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REVENGER 9話 物語制作者の為の分析

●今回の特徴

・割と説明回。でもアクションや感情移入パートを上手く挟んで、コミックリリーフないのに全然見ていられる。

・主人公の悩みについて、自分自身や味方ではなく、敵を助けることをきっかけに解決策が与えられる。

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※●はメインプロット、Sはサブプロット、Cはコミックリリーフの略です

●死の臭い
・手負いの敵(ラスボスっぽかった人物)を、同業者から守るために連れて逃げる主人公。
同業者は土地的な理由で深追いできない。

・逃げている最中主人公は敵から目的を聞く。自分たちと同じ目的であることを察する(争いを産むマクガフィンを消す)。

20%

●闇夜を彷徨う
・敵を治療しつつ、事情を主人公達が知る。回想&敵の資料、独白で。
・マクガフィンが何故主人公達の土地に生まれたかの説明。敵の所で生まれ、そのマクガフィンを消すために現れた(清が阿片を取り締まろうとして、阿片商人が長崎に大量の阿片を逃がしたが、その長崎で阿片を買った人物を主人公が殺した。阿片はどこかへ消えた)。
主人公と目的は同じ。しかし敵は自分たちの問題だと手を組む気はない。
※マクガフィンは結局どこにあるかわからない。

・ややこしくなってきて、仲間の一人がその場を苛々した様子で抜け出す。

40%

・その様子をもう一人の仲間が追い、話を聞く。仲間は討伐対象を匿ったことで、上層部に喧嘩を売ったことを悩んでいた。

・賢者キャラは別の仲間とこの件についてはなしている。上層部が敵を狙った理由が、マクガフィンを持っているからだとすると筋が通る。上層部は今の所敵を匿っている主人公達には何も言ってこない。
 賢者キャラは後日上層部に真相を聞きに行くことになる。

50%

●プロットポイント2
・敵が主人公と二人の時、死ぬ前に組織の元へ戻りたいという。主人公は止めるが意志は固く、守りながら連れていくことにする。

・同業者が敵の組織の幹部を倒すシーン。

70%

●クライマックスへの準備
・組織へ向かう主人公と敵。敵は主人公と同じような過去がある事を知る(阿片で大事な女性を失くした)。

・敵の組織や領土が同業者に狙われ続ける。異変を察した主人公は敵を隠し、様子を見に行く。

●クライマックス
・その間に敵は同業者に狙われ、傷が開いてそれが致命傷になってしまう。主人公が駆けつけて同業者を追い返すも、もう助からない。
・主人公は敵の無念や、自分と同じ過去を持つこと知る。悔し涙を流す相手へ、自分達へあとを託すように諭す。これで主人公は大義を得る(敵が噛んだ、恨噛み小判を手に入れる)

90%

●エピローグ
・同業者、同業者を雇ったマクガフィンを狙う商人、主人公達の上層部が会合している。今回の敵の組織での事件を主人公達の仕業と偽り、商人は次に主人公達を倒す依頼をする。上層部もそれを黙認。

●引き
・同業者のボスと商人がとある場所で話している。実は商人がマクガフィンを持っていることと、それで何をしようとしているかの目的も話す。

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◇ちょっと感想

・結構熱い話になってきた。
第三勢力、第四勢力、敵か味方かわからんキャラとかが入り混じってたけどここにきて一気にわかりやすい構図になった。

・なんだかんだ惣二に気を遣う鳰可愛すぎない?

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