Buddy Daddies 1話 物語制作者の為の分析
●今回の特徴
・昔何かを失った主人公が、それと似たような大事なものと出会い、巻き込まれる形で2幕へ。
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※●はメインプロット、Sはサブプロット、Cはコミックリリーフの略です
●掴み
・任務を遂行している主人公とバディ。敵をうまく捕らえたところで、ギャップのある問題を見せる。(マフィアを捕まえた時に電話。保育所から子供が熱を出したのでお迎えにきてくれ、との内容で焦る)。
20%
●セットアップ1
・掴みの状況に至るまでの過去回想。
・主人公が簡単に任務をこなしているシーン。
・バディと暮らしていて、バディの問題や主人公のゴーストを見せていく。
・主人公はバディの問題を指摘しつつ、二人でやるための任務の準備。
40%
・主人公は最初の任務の報酬をもらう。その時にゴーストについて軽く触れる。
・バディの問題を指摘した時の対応が少し冷たいので、主人公の感情移入できるエピソードを挟む(バディが拾ってきた猫を元の場所に返したが、気になって見に行く)
50%
●破壊の予兆
・後の、大切なもの登場(以下ヒロイン)。どこかへ向かっている。
60%
●インサイティングイベント
・主人公がバディへ任務説明。
・任務開始。主人公が上手く潜入したところで、ヒロインとアクシデント的に出くわす。ヒロインは何かを探している(父親)。
ヒロインの振る舞いは、主人公のゴーストに関係する(主人公は子供を失くしている?)
70%
●門番
・任務は開始されてしまうが、何も知らないヒロインがかき回す。予想外の事態に慌てる主人公、冷静に対処するバディ。
80%
●死の臭い1
・ヒロインに振り回されながら、二人は任務を遂行していく。ヒロインが敵の人質に取られてしまう。
・主人公は機転を利かせて、ヒロインを救い出す。バディが援護して敵を倒す。
90%
・敵の本拠地から抜け出す。ヒロインは主人公を自分の探していたものと勘違いしている。
●逃げられない プロットポイント1
・行き場のないヒロインを匿うことになる。実は今回の任務で殺してしまった相手が、ヒロインの探していたもの(父親)だったことを知る。
※写真で見た憶測なので、ミスリードの可能性もある
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◇ちょっと感想
・掴みとしては完璧な1話だった・・・。男二人の正統派なバディもの、カタギじゃない職業、そしてヒロインに小さな女の子。ザ・王道なハードボイルド路線が期待大。
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