Buddy Daddies 12話 物語制作者の為の分析
●今回の特徴
・最終決戦前~ラストまでのプロット。なので、価値観の変化とかなくしたり小規模にして1幕ラストにも使えそう。
・ヒロインを守るために自分たちの組織を裏切り、立ち向かい、自由を手にするサブプロット。
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※●はメインプロット、Sはサブプロット、Cはコミックリリーフの略です
●セットアップ2
・主人公とバディはヒロインとの日常を守るため、最終決戦への準備をする。
※イベントに合わせて必ず戻ってくる、と約束。
ヒロインはまだ何も知らない、母親の事も少し触れる。
10%
●アイテムを得る
・ヒロインと別れた後組織の上司に会い、組織と渡り合うために頼んでいたアイテムを受け取る。
・厳しい戦いになる前、ヒロインの元へ帰る決意をしつつ二人は決戦場へ向かう。
25%
●お楽しみパート
・最終決戦開始。物語冒頭からちょくちょく顔を出している強敵キャラも控えているシーン。
●ピンチポイント1
最初はうまく行く。途中から強敵キャラが立ちはだかる。主人公がやられそうになる。
40%
・バディが助けに入る。が、バディもやられそうになり主人公が機転を利かせて強敵キャラの注意を引いて逃げ回る。
50% ミッドポイント
●ピンチポイント2
・主人公が絶体絶命の時、バディが追い付いてなんとか二人で倒すことに成功する。
●クライマックスへの準備
・最後、ボスの元へ踏み込もうとするが、バディは自分の問題(父と自分の相続的な問題なので)だから1対1で決着をつけるという。
60%
※カットバックで着々とヒロイン側のイベントの準備が進んでいる。
●クライマックス
・バディとボスは互いの信念をぶつけあう。バディはこれまでの主人公とヒロインの生活で変わった価値観を全力でぶつけ、ボスをギリギリで納得させる。
・主人公と合流。ヒロインの元へ急ぐ。
80%
●報酬
イベントが始まる。ギリギリで間に合う主人公とバディ。
90%
●エピローグ
・十年後の後日談。幸せに暮らしている主人公、ヒロイン、バディの3人。
※写真でこれまでの経緯を視覚的に紹介。
100%
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◇ちょっと感想
・これ以上にない大団円だった! 成長したミリ可愛すぎか?
・ミリの両親を殺したのは主人公達な訳だが、そこの回収はなかったのが気になるっちゃ気になるか。でも尺も足りないし蛇足かもしれない。このEDなら10年の間に解決しました、って捉え方もできるから回収が直接的になくてもギリOKか。ミリならひと悶着あったあと赦してくれそうだし。
そこんとこ一輝と零の会話でちょろっと「そんなこともあったなぁ」的に触れてもよかったんでは、とかいちゃもんを付けつつ、総合的に大満足な作品でした。
続編等で映画化したら見に行くレベルで面白かった!