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うちの師匠はしっぽがない 2話 物語制作者のための分析

●今回の特徴

・前回は「依存の世界」からの脱却的な2幕へ、今回は非日常への2幕へ、といった感じ。
このやり方だと一幕を飽きずにボリューム感を出せる。

・目的が定まっているので、基本的にはずっと「食らいつく」の展開。メインプロットの骨組みにもできそうです。

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※●はメインプロット、Sはサブプロット、Cはコミックリリーフの略です

●セットアップ1
・主人公の現在の動機づけとなる、ゴーストを紹介。馬鹿にされている過去。(回想)※ミッドポイント付近の伏線

●インサイティングイベント
 S1【冒険の誘い】賢者目線
・目標とする人物(以下賢者キャラなので賢者と書きます)を探し、その人の元へ到着。入れないので忍び込む。
・賢者の特技を存分に楽しむ主人公。そのすぐあとに忍び込んでいることがばれて見つかってしまう。

30%

 S1【食らいつく】
・賢者へ弟子入りを申し出るが、すぐ断られる。めげずに弟子入りを志願しに追いかける。
※道を聞いた時に野良猫が居て主人公の正体に気付くシーン、これは伏線。
・賢者の家まで着いていくが、暴力的に追い払われる。

50%

 S1【衣装を着る、作戦】
・賢者がいなくなった後、賢者の忘れたアイテムを発見して特技の真似をする。楽しんでいたがゴーストを思い出し、我に返る。(変人の子供は変人、またあいつ変なことしてるぞ、的なことを言われている)
・このアイテムを使って取り入ろうと考える(忘れ物を届けて信頼される)
C:浅はかな考え

 S1【ピンチポイント1】
・しかしアイテムを奪われてしまう(野良猫に取られる)。

60%

 S1【ミッドポイント】アクションシーン
・追いかける。かなり無理をして取り返す

70%

●食らいつく
・丁度賢者と出会い、無理をしたシーンがばれて怒られる。
・賢者は説教しつつ、どうしてそこまでこだわるのか主人公へ尋ねる
・主人公はこれまでの人生で悔しい思いをしてきたことを打ち明け、賢者に覚悟を認めさせる。弟子入りを果たす。

90% ●プロットポイント1


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