにn周目を廻る感じだが、そんな事情は他の誰にも言えていない。
時折(約2週間につき30分程度)死亡直前の20歳当時の姿(オトナモード)に変身してしまう体質であり、それを偶然見てしまった一也にスカウトされる。せやかて瀬乃。
5年後に死んでしまう一周目の人生ではアイドル活動は一切行っておらず、日南との関係も希薄だった。アイドル活動に参加し日南との仲が良くなり、更に横軸パラレルのマシューとの友情を掴んだ彼女の運命や如何に。
モチーフになる推しのVさんがいたが、「勝手にヒロインにするな」と怒られてしまい、姿(雰囲気)が似ているだけの全く別のオリキャラとすることに落ち着いた。
いわゆる「肖像権」の問題がいよいよVtuberにも生じてきたというわけである。
※単純に「あんたのような三文小説家のヒロインになるなんてまっぴらごめんだ」かもしんないけど。
木下 樹莉亜 【大狼 ジュリア】(きのした じゅりあ)
狼と吸血鬼のあいのこらしき少女。怪物の姿で暴れていたのを藤丸に退治されたことで人間の少女の姿になる。森の奥で暮らしていたから戸籍がない。茶々丸が世話人として預かる事になった。推定年齢は小学生であり、第3期Osanazの一応の最年少ということになる。
ロリ担当みたいな面があるが、バラード曲を歌うときの歌声が秀逸である。
モチーフは今年SHOWROOMで活動を始めた少女。
ウルフマンとヴァンパイアのハーフというホラーチックな設定とは反する可愛らしい仕草と声と雰囲気が特徴であるが、
バラード曲を歌い上げるときは豹変しエモい歌声を披露する。
絶対伸びるのでおすすめ。ポンではない。
葛葉 藤丸 【藤丸】(くずのは ふじまる)
長身であり、長い髪の少女であり、長めの刀を常に持ち歩く、サムライガールな女子高生。ここちとは他校の高校3年生。関西弁女子。
「剣に生き、剣に死す」さだめの一族にあるので進路の心配はなさそうだ。その家が剣客なのか鍛冶屋なのかは謎。
長い刀の名称も「藤丸」で「この刀が本体で女子高生の姿は仮初めのものに過ぎない」と言っているが、普通に人間である。
「勇者」であるめりに志願して勝手についてきた。めりの方が年上だが、背丈が災いしてか、彼女の方が年上に思われる。その高身長にコンプレックスがある。
モデル体型だが、おっぺーがでかい。
モチーフはiPhone用1対1トークアプリ「バックステージ」での配信者。豪快そうな関西弁女子だが、結構繊細で優しい女性です。タイミングさえ合えば実質無料で話せるので一度使ってみたらいかがだろうか。
※最初の5分無料。6分目から追加料金。ただし料金はポイントの先払い制なので使いすぎて後で請求されるような事はない。
小山 櫻子 【おやま さくらこ】(こやま さくらこ)
日南の住む淡絵家の隣の新築物件に引っ越してきた小山家の若奥様。小山家は昭和的な封建的な家庭であり、この時代ではよもや珍しい。旦那は年収900万円の凄腕サラリーマン?
家事には支障ない範囲での副業活動が許されてOsanazに加入する。
やわらかい物腰の女性だが、カッコイイ系の歌うまさんである。イロハでカバーできない分野でのメインボーカルを担当する。
モチーフは、おやまさーん。はーい。明るく愉快な若妻。
とても清楚な雰囲気を持つ既婚の配信者である。SHOWROOMで雑談、新しい配信プラットフォーム・カラーシングで歌枠を展開する。既婚者とはいえ、歌い手になる夢は捨てきれておらず、その向上心と下地は十分に伸びしろがある。ひょっとしたらすごいVsingerになるかもしれない。
※人妻Vtuberの魅力についての語りはまた別の機会で。
ゆゆら
あくまー。→別項目参照。
マシュー
いせかいてんしー。→別項目参照。
豊臣茶々丸
じゃずぴあのー。→別項目参照。
2、ふみプロの人々。
淡絵 一也 【小花衣 もみじ】(あわえ かずや)
ふみプロ社長。因みにこの時代では「ふみりんプロダクション」ではなく、その略称が社名となっている。これは創業者・齋藤史奈から継いだ基盤からの差別化である。
高校で生徒会長を務め、大学で経営哲学を学び、死んだ史奈の遺言によりふみプロを経営することになった。
日南の兄である。第2期Osanazのプロデューサーでもあり、満を持して第3期Osanazのプロジェクトに踏み切る。今回はオーディションで人材を集めるのではなく、めりと共にひとりひとり有能な人材を探していく方面になった。
モチーフはにじはし家の「物語のヒロインVtuber」。エアリの妹で日南の姉に当たる。
そして「幼なじみシリーズ」の主人公として長らく世話になった人物。
ぼくの最推し・淡絵イロハの引退と入れ替わるようにしてデビューし、イロハとその所属事務所(直後に解散した。)全部の志を継ぐ方針で活動を開始した。
その完結作は彼女へ充てたぼくからの命がけのラブレターだったが、彼女のこころを射止める事ができなかった。
淡絵 怜音 【籠森 のと】 (あわえ れいん)
「神絵師」と呼ばれるイラストレーターであり、一也の妻。
彼女の初恋がそのまま結ばれた形となる。
ふみプロ専属のイラストレーターであり、個展の運営もふみプロで行っている。
Vtuberのガワをデザインする仕事である「ママ」とアバターの動きを制御する「パパ」の両方のスキルを持っており、第2期第3期Osanazのメタバースアバターは全て彼女の作である。この夫妻に子供はいまだ出来ていないが、
「そのアバターたちが娘のようなものだ」という。
モチーフはツイキャス配信者。「引きこもり系Vtuber」。かわいい。
ぼくが「幼なじみシリーズ」の執筆を通じて最も仲良くなった人物。
現在は神絵師として他配信者にガワを提供しているようだ。
粒野 響子 【粒野 杏子】 (つぶの きょうこ)
アンドロイド(人型ロボット)のように冷徹かつ正確な判断力で所属配信者を導くふみプロのマネージャー。
可愛らしい容姿の常識人。実は第1期Osanazのメンバー。
モチーフはゲーム実況配信をメインとするVtuber。バビ肉。高性能アンドロイドという設定であるが、その笑顔はとても素敵な女の子である。ガワは双葉くるみさんによるもの。
風花 りんご 【風花 ゆらぎ】(かざはな りんご)
第1期Osanazのメンバー。一也とは姉弟同様に育った。
この時代も配信活動を継続している。2071年のSHOWROOMでのトップランカー。
但し、「Vtuberとして世界を取る」的な野心はもっていない。まったりとした習慣を永く続ける事に重きを置いている。
その謙虚さ故にファンが定着しているという事実も指摘されている。
モチーフは嘗て「SHOWROOMにこの人あり」と呼ばれたつよつよVtuber。
2023年9月のシステム変更により気落ちし、「まいにち配信」を終了。
その活動は尻すぼみになったが、現時点では復帰している。
おもしろかわいい女の子で、まったりゆったりとした配信を行っている。
湊 みゅうず 【湊 あくあ】(みなと みゅうず)。
第2期Osanazのリーダーでカフェメイドさんをコンセプトとしたアイドル。愛称は「みゅうたん」。ソロでもやってけるんじゃないかー、なくらいにハイスペックな少女で、多数のオリジナル楽曲が提供されている。その使用権は彼女所有のものである。
長くリーダーを務めた後、ある葛藤があり、リーダーを辞任、Osanazの脱退、そして事務所の退所を決断。「卒業」と報じられたため「引退」ではないが、全世界のファンは引退と解釈して惜しまれる中、第一線を退いた。
今作では「eスポーツのプロゲーマー」として第3期Osanazの前に現れる。
モチーフはいわずもがなの伝説のバーチャルアイドル。ホロライブの湊あくあである。
3、ライバルなど。
チョコシュークリーム
この物語の時代を席巻するアイドルユニット2人組。
バーチャルと現実の両方で活躍し、その両方の世界で一番人気を誇る。
しゅくりがバーチャルメイン。(7:3)
チョコが実写メイン(3:7)といった活動バランスである。
加賀美屋 しゅくり 【鏡愛 しゅくり】(かがみや しゅくり)
ユニットのバーチャル担当。シュークリームがモチーフ。ピンクフリフリ。
カワイイの化身のような少女で、姿も声も仕草も口癖も全てがカワイイという比類なき存在。
主人公たちの越えるべき大きな目標となる存在となる。
「〇〇屋さん」というフレーズをよく使う口調が特徴。
仮想的ではあるが、日南と意気投合して仲良くなっている。アイドルの先輩として日南にいろいろ教えようというところもある。
一見、漆黒の長い黒髪の少女だが…。
モチーフは2023年に満を持してデビューした2.5次元配信者。しゅくりちゃんの場合はバーチャルでの活動をメインとしている。
まさに可愛さの化身だが、性格はどS寄りで罵倒を得意とする。
星見愛 千代子 【星宮 ちょこ】(ほしみあ ちよこ)
ユニットの現実担当。ビターチョコレートがコンセプト。
「ただカワイイだけでは現実のアイドル業界では無理がある」ので、その提示される無理難題をこなすような方向性の体当たり的な活躍を行う。しゅくりがバーチャルに重きをおき、千代子が現実に重きをおくが、片方を疎かにしているわけではなく、
ふたりは相互補完的な関係にある。
ストイックで真面目なところがあり、日々のジム通いなど鍛錬を怠らない。
しゅくりが日南と仲良く接することにも懐疑的である。
湊みゅうずに多大な憧れを抱いている。
モチーフはしゅくりちゃんとデビューを同時に行った2.5次元配信者。しゅくりと逆に現実での活動がメインで、素顔も既に示している。デビュー以前はコスプレイヤーとして長年活躍していた。所属事務所が同じだけで正式にユニットを組んでいるわけではないが、ふたりは相棒として相互補完しているように見える。
→と思っていたら、正式に相棒関係を構築しちゃった(9月6日)。
また、ホロライブの強いファンであり、ぺこーらのコスプレイヤーとしてご本人の信頼を得るレベル。
あくあの卒業で何かショック感じており、何か考えがあるようだ。
丸地 るた 【はこるた】(まるち るた)
絵描き。アバターの装飾品パーツデザインを担当し怜音を支える。
淡く繊細なタッチの絵を得意とする。
ちなみに世界的ビオラ奏者「村雲あめ」の親友である。
モチーフはナナで活躍していたVsingerの卵。しかし、ONLYVOICEというオーディション中に審査員に絵の才覚を見出された後は、神絵師としての活動に軸足を移す。歌唱力抜群であるが、このオーディションは参加者全員が歌うまだったので相手が悪かった。ビオラ演奏配信者である村上とおちゃはこの時知り合ったライバル。
なお、そのONLYVOICEでの戦友である人達と3人組ユニットを結成する予定で活躍が楽しみである。
長々と書いてあるが、あまり登場していない。
豊臣 茶々丸 【紅 茶々丸】(とよとみ ちゃちゃまる)
都内のある街で喫茶店を営む店主。そのフードメニューは彼女の家庭菜園でとれたての野菜を使用している。
この喫茶店の真ん中にジャズピアノがあり、それを目当てに音楽に志のある者が訪れる。
自ら志願して第3期Osanazの本拠地として店を使用させる。
彼女も元ジャズピアニストで、店の真ん中のピアノはその名残。
また、実質行き倒れである樹莉亜を養子的に保護し、木下という苗字を与えている。第2作で第3期Osanazの新メンバーとなり、ジャズピアニストとしての再起をはかる。
その矢先、デビューしたライバルユニット内に因縁の相手・マールを見つけてしまう。
今作では彼女との対決が主に描かれる。
モチーフは現役ジャズピアニストなVtuberの茶々丸さん。楽器演奏系のVtuberであり、紫吹まゆ(クロマチックハーモニカ)や村雲とおちゃ(ヴィオラ)と同様の活動を行っている。YouTubeの他、clusterでも活躍。clusterでピアニスト活動するおまるさんとは親友のような仲。また、中の人は都会の喧騒を離れて「山暮らし」をしており、家庭菜園どころか農地を展開しており、その模様をツイッターで報告したりしている。野菜の出来栄えはプロの農家並み。
真夜ねーず(まよねーず)
嘗ての第1期Osanaz初期メンバーの古河おと【桜兎フルガ】(おとちゃん)が、ヒロナエンタテインメント(→別項目参照)所属のプロデューサーとなって新たに設立したアイドルユニット。タイミング的にもコンセプト的にも、ふみプロの第3期Osanazにぶつける「敵」として創っている。その真の意図はおとのみぞ知る。
現実でもおとちゃんは「じょやのかね」というアイドルユニットをcluster内でプロデュースしておりメンバーが二名被っているがそれは全くの偶然である。
真夜【おはよう真夜中】(まよ)
真夜ねーずのリーダーである黒髪ショートカットで金色の瞳の歌姫。その瞳に見つめられると吸い込まれそうな錯覚を覚える美少女だが、ほぼオールジャンルいける歌唱力を誇る。
ただの歌うまではなく、想いや信念を込めて歌うようなところがある。彼女から歌を奪ったら死んでしまうのではないかくらいに。
モチーフは「clusterの歌姫」と称される少女。
もちろん、他にも「りりん」さんなど色々いるが、最も目立つ活躍をしているのは彼女だと思われる。その名の通り、漆黒なミッドナイトな時間帯でも安らぎを見出せるような歌声を哲学として抱いている感がある。
今度江古田でリアルライブがあるんだけど、SHOWROOMやYouTubeやイリアムなどで歌うまだったりするVtuberと競演したりするのでかなりエモいライブになるんじゃないかと予想される。行きたいがチケット代だけで16000円もするから諦めた。
※競演はちゃきちゃん、八雲うつろちゃん、ぱんだしゃん(ぴゃんだ)。
※4部構成でひとつ4000円。「4つ買ったら割引」とかはない。
久美【くみちょ】(ひさみ)
花魁(おいらん)系Vtuberであり、clusterのパフォーマー。バビ肉おじさんで、男である事を隠してはいない。また、九尾の狐という妖怪モチーフでもある。
中の人も女装して外出する。
だが、オトコを知り尽くしている故に男をメロメロにする事を知っている故の妖艶なパフォーマンスを魅せる。花魁(江戸時代のキャバ嬢)より歌舞伎役者の女形の方がイメージとしてはしっくりくるだろう。「ありんす」を語尾にする。
モチーフはclusterのアイドル集団「あいどるわーるど」のひとりで花魁をコンセプトとしたパフォーマー。clusterのアバターを利用してAI絵を出力する機能による絵を連日ツイッターに投稿しており、そのほぼ全てが妖艶でえっっなものである。一見、怖いイメージをもたれがちだが、心根は優しく、常にフォロワーさんたちの健康と無事を願っている。
鈴木 丹槻【すすき につき】(すずき につき)
ドラゴン系Vtuberである。そう、明らかに第3期Osanazメンバー沼衣みりゅうを意識しておとちゃんはメンバーを選定したのだった。
現代のキャバクラ嬢のような衣装を纏うドラゴン娘。一応、西欧のドラゴンの方である。
真夜ねーず所属前はキャバクラをコンセプトとしたワールドでのキャストだった。(つまり、お金を取らないキャバクラ嬢)そこでの人気を買われてる節もある。
モチーフはclusterのキャバクラ的ワールドで人気者のパフォーマー。あいどるわーるどにも所属している。実は先述した「じょやのかね」メンバーでもある。知らんかった。
かわいい見た目をした女の子だが、キスしたら舌を噛み切られそうな鋭い歯を見せる。
名前「すすきにつき」は「ススキに月」という情緒のある秋の言葉と思われる。
唯 【奈落 ゆい】(ゆい)
さりとて特徴が見られない、普通のロングヘアの女子高生だが、その小さな身体に秘めた熱い情熱のようなものがある。
その二つ名は「奈落の花」。奈落とは舞台用語の奈落である。ここでは割愛するが、舞台や芸能の世界で数々の挫折や苦労を重ねてきたようである。おとちゃんにはその経験値を買われてスカウトされたようだ。
モチーフはclusterのパフォーマーとしても活躍するVtuber。そして先述した「じょやのかね」のメンバーでもある。なんというか、これまで地道にコツコツがんばってきた蛹のような少女がいよいよ羽化してきらびやかな活躍を始めた感がある。
オ・マールディア【おまる】
北欧出身。ロシアから来たピアニスト。
愛称はマール。真夜ねーずでの伴奏を担当する。
その20代の女性は、かつて(8年前)国際ピアノコンクールで茶々丸に挫折を味わせた、当時14歳の美しき天才少女の成長した姿であった。
超絶技巧もさることながら、見た目の美しさも兼ね備えた才媛である。若さと可能性も加味して「この子には勝てない」という絶望を抱き、茶々丸は音楽の世界から身を引いたのであった。
国際コンクール優勝の後、才能を買われてロシアに移住する事になる。
そこからおとちゃんのスカウトがあり訪日した。共産主義国家主魁であるロシアもヒロナの「お金の暴力」には勝てなかったようだ。
モチーフはclusterでのぼくの推しであるピアニストさん。見た目も奏でる音色も美しいピアニストで、紅茶々丸さんとは親友のような関係にある。
七瀬 瑠璃 【七瀬】
エリクト高等学校の2年生の少女。唯同様にさりとて特徴のない少女だが、本当に中身も特徴のない少女。言わば「普通の女の子」。
しかし、同じ「普通の女の子」であったはずの瀬乃ここちのスターダム行きに嫉妬する。
また、謙虚過ぎて卑屈なところがある。「どうせ私なんか」「モブ」が口癖。
「脇役が世界を創った」という誇りを哲学としている。
そんな彼女にもおとちゃんのスカウトが入ってくる。
モチーフはclusterパフォーマー。しかし、あまり目立った活躍は見られておらず、そこを指摘されて落ち込む傾向にある。
「モブ」が口癖。
しかし見た目的には容姿端麗な美少女であり、リコーダーが得意という尖った特徴もある。
※小中学校の時に使わされただろう縦笛。
猫宮 玲 【猫宮 レイリ】(ねこみや れい)
お台場テレビの女子アナウンサー。愛称は「猫パン」。猫のような好奇心と洞察力を持った美人アナウンサーである。
学生時代はメイドカフェで働いて学費を稼いでいたが、その時のクセが未だに抜け切れておらず、その立ち回りにメイドを彷彿させる名残が残る。
モチーフはSHOWROOMで主に深夜早朝で活躍する、アナウンサー志望のバーチャル配信者である。見た目や立ち振る舞いは古き良きメイド喫茶のものであり(キャバクラ的な現在のメイドカフェとは異なる)、またアナウンサーになるための素養を積んでいる物言いも特徴である。「レイニャン」という愛称を持つ。
4、魔界天界事情
ゆゆら 【川田 ゆゆら】(ゆゆら)
次期大魔王有力候補者。前大魔王いろはを実力で撃破し、地上を護った功績を評価されている。
地上生まれ地上育ちの悪魔で、地上を愛している。
相棒である地上育ちの天使・なの【山田nano】から聞いた「配信の世界」に興味を抱く。
→魔界では部下で、ふみプロでのトレーナーである、ロイ・ロイの弟子筋と称して第3期Osanaz入りする。想定年齢はロイが第1期Osanaz入りした時と同じ17歳。
つまり、第3期Osanazには「勇者と魔王が共存する」状況が発生している。
性癖は百合であるが、なのに一途であり、他のメンバーには手を出さない。
常に丁寧語を話す。愛称は「ゆゆ」。
モチーフは悪魔系Vtuber。活動場所はYouTubeとコスポ。最初は卵の状態でデビューし、幼女、オトナと段階を踏んで成長するというものであった。現在はオトナ状態が白い新衣装を纏った状態。(第4段階)
ぼくとは第3段階で出会っている。とにかくめちゃ可愛い。スタイルも抜群でこの夏ではえっっなスクール水着姿・ランジェリー姿を公表している。
ロイ・ロイ 【小紅 ロイ】 (ろい・めっちゃながいみどるねーむ・ろい)
第1期Osanazのセンターで後期はリーダーを務めた少女。魔界メイド。淡絵一也を愛している。「400年待つ」とされた期間もあと390年余りとなった。
一線を退いた後、ふみプロでは後進の指導をするトレーナー・コーチ的な役割をしているが、まか…ゲフンゲフン、本職での業務が忙しく、彼女が指導の現場に立つ日は珍しい。
本業では、いろはの去った後の〇〇を纏めるための雑務に追われている。
が、ゆゆらが配信活動に興味を抱いた事により正式に地上に帰還。ゆゆらをOsanaz入りさせて、ビシバシ鍛える事になった。
モチーフは悪魔メイドVtuber。正統派で可愛いし、ちょっぴりえちち。そして歌みたでヤンデレ楽曲をすると迫真の演技を見せる(怖いぞ)などファンを飽きさせない。
6月1日生まれ。
ぼくとはVtuberデビュー前からの仲となるが、おそらく「幼なじみシリーズ」ヒロインズの中で出世頭だと思われる。
マシュー 【天毬 ましゅ】(ましゅー)
ポストテレシアの女神になろうと魔王いろは打倒に挑んだが、返り討ちにあってしまった天使。
彼女もまた地上に再び訪れようとする。
しかしこれは前シリーズ最終作「幼なじみの結実」での設定。
今作に登場するマシューがこれと同一人物なのか「すら」、甚だ疑問。
まず年齢の問題がある。どうみても今作のマシューは↑より若い。
「異世界から来た天使」とうそぶくが、その「異世界」の意味が謎という事になる。
2作目でその片鱗に触れたが、結局「わからないということがわかった」程度だった。
モチーフは2023年にデビューした異世界天使Vtuber。おおいろプロダクション所属。
澄んだ声が特徴で、ASMR配信を行う。
はっきり言って、ぼくの嘗ての最推しに似ている。
5、ガジェット情報
ふみプロ
芸能事務所。この時代ではいよいよバーチャルと現実の垣根はなくなっており、
差別や格差のようなものは減っていた。
バーチャル配信者事務所だった「ふみりんプロダクション」からの事業転換の機に社長の一也は社名を変更する。
「ふみりん」プロダクションは創業者である史奈の家の屋号だったから、そこからの差別化も意味しているが、これは一也が史奈の遺志を「拒絶する」という意味ではなく、
「継承しつつも新しく独自性を以って変えていく」という意味である。
魔王事件
2074年の春ごろに「魔王」と呼ばれる脅威が現れ、人類の滅亡と地上の破壊を宣言し、世界各国の軍隊と同時多発的に激戦を繰り広げた。だがそれは立体映像による幻影だった。
その戦禍により沢山の建物が崩落している。
やがて、撃退に至るが、せん滅したことは確認できていない。
どっちかというと「撤退させた」意味合いだった。
ところが、その「撤退」の翌日になると、不思議な事に世界中の人々からその激しい交戦の記憶がなくなっており、世界各国で「バスガス爆発が起きた」という風に記録は改ざんされていた。
しかし、約数パーセントの人々(その殆どが幼い子供たち)が「魔王」の出現と存在をうろ覚えており、「撤退した彼女がいつか準備を整えて再び地上に攻めてくる」と考えるようになっていった。
それに対抗する存在として「勇者」になろうとする若者が次々と現れるようになったのがこの物語の時代である。
そう、この事件当時に幼い子供だった者達が高校生や大学生、社会人になった時代である。
事件の真実はゆゆらの項目を参照。
アルビノ
この物語世界における、銀髪で白い肌の特殊体質の事。平均寿命が50年と、普通の人間(90年)より40年程短い。
が、霊感が強かったり、魔力・神通力が強く、日本では巫女や宮司として重用されたりもするが、基本的には差別や偏見を受けたりしている。西欧の「魔女狩り」はその一例。
前シリーズのキーパーソン・齋藤史奈はアルビノに珍しく「不老長寿」という特徴だったが、その享年は80歳と普通の人間の平均寿命よりは短い結果だった。
※但し「失踪宣告による戸籍上の死」であり、現在も生き長らえている可能性は否定できない。
因みに史奈の死の80歳と瀬乃ここちの死の20歳を平均すると、ちょうど50年である。
ヒロナエンタテインメントとヒロナコンツェルン
嘗て第1期Osanaz、いやOsanazを苦しめたライバルアイドルユニット「愛玩の世界」を擁する芸能事務所。その背後にあるバックボーンが経済界と政界に強いパイプを持つコンツェルンであるヒロナである。
ヒロナとは長らく続いた武家の末裔の少女の名でまか…ゲフンゲフン。なんだっけ。そうそう、彼女の代で巨万の富を得る事に成功した。その総資産は5000兆円と噂されている。
つまり、「金のチカラで殴ってくる厭な奴」と夢を追いかけている人々には見えるわけで、嘗てのふみりんプロダクション社長・齋藤史奈もその挑発に乗ってしまったという過去もある。
その際、辛くもOsanazは愛玩の世界をぶちのめして返り討ちにしたが、「古河おとの脱退」という深手を負ってしまった。(→「幼なじみの焦燥」を参照。)
その経緯から考えて、本来は敵同士になるだろう古河おととヒロナだったが、今回の「真夜ねーず」の結成に関しては利害が一致し、おとはヒロナエンタテインメント所属のプロデューサーとして、そのバックボーンの恩恵を受ける事となった。
桜街モデル【桜街 まるる】【のんちゃ】
ヒロナコンツェルンが巨万の富を得るきっかけとなった地域創生政策モデル。
神奈川県にある桜街というシャッター商店街でこれを実践し、見事に賑わいを取り戻した。これを日本各地の限界集落や世界各地の廃墟的な街で行い、富を得た。
その基本政策はシンプルで、「アイドルや音楽のチカラで町興し」というもので、平成時代にも大洗や沼津などで行われていたものであり、平成時代のそれは決め手に欠けていてそこを揶揄されていたが、ヒロナの場合そこを補完していた。
まあ、桜街モデルの場合、凄腕のエージェントなピンク髪のあばばばばなまるるんとアルビノの酒かすな後の市長のんちゃのんちゃこんちゃこんちゃがいたから起きた奇跡なのだが、結果オーライである(→「のんのんぷろじぇくと!」参照。)
沼衣神社(ぬめいじんじゃ)
一也や日南の住む街(以下、ニュータウン)に最近建立された神社。詳細な経緯は1作目に書いてあるが、いわゆる「仏作って魂入れず」な状態の社はあったが、ようやくそこに正式な御神体を入れて神社として成立できたというところである。
御神体はみりゅうの使い魔ならぬ使い龍のコルルで、その上司的な龍神であるみりゅうは素性を明かさずいち巫女として仕える形となっている。そして建物である社を造った際に管理者とした老人(造った日は若者だったが年老いた)を宮司と設定。
つまり巫女であるみりゅうの上司と見える宮司の老人が実は部下であるが世間には伏せている感じ。
この空っぽだった社はニュータウンを建設する際にその作業の安全を祈願するために造られたもので、最初は魂はあったがその建設完了の際に役目を終えて去り、空になったのか、元々空のもので願掛けを続けていたのかは不明。だが、願いのチカラというものは偉大なもので、仮に空っぽの社に願掛けしてもご利益を創出するものなので何とも言えない。
ニュータウン市民会館(しみんかいかん)
元来は「区民会館」と名乗らせるべき建物だが、マーケットを意味する「市」の字を冠して市民会館と名乗らせた。つまり、一般的な「税金の無駄遣い」と揶揄される市民会館とは趣が異なる。
ニュータウン建設計画の際に造られた建物であり、新たなるベッドタウンの住民の憩いの場となるべく、少し大き目につくられている。その観客席の収容人数は最大3000人。クラシック音楽演奏の天下一武闘会をするには丁度いい規模となる。一般的な市民会館のそれが1000ないし2000程度だとすると「少し大きい」が妥当な評価だが、ドームツアーライブの3万人からすれば「10分の1と少ない」とも見れてしまうのが不思議なものである。
その市民会館の庭と会議室などで毎年10月下旬か11月上旬に地元町内会主催の文化祭が開催され、住民が趣味でつくった工芸品や絵画などの展示を行い、庭先で焼き鳥を焼いて振舞う。材料代に留意してお金こそ取るが、ひと串50円である。これも材料代に留意してフレーバーは塩コショウ味一択である。
ちなみにわたあめは無料で子供たちが自分で作る。
その安価な焼き鳥を買い求め、晩酌のアテにしたり、家族で楽しむのが毎年のささやかな楽しみとして定着している。
なお、わさび好きの日南はお小遣いで買ったマイわさびを持参してこの塩味の焼き鳥に味変をかけて楽しんでいた。
400年待つ。
ロイロイが淡絵一也に愛の告白をしたときに使った文言。平均寿命400年とされる魔族である彼女がその生涯を一也に捧げるという意味である。
当然ながら人間である淡絵一也が天寿を全うしても90歳くらいなので、残り310年あまりも一也を忘れないで生きるという意味もあるだろう。或いは眷属化して寿命を延長させるという意味もあるかもしれない。
その場合計算上400年もたない(約240年くらい)ので多分違う。
まあそうこうしているうちに残り時間は390年を切りましたって話。
硝子のピアノ。
静岡県浜松市の楽器博物館に展示収納されていたが、ヒロナコンツェルンが買い取りどこかへ運搬された、透明のピアノ。
2030年代に生産されたものらしい。河合製作所。
材質は強化アクリルの新技術で、詳細は不明だが、中のメカニズムがまる見えになるくらいの透明で美しいグランドピアノで「硝子のピアノ」と呼ばれている。
製造コストもさることながら、運搬すらも繊細かつ大胆な手間とお金がかかる。
おそらく調律も難易度が高いものであろうと予想される。
第2期Osanaz。
齋藤史奈の死後、事務所(ふみプロ)経営を継いだ一也が興したアイドルユニット。
結成から数えて、約6年もった。
「それなりの結果を得たが、それなりに過ぎなかった」という世間的評価に落ち着いているが、それは比較対象である相手(第1期Osanaz)が悪いからであり、業界視点からしたら十分に驚異的な結果を残している。また、その活躍は「バーチャルと現実の垣根を取っ払う」傾向を加速させたものであった。
星見愛千代子はこのユニットのファンであり、強く影響を受けている。
また、そのメンバー達は散り散りになった今でも第1線で活躍している。