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背中を押してくれた”当たり前な言葉”

何か新しい挑戦や決断をするとき、それはとても勇気がいります。
誰かにとっては転職であり独立であり仕事の挑戦であり。
誰かにとっては結婚であり離婚であり人生の岐路となるような決断であり。

僕が一番最初に大きな挑戦や決断をしたのは「夢に描いた一人旅を決行する」ということでした。
あれだけ楽しく空想していた旅も、いざ現実にしようとすると怖気づいてしまったことを覚えています。
無事に戻って来れるのか旅そのものへの不安、夢が叶ってしまうことへの虚無感、いろいろな感情が行動への意欲を削いでいきました。


そんなとき、地元沖縄の海岸を歩いていると、子どもを散歩している高橋歩さんにばったり会いました。
高橋歩さんは「LOVE &FREE」や「毎日が冒険」という本を出版し、自由人として独自なカルチャーを生み出した人です(というふうに僕は認識しています)。

面識もなく、まさか話したことなんてなかった方ですが、旅に出ることに不安を抱いて悩んでいたので、思い切って声をかけてみました。

「今度アメリカ横断の旅に出ようと考えています。そんな僕に何かアドバイスをいただけませんか?」

歩さんは思いっきりプライベートな時間なのに、いきなり失礼で幼稚な質問をしたな~と今振り返って思います。
歩さんはこう答えました。


「まずは航空チケットを買うことだね」


シンプル過ぎる真実!
さすが。
行動して結果を残した分、シンプルな答えにも重みを感じてしまいました!

その時から、行動の意味は後から考えよう、行動しながら考えよう、そう思うようになったのです。

結果僕は、思い描いた通りの旅にはならなかったけど、それ以上に素晴らしい経験を得ることができました。
もし旅に出ること、挑戦することに迷っている方がいたら、ぜひまずは行動してみてほしいと思います。

この投稿が、迷っているあなたへ、背中を押す投稿となることを願って。

人間は、行動した後悔より、行動しなかった後悔の方が深く残る。
by トーマス・ギロビッチ(心理学者)

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