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REVENGER 1話 物語制作者の為の分析
●今回の特徴
・過去にトラウマがあるとかではなく、一幕でゴーストを作るパターン。
・一幕で主人公に目的を与え、達成し、それを台無しにさせる。
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※●はメインプロット、Sはサブプロット、Cはコミックリリーフの略です
●掴み
とあるキャラがバイオレンスな任務をこなす。その被害者が犯人が分かるように謎のアイテムを残す。アイテムを拾う別のキャラ。
●セットアップ1
・任務を遂行したらしいキャラ(主人公)が人目を避けて生活している。
●破壊の予兆
そこへ訳を聞きに来る別事業の賢者キャラ(便利屋)。主人公は相手に帰れない訳を話す。(任務で殺した相手が許嫁の父で、元の居場所に帰りにくい)
しかし賢者キャラと話したことにより踏ん切りがつく。
●死の臭い1
・帰っている途中、襲撃に会う。それは元々主人公へ任務を授けた雇い主。つまり主人公はいいように使われて裏切られた。
・謎の助けが入り、主人公は一命をとりとめる。主人公は世間的に死んだことになる。
40%
●闇夜を彷徨う1
・助けてくれたのは賢者キャラの一味。素性を明かされる。
・さらに主人公が嵌められた事実も推定だが明かされ、主人公は深く落ち込む(主人公は騙されていて、雇い主が黒幕、殺した相手が正義の執行人だった。(麻薬取引を取り締まろうとしていた)。
50%
・主人公が自分を助けた訳を聞く。
賢者キャラの組織は殺した相手からの正義の執行を頼まれていた(主人公の元雇い主である、麻薬売人を捕まえる)。
※その証拠に冒頭のアイテムが出てくる。アイテムを拾ったのが賢者キャラだと分かる。
●PP1
主人公には賢者キャラの組織の、その任務の手助けになるものがある(ここは情報、人脈、知識技術、暴力、なんでもよさそう)。そのため仲間に引き入れるために助けた。
60%
●作戦
・返答のシーンは見せず、任務に向かっている主人公と賢者キャラの組織。
敵に近づき作戦を立てる主人公達。主人公は手負いのため一人だけ近くで留守番。
※実はここで主人公は一つ嘘を吐いている。
・敵が祝杯を挙げているシーン。
●お楽しみパート
・主人公は言いつけを破り、復讐しに勝手に抜け出してしまう。それを見張っていた組織の一人が辟易とする。
・任務執行開始。敵にも気づかれていく。
75%
●ピンチポイント1
・敵大将を追い詰めたが、逃げられてしまう。主人公の嘘はここで、復讐を果たすために逃げた先で待ち伏せるつもり。
85%
●ピンチポイント1リアクション
・主人公は復讐を果たし、謝るために大事なものの元へ向かう。
賢者キャラたちは獲物を主人公に横取りされ、一杯食わされたことに気付く。
●引き
・主人公は大事なものの元へ向かうが、相手は失意の底から自害してしまっていた。
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◇ちょっと感想
・現代版必殺仕事人。ニトロプラスなのでハッピーな訳もなく・・・。そして貫禄の出来の良さ、って感じでした。
・時代劇で暗殺ものだと必ずといっていいほど糸使いがいるのいいよね。