Buddy Daddies 7話 物語制作者の為の分析
●今回の特徴
・外面の話は主人公が日常に嫌気がさし仲間から一時的に離脱。内面の話は主人公のゴーストを紹介→少し克服。
・小道具の使い方が上手い。
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※●はメインプロット、Sはサブプロット、Cはコミックリリーフの略です
●掴み
・組織へ謎の人物(以下キャラA)がやってくる。主人公に所縁のありそうな人物。
●破壊の予兆(インサイティングイベント?)
・ヒロインとの日常の中で一人になった時、キャラAをみかける主人公。咄嗟に隠れる。その時に顔見知りから気になるようなことを言われる(幸せについて)。
15%
●インサイティングイベント(問答?)、プロットポイント1
・言われたことをずっと反芻している主人公。それも相まって日常の不満をヒロインとバディにぶつけてしまう。
C:主人公は男だが育児に疲れた母親みたいな悩み
・主人公は家出してしまう。
※この辺は全てキャラAとの過去に関係している。
20%
●お楽しみパート
・バディはヒロインの面倒を見なければならず四苦八苦。
・主人公は組織の上司に愚痴を言っている。そこでキャラAの話題が出てくる。キャラAがどんな主人公にとってどんな人物かわかる(恐らくは昔失った恋人の妹、だとこの時点でわかる)。
40%
・羽を伸ばす主人公
・なんとかギリギリで、でも間違った方法でヒロインの世話をしていくバディ
50%
●ピンチポイント1
・過去を思い出したりして腐っている所、キャラAにみつかる主人公。
C:バディがヒロインに「捨てられたんだ、俺達・・・」
60%
・キャラAは主人公に言いたいことがあり迫る。主人公の過去回想でゴーストの紹介。
70%
●ピンチポイント2
・ヒロインが体調を崩すが、バディは何もできずにピンチ。
・主人公はゴーストの清算に入っていて不在。バディは組織の上司を頼る。
75%
●ピンチポイント1のリアクション
・主人公はキャラAと、過去の想いでの地にて話をする。
キャラAに背中を押され、ゴーストに少しだけ向かい合うことができる。
90%
●報酬
・主人公はヒロインとバディの元へ帰ってくる。
主人公の普段の苦労を知ったヒロインとバディの成長がみられる。
※最後、新しい傘を与える。壊れた傘→新しい傘、による主人公の過去や二人の関係の再生の暗喩。
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◇ちょっと感想
・ハードボイルドな始まり方だったのでもっと殺伐している作品かと思いきや、ほんわか家族回が多くて癒される。
・そろそろ零の過去紹介かな、多分。