Buddy Daddies 3話 物語制作者の為の分析
●今回の特徴
・日常に紛れ込んできたものをようやく手放すはずが、そのまま一緒にいることになるまでのプロット。ここから二幕でも良いし、三幕前にこのプロットを応用してもよさそうです。
・外面では上記のプロット、それと同時に主人公とバディのゴースト紹介を絡めていく。
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※●はメインプロット、Sはサブプロット、Cはコミックリリーフの略です
・ヒロインを手放す算段が付いたが、主人公とバディは情が移ったヒロインと離れることを躊躇している。しかし二人と一緒に居ては幸せになれないため、元の場所へ帰すことを決めている。
・依頼主からヒロインの元の場所の情報を得る。
・ヒロインを返すまでのタイムリミットに、三人で少し出かける。そこで二人の過去を少し仄めかす。ヒロインとの別れを確かに寂しく感じている主人公。
30%
・バディとヒロイン、二人のエピソード。バディのゴーストを緩和するようなことをヒロインが無意識に言う。
40%
・いよいよヒロインを元の場所へ戻す日。
ヒロインを騙すようにして連れていく。バディは主人公へ本当に後悔しないか、何度も尋ねている。
・目的地に着き、主人公は様子見で先に一人見に行く。
50%
・主人公はトラブルに見舞われるが、ヒロインの保護者と接触できる。
C:ヒロインが待っているのがつまらないと駄々をこねる
・主人公を待っているバディとヒロイン。物語のテーマであることに対し、ヒロインの価値観を知る(困ってるときに助けてくれるのがパパ)。知らずにバディの過去の背中を押す。バディのゴーストを一瞬紹介。
・バディが過去に思い耽っている隙に、ヒロインはいつの間にかどこかへ消えてしまう。
65%
・主人公はヒロインの保護者と話し、ヒロインを預けられるような相手ではないと思い知らされる。その時に主人公のゴーストも一瞬見せる。
主人公は静かに相手の元から去る。
※ヒロインが好きなハンバーグの説明が最後の伏線になる。(手作りではなく、総菜の三つで数百円)
75%
・バディは走り回り、なんとかヒロインを見つける。ヒロインはトラブルに巻き込まれている(補導されている)。
どうしようか迷っている時、ヒロインが助けを求める。そこにバディのゴーストが関係し、背中を押されたときの言葉を思い出して助けに出る。
90%
・バディとヒロインは主人公と合流。バディとヒロインが仲良くなっていることを知る。主人公は何があったかは言わず、三人で帰ることを言う。
●エピローグ
・三人で囲む夕餉。ヒロインが完全に主人公とバディの日常に仲間入りする。ヒロインが食べたかったものを振舞う。
※ハンバーグ、三人分で数百円。の伏線回収。
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◇ちょっと感想
・ミリが良い子過ぎて泣いちゃうよこんなの・・・。零が自分が父親だと名乗り出るところも熱い。家族ものが弱い身としては神回でした。