REVENGER 3話 物語制作者の為の分析
●今回の特徴
・主人公と対立している仲間を、任務を通してちょっと仲良くさせるのに使えそうです。
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※●はメインプロット、Sはサブプロット、Cはコミックリリーフの略です
●セットアップ1
・仲間の一人が主人公へ、町の問題を紹介(阿片の密売、行政が一枚かんでいる)。
・その問題を目の当たりにする主人公と仲間の一人。
20%
●インサイティングイベント
・主人公が別の仲間の所に居候することに。
C:相手は嫌だが、義理のある相手に頼まれて断れない
30%
●問答
・主人公が仲間になったことによる仲間のそれぞれの反発を描く。
50%
【S1 依頼】
・賢者キャラがとある人物から依頼を受ける。主人公を討伐してほしいとの依頼。依頼主はさらに上の組織(行政)からその依頼を受けている。賢者キャラは主人公を匿っている事を隠し通す。
・依頼主は行政を良く思っておらず、賢者キャラへ逆にそっちを倒してもらうように仕事を発注する。
60%
【S1 作戦】・仲間がとある捜査をしている。冒頭の町の問題についての情報が得られる。首謀者に行政が絡んでいる。この町の問題が首謀者のマッチポンプだとわかる(阿片をばらまき、濡れ衣を着させて逮捕する)。
※依頼以外にも敵を倒す大義名分を得る。
●死の臭い1
・首謀者を倒すため、主人公と主人公の組織入りに反対していた仲間が共同戦線を張る。任務開始。
75%
・二人は勝負と言う形で任務をこなしていく。どちらが多く倒せるか。主人公が負ければ組織を去る、という賭け。
●プロットポイント1
・任務は成功。主人公は賭けに負けるが、最後に相手を助けたことで引き分けとなる。
※賭けごとに関するキャラの見せ方や、二匹の蝶などの暗喩
90%
●引き
・賢者キャラの元へ、別の仲間が二人の任務達成を報告。その際、主人公をこのまま組織に置いておいて本当にいいのか疑問の声が上がる。
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◇ちょっと感想
・二人がちょっと仲良くなったところで花札を見せたり、ちょっとした演出が映像作品として凝っているなぁという印象。あと「語るな魅せろ」を割と徹底しているのか、無駄な台詞があんまりなくて好感が持てる。
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