【前期マスター5】現在環境デッキの妨害の打ちどころと氷水ガメシエルデッキの対面別展開【遊戯王マスターデュエル】
はじめに
こんばんは。バベルギヌスの狂信者です。
この記事は前回紹介したこちらのデッキ
のプレイング紹介記事です。
まだ見ていない方は是非ご覧ください。一応一般的な氷水デッキの展開にも応用できるとは思いますので、コメントでのご質問やご指摘お待ちしています。
後半は環境デッキへのうららの打ちどころやプレイングの注意点になっています。記事部分を有料販売するのは初めてですが、僕の考えていることを全て伝えられたと思っています。
基本的な展開
深海のディーヴァ1枚初動
①ディーヴァ通常召喚、召喚時効果でデュオニギス特殊召喚、特殊時効果で相手のデッキ上2枚除外
②デュオニギス起動効果、ディーヴァのレベルを倍にし、4+3でレベル7 深海姫プリマドーナをシンクロ召喚
(2枚除外でモンスターを除外できていてかつデュオニギスをデッキに戻したい場合、ここでデュオニギス墓地効果を使っておく)
③プリマドーナ効果発動、除外した2枚のうち比較的渡してもいいカードを相手の手札に戻し、デッキからエジル特殊召喚、エジル効果で対面に合わせた魔法罠サーチ
④7+3でレベル10 氷水啼エジル・ギュミルをシンクロ召喚
結果:エジルギュミルで1除外と破壊除外耐性、氷水魔法罠1枚
③での魔法罠サーチ時、相手が何のデッキかわかっていないならば
・ギュミルを破壊してしまうが1妨害の氷水浸蝕
・エジルを回収して次ターンに備えるイニオンクレイドル
のどちらかをサーチするのが良いでしょう。
イニオンクレイドルを素引きしているなら氷水呪縛もいいですし、トレモラが墓地にあるなら浸蝕の優先度が上がります。
このデッキの1枚初動は深海のディーヴァ初動しかありません。ここに妨害を打たれないように釣り餌を駆使しましょう。
深海のディーヴァ+KYOUTOUウォーターフロントの2枚初動
1枚初動と動きはそう変わりません。ディーヴァを召喚する前にウォーターフロントを張っておきます。
③でサーチする魔法罠を氷水揺籃にし、④に移る前に使用、氷水のトレモラをサーチします。その後ウォーターフロントの起動効果でガメシエルをサーチし、さっきサーチしたトレモラ効果でガメシエル特殊召喚します。
これが5回目の特殊召喚なので、ニビルケアが完成です。
結果:エジルギュミルで1除外と破壊除外耐性、ガメシエルで2無効除外
追加で場から墓地にカードが2枚送られるごとに1無効除外
KYOUTOUウォーターフロントは壊獣カウンターを1つ消費して破壊から耐えるので、ハーピィの羽箒や魔法罠に向けたライトニング・ストームは無視して構いません。処理後に羽箒が墓地に送られることでカウンターが貯まり、プラマイゼロになります。
KYOUTOUウォーターフロント+氷水揺籃の2枚初動
ここからは少し出力が落ちていきます。
①ウォーターフロントを貼り、氷水揺籃で氷水のエジルをサーチ
②氷水のエジル通常召喚、召喚時効果で氷水揺籃をサーチ
③氷水揺籃で氷水のトレモラをサーチ、KYOUTOUウォーターフロントの起動効果でガメシエルをサーチ
④トレモラ効果で手札からガメシエルを特殊召喚
結果:ガメシエルで1無効除外、追加で場から墓地にカードが2枚送られるごとに1無効除外
墓地にトレモラが居ることによりエジルが破壊されても出し直すことができるので、継戦能力は見た目以上に高いです。
イニオンクレイドルor氷水呪縛+氷水のエジルの2枚初動
①氷水のエジルを通常召喚、召喚時効果でイニオンクレイドルと氷水呪縛の足りない方をサーチ
②イニオンクレイドルと氷水呪縛を発動
結果:相手は場に出たターン効果を発動できない
簡単ですが非常にいやらしい盤面です。エジルは攻撃力1000と心許ないですが、手札か墓地に水属性を握っていると戦闘破壊から1回耐えることができます。
エジル+トレモラorエーギロカシス2枚初動
①氷水のエジルを通常召喚、召喚時効果で氷水揺籃をサーチ、揺籃で足りない方をサーチ
②トレモラ効果でエーギロカシス特殊召喚、2枚でエジルギュミル
結果:エジルギュミルで1除外と破壊除外耐性
ディーヴァを使わずギュミルを立てるには。
トレモラのおかげで見た目以上に場持ちは良いです。
環境で見る対面別展開
ここではディーヴァ1枚初動時に出すレベル10シンクロとサーチする魔法罠について解説します。
全ての対面の前提として、イニオンクレイドルとコスモクロアのセットを通せば大体妨害は封じることができます。今回はそのセットを引けていない場合の解説をしていきます。
ピュアリィ
相性:先行有利、後行微不利。壊獣は握っておきたい。
うららは永続魔法に。
理想展開ができれば大体勝ちだが、いかんせん誘発が豊富なので展開させて貰えないことが多いです。シャドール混合型なら誘発が少ないので先行を取れば勝ちですが後行で大体負けてしまうので悩みどころではあります。
先行:呪縛ロック
ピュアリィは効果でエクシーズしているので、呪縛ロックをすれば勝てます。どちらも引いていない場合は渋々浸蝕。
ギュミル効果は永続魔法に打つと実質無効化できるのを覚えておきましょう。
後行:とりあえず壊獣はノワールに投げる。色々回収されるのでできるだけこのターン中に妨害を構えておくのが大事です。呪縛ロックができれば最高。できなければちょっと厳しいです。シャドール混合の場合もノワールを処理して出来るだけ動き、ターンを返せば相手が勝手にミドラーシュを退けてくれます。退けてくれなければ相手も展開できないのでエーギロカシスを装備したエジルで殴りにいきましょう。
ラビュリンス
相性:先行有利、後行不利、うららが通れば大体有利
先行ラビュリンスの制圧力は異常なのでちょっと厳しいかも。
うららの打ちどころはビックウェルカム一択。それ以外はスルーで良い。
先行:エジルギュミル+氷水浸蝕
エジルギュミルで家具を除外してあげればラビュリンスのテンポを大きく削ぐことができます。拮抗勝負対策で浸蝕は必須です。エジルギュミルさえ構えておけば基本突破されないので、出来るだけ維持することを考えましょう。無限泡影で無効にされる前にエジルギュミル効果は打っておくこと。出し惜しみをしていると負けることが多いので油断はしないこと。
後行:おそらくシンクロ召喚を封じられるのでリンク展開で攻めます。
天龍雪獄は天敵。トレモラを墓地に送ることは最後まで避けたいです。
シンクロ展開ができる時はエジル通常召喚からの大剣現ができれば最高。
ラビュリンス目線エジルギュミルの突破には2妨害以上必要なので着地できれば大きなアドバンテージを得ることができます。
純クシャトリラ(新規追加後)
(執筆中はクシャトリラ新規は来ていませんが来た前提の話をします)
相性:先行微不利、後行不利。汎用の撃ち時が大事。
うららはユニコーンか自在天に。ユニコーンのEX除外は甘んじて受け入れましょう。
この対面が重すぎるので今期はサンダーボルトと三戦の才、アライズハートとアーゼウスを入れましょう。
先行:エジルギュミル+氷水浸蝕
とにかくエジルギュミルをNo.11ビッグ・アイに奪われないよう立ち回るのが良いでしょう。エジルギュミル効果でモンスターは除外されずに済むので、盤面の打点勝負では負けづらい。氷水浸蝕はフェンリルで除外されないようギリギリまで開かず、ビッグ・アイ効果、拮抗勝負、壊獣でギュミルが処理された時に開くとプレイングが大事です。
呪縛ロックとコスモクロアもかなり有効で、完成したらほぼほぼ勝ちだと言って良いが、揃えるのは至難の技。あとサンダーボルト採用が増えてきたので注意です。
後行:アライズハートとフェンリルに注意しながら展開します。ユニコーンで抜かれるのは大抵バロネスかエジルギュミルなので、残った方で展開し、プリマドーナ効果で戻してあげるのが理想です。モンスターゾーンが残っていることを信じよう。ガメシエルを握っているならアライズハートに使う。イニオンクレイドル+コスモクロアを貼れればひとまずは安泰。揃っているならイニオンクレイドルを通すことに全力を注ぐこと。
三戦の才があるならアライズを奪い、自分のアライズかアーゼウスで上書きしてやりましょう。
御巫
相性:先行不利、後行有利(後行はまず無いが)
無限泡影か氷結界があれば凄く楽になります。壊獣ラヴァゴで盤面を取ってくるのであまり盤面は信頼できないかも。
うららは御巫の水舞踏に。オオヒメでも良いかもしれない。
先行:氷水浸蝕+何らかの氷水(守備表示)
氷水浸蝕の②の効果を最も頼る対面。壊獣に除去された瞬間開いてあげるとデッキからエジルを特殊召喚できます。盤面にガメシエルを出しておけば壊獣で除去されなくなるのは○。浸蝕効果はフゥリが出てくる前に使わないと対象に取れなくなります。とりあえず水舞踏を止めましょう。ターンが帰ってきた後は後行のプレイング参照。
後行:御巫が用意できる妨害数はたかが知れているので、1枚コントロール奪取されることを前提に盤面でジーランティスorバロネスを立てることを目標にしていきます。アネモネジーランティスや承影、バロネスで相手のリソースを減らしていけば御巫は何もできなくなります。
リンク展開するために、盤面何枚分になるかの計算が大事です。
例:ディーヴァ+召喚権で2、トレモラ+水で1、相手に壊獣があればガメシエルで1、コーラルアネモネで+1、氷水大剣現で1、フィールド+コスモクロアで1。これらを組み合わせてリンク4を作っていくのが大事です。
注意:シンクロオーバーテイクは使ってしまうとシンクロしかできなくなります。頭数としてはカウントできないのでうららケアを目当てに使うのはやめましょう。
相剣
相性:先行超有利、後行互角
このデッキの有利対面です。負ける理由は大体うららG泡影です。
このデッキの理想ムーブに対してはうららは出番が無く、打ちどころとしては龍相剣現、強貪、エクレシアあたりです。これらを使ってこないならGのためにとっておきましょう。
先行:エジルギュミル+墓地にトレモラ
相剣デッキのエジルギュミルの突破法は、戦闘破壊を除けばギュミル効果にバロネスを合わせるくらいしかありません。天威には突破手段としてヴィシュダのバウンスがあるので、氷水浸蝕を用意しておくのが吉です。エジルギュミルが戦闘破壊されたとしても相剣効果の除外に反応して戻ってくるので、かなり対面有利に進めることができます。エジルギュミルを出し惜しみしてバロネスで負けることだけは避けましょう。
後行:バロネスの妨害に注意して展開します。バロネスさえどうにかなればエジル展開を行なっていくのが良いでしょう。赤霄の無効効果は対象を取るのでエジル効果を誘発します。丁寧に妨害を踏み抜いていきましょう。エジルギュミルさえ出すことができれば基本押し合いまで持っていけます。シンクロ展開を目標に見せ札を切っておきましょう。
ドラゴンリンク
相性:先行微有利、後行微不利
大体互角対面です。増Gで止まりやすいのも同じ。
うららは竜の渓谷かロムルスに打ちましょう。ギュミルがあるなら初動を止めても良いです。
先行:エジルギュミル+氷水浸蝕
この対面の呪縛ロックはあまり効果がないので、浸蝕一択です。
エジルギュミルの効果は相手が渓谷で手札を捨てた瞬間に使うのがベストですが、そこで止めても手数の多さで突破してくる可能性があるのも忘れてはいけません。幸い突破されたとしても相手がビーステッドを使えばエジルは戻ってくるので、氷水の持ち味である流れるような後続追加で戦っていきましょう。
後行:とりあえず壊獣は必須です。一番邪魔な妨害を取り除いたらエジル展開を行なっていきましょう。一度ギュミルを出してしまえば後は純粋なリソース勝負になるので勝機はかなりあります。妨害をいかに誘うかが勝負です。
PUNK
相性:先行有利、後行不利
手数系デッキの一角です。クシャトリラと混ざっていることがほとんど。
うららはカープライジングに打ちたいところ。
先行:バロネス
ついに来ましたバロネスの出番です。このデッキはサイコエンドパニッシャーで耐性なんて関係ねえ！と殴り倒してくるので、エジルギュミルよりもバロネスの方が刺さったりします。バロネスを出した場合の懸念点として、氷水特有の粘り強さが発揮できない(俗に言う「相剣でよくね？」)になってしまうので、サーチする魔法罠はイニオンクレイドルが良いでしょう。
後行:どんな型かによって出てくる妨害は変わりますが、PUNKのみでできる妨害はせいぜい2なので、混ざっているものへの対応が一番重要です。
この対面はコスモクロアを信用しきれないところも大きく、罠による妨害を構えていることが多いので注意して展開しましょう。
烙印
相性:先行有利、後行有利
無効系が少なく、妨害数自体もあまりないので有利対面です。
うららは烙印融合一択。
先行:エジルギュミルorバロネス
エジルギュミル効果は早期に切ってしまって構いません。烙印デッキのギュミル後の突破手段はガーディアン・キマイラやドルイドヴルムくらいしかなく、3300打点はエーギロカシス1枚で超えることができます。
バロネス効果は烙印融合に打っても良いですが、キットや断罪で回収されてから打ち直される可能性があるので、墓地効果は使われますがアルビオンに使ってしまうのがいいかもしれません。
リソース勝負に持ち込んだ場合、復烙印の存在により互角の勝負になってしまうので、早期に復烙印を処理することをおすすめします。
後行:妨害数は少ないので、わかりやすい餌を用意してミラジェイドを釣ってあげましょう。無事にシンクロできたなら、ギュミル効果を忘れずに使っておくこと。ターン終了時のミラジェイド効果を防ぐことができます。
その他の対面
・蟲惑魔
うららはセラに。罠対面は見えてる妨害をどう踏み抜くか。
・エクソシスター
うららはマルファに。除外テーマなのでギュミルを立てたらリソース勝負。
・ふわんだりぃず
うららはろびーなに。やはりギュミルが強いがバウンスには要注意。
・ブラックフェザー
うららはスズリに。盤面のBFを除外してあげれば手札から展開できなくなる。
おわりに
この記事を購入してくださりありがとうございます。
記事の一部を有料で販売するという試みは初めてだったのですが、満足していただけたでしょうか。僕が氷水を使っている時に考えていることは大体伝えられたと思います。
僕はこれからも氷水の型を模索していこうと思います。自分の中で納得できるものができるまで記事の有料販売はしませんが、記事自体は書いていこうと思いますので是非見ていただけると幸いです。
追記:この記事を書いてから半年が経ち、対面へのプレイングが当てにならなくなってきたので無料にしました