RANTING ABOUT MY LIFE: 生き方の話、vol.2
昔も今も、自分のモットーは「やった後悔よりも、やらなかった後悔」である。何かをやってみて後悔するのは実は大したことではないし、何ならそれをやったことで後悔することはあまりない、というのが個人の実感だ。逆にやらなかったことの後悔は、一生引きずると思って生きてきた。
きっとどこかで誰かに言われたか、何かで読んだのだろう。
こんなモットーを掲げてそれに従って生きてきたつもりでも、「やりたくてもできない状況」や「今じゃない」とか「やらない方が自分以外の周りの人間(家族や両親など)に迷惑がかからない」という理由で抑えてきたことがいくつかある。特に人生を左右する大きな決断や変化を伴うものは、子供を持つ親としての立場からは、「やってみて後悔する可能性がある」ことは、自分だけの損失ではない場合がある。
じゃあ、「やらない後悔」を受け入れるしかないのか?
家庭を持つ親は、自己実現という欲求を諦めるしかないのか?
それを諦める年齢は、いつ?何歳まではOKなの?
あるユーチューバー(アメリカ)によれば、人が「自分の好きなことで食べていく」をする時の年齢制限は25歳だという。特にクリエイティブなことを職業にするなら、だ。
26歳になったら、好きなことを探し追い求めるよりも、地に足をつけて食べていく方法を見つけた方がいい。
別の人は、人が持つクリエイティブ・創造力の賞味期限は10年だと。
10年立っても何らかの目処が立たなければ、やめた方がいい。
人間、諦めが肝心らしい。
引き際が肝心らしい。
そういう言葉を度々目の当たりにしてきた。耳にしてきた。
きっと、いつの間にか「もう無理かも」が頭を埋めていく割合が高くなっていた。それでも、抗いたい。やってみなけりゃわからん!と、ダメ元でいいから自分のベストを尽くしたい。話はそれからだ。
何かを批判していいのは、それをやり遂げた人か、やろうとして失敗した人だけだ。やってもいないのに評論したり批判したりする人間は、ただの偽善者だし傍観者だ。
興味が湧いたら、手を出してみる。
やりたくなったら、教わってみる。
まずはトライへの一歩だ。その一歩を踏み出すのに、
色んな感情の波が沸き起こる。
波に呑まれるな。波に乗れ。
乗るためには、その手で漕ぎ出さなければ始まらない。
問題はそこからだ。
そんなわけで、43歳になった今でも、新しいことへの挑戦はやめないし、
これからもやめるつもりはない。
醜態見せていこう。そこから気づきを得て、学んでいこう。
いつか、自分や子供たちへのギフトになると信じて。
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