
Photo by
o4ne37
自分のためにコーヒーを淹れる
なんで人に淹れてもらうコーヒーって、
こんなに美味しいんだろう。
コーヒーに限らず、お茶でも紅茶でも、
自分で淹れるよりもずっと美味しく感じる。
あの喫茶店の一杯を自宅でもと思い、
同じコーヒー豆を買って帰っても、
同じようにはいかない。
もちろんマスターの腕が良いとか、
使っている道具が違うとか、様々な要因はある。
お店やスタッフの雰囲気も、
その味をより良くしてくれている。
けれど、それだけではない。
誰かのために淹れてくれているからだ。
シンプルだけど、
そこが何より大きな違いだなと思ったのです。
ならば、自分のために淹れてみる。
そういう生活を取り入れるというよりは、
そういうふうに意識して淹れてみる。
ということをやってみています。
やっていることは同じでも、
格段に味が変わるわけでなくても、それでも良い。
余裕があるなら、
自分に、何を飲みたい?と心の中で聞いてみる。
それから、
誰かに飲んでもらうために淹れるように、
自分にも、飲んでもらうために淹れてみる。
自分にちょっとだけ優しい時間が流れます。