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うちの師匠はしっぽがない 5話 物語制作者のための分析
●今回の特徴
・今回のというか、全体的に掴みでその回の問題を直接的に示すパターンが多い。
・前回のキャラの事件のリアクションをサブプロットとして挟む。
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※●はメインプロット、Sはサブプロット、Cはコミックリリーフの略です
●セットアップ1
・主人公に仕事以外の「枷」の困難がある事を賢者に指摘される(変化の術が甘い)
バレたら賢者と縁を切ることになる(破門
●インサイティングイベント
・仕事場へ。とあるキャラにばれていることを突きつけられる。(以下キャラA)
交換条件に黙っていてもらう。
C:黙っている代わりにモフらせてもらう
20%
S1【インサイティングイベント】
・先輩が前回の事件の落とし前を付けようとしている
C:小指を詰めようとする
組織は許し、それどころか先輩の昇進の話がある。
S1【準備】
・先輩の昇進の噂を聞いて、主人公も早く出世できるように作戦を練る。先輩の話を参考に。
C:賢者へ頑張っている(ようにみえる)姿を見せるが、全く効果なし。
30%
●セットアップ2、冒険に誘う(賢者がキャラAに)
・キャラAに悪気はないが、主人公がタヌキだと何度もバラしそうになる。
・賢者とキャラAが今度難しい仕事をする、という話を聞く。キャラAはやりたかった仕事で、意気込んでいる。
40%
●ピンチポイント1
・仕事直前、キャラAが誤って自分の道具(三味線)を壊してしまい、出来ないことに。主人公はキャラAを不憫に思い、とある決心をする。
50%
●ミッドポイント
・主人公は冒頭に甘いと言われていた「枷」をなんとか活かして、キャラAを助ける(三味線に変化)
・舞台開始。難しいと言われているので、主人公もキャラAも、見ている仲間も緊張。
●ピンチポイント2
・上手く行っているが、主人公の「枷」が限界(変化が解けそう)
80%
●プロットポイント2
・結局限界が来てしまうが、賢者が機転を利かせて難を逃れる
90%
●エピローグ
結局賢者にバレてしまうが、キャラAを助けたことで許される。主人公が成長していることを褒める賢者。