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Disc Review No.8 [Sunny Day Real Estate / The Rising Tide]
![](https://assets.st-note.com/img/1737727711-ylDm9guPXNoBTx3VqcRKYnUL.jpg)
Sunny Day Real Estateはアメリカシアトルのバンドです。
1992年に結成後、2枚のアルバムをリリースし、その後一度解散します。
1997年に再結成後、このアルバム「The Rising Tide」は2000年に
リリースされました。その後、2001年に再度解散となります。
その後2回の解散、再結成を繰り返し2025年現在も活動している
emoバンドとしては珍しい長寿バンドの一つでしょう笑
ちなみに1度目の解散後、リズム隊(ドラム、ベース)は
あのFoo Fightersに加入しています。
(略称)SDREの何と言っても筆者の大好きポイントは鬱屈しながらも時折感じる希望、光のような曲構成とサウンド、そしてボーカルJeremy Enigkの
歌声です。
単語やメロディは他のバンドを比較しても割合ハッキリとしている
歌い方だと感じますが、その中で感じる歌いまわし、メロディ。
時にはキャッチーに、時にはthe emoなメロディで曲の一部として
成立させる、この多様さ。このあたりのストレートとも、ひねくれているとも感じるところが大好きポイントです。
3曲目の「Rain Song」などはまさにキャッチーとひねくれの絶妙な
バランスで成り立っていると感じます。
サビとかは非常に耳に残るメロディなのですが、Aメロなどは歌メロの
抑揚が少なく、ギターが裏でリフレインするフレーズが印象に残るような
アプローチがたまりません。
SDREの好きな一枚を挙げる、となると結構意見が分かれるのでは?と
個人的には思っています。
筆者はこのアルバムがサウンドの壮大さ、バランスが好きです。
Jeremy Enigkが後に結成したThe Fire Theftも大好きです。
より壮大なアプローチになっています。
あと、やっぱドラムがタイトなバンドが好きですね。間違いない。
このアルバムだけBandcampにないのが残念です。
Youtubeリンクをこちらに。
他のアルバムはBandcampで視聴可能です。
Sounds Like
Texas Is The Reason
The Fire Theft
Jawbox
New End Original
Far