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日常の把握
(2021年9月7日の日記から抜粋してみる)
何だか今日は息苦しさがある(気がする)。だから、意識的に朝からゆっくりストレスなく過ごそうとしてみる。
「最近」という言葉をよく使ってしまうが、最近とはいつくらいを指すんだろう。1週間か、1ヶ月か、1年か。自分の場合は、なんだか1ヶ月くらい前と思っていたことが1年だったりするから、最近というときには気をつけた方がいいのかもしれない。
ワクチンを接種し、徐々に体調が回復しつつあるが、毎日体温を計って(測って?)いると、自分の平熱が何度くらいなのか分からなくなってくる。時間帯によって大きく変動するからだ。朝は低く、夕方になると上がり、夜はまた低い。今朝は36.4℃。おそらく夕方には37℃近くになるだろう。
体調は戻りつつあるので、そろそろ自分の体温が把握できるはずだ。思っているより高いのかもしれない。毎日体温を測る習慣は、健康な人の場合はあまり無い気がするが、つけていたら良いことはあるのだろうか。多分ある。それは先にも書いたように、自分の普通を理解するということだ。
普通という言葉もまた難しい。その人にとっての、と付け加えると見えてくる。その人にとっての、いつもの体温がどれくらいなのか、つまり平均的な体温が分かる。だから、異常が発生したとき、熱が出てきたかな?というときに、すぐにそれと分かるメリットがある。
~ ここまで10分 ~
それはこの日記と同じだ。毎日、意味もなく続けていることに何の意味を見出すか。それは日常の把握である。普通、平均、日常を知るのは難しい。それには毎日のデータが要る。点では理解できなくとも、線になってはじめて意味を持つ。
この文章も断片だから、単体(A4 x 2頁)では意味があまり無い。1週間、1ヶ月、1年つづけてはじめて見えてくる。そういう類のものだろう。
芸能人が書く日記だって、1日のことだけだったらつまらない。ドキュメンタリーも数日、数年密着するから面白いのである。ということで、あまり気負いせず取り組んでいこう。
話は変わるが、これが巷で話題のプロセスエコノミーってことに繋がっているのだと思う。誰でも情報化される社会において、大切になってくるのは点ではなく、そこにどんな線を見つけるか。星々ではなくそこにどんな星座を見つけるのか。想像力が大切だ。
しかし人はそんなにヒマではない。だから、星座を教えてくれるようなガイドをみんな求めている。それがキュレーションということなんだろう。でもキュレーションしてくれるガイドに信用が置けなくなってきたから、分かりやすい星座とか、星座の見方を考えるところから考えたいとか、そういうものを求める。
だんだんうまいこと言おうとしてきたので、この話はここら辺で止めておこう。
~ ここまで20分 ~
だいたい20分でどこまで書けるか、というのが見えてきた。これも日常の把握だなと思う。