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うちの師匠はしっぽがない 6話 物語制作者のための分析
●今回の特徴
・メインプロットが一本筋であるというより、サブプロット二本を上手くつなぎ合わせた感じ。
主人公の悩みから始まり、立ち直るまでのプロットに使えそうです。
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※●はメインプロット、Sはサブプロット、Cはコミックリリーフの略です
●セットアップ1
・賢者が主人公へ初舞台の話。これは先輩が推したこともあってのこと。主人公は完全に調子に乗る。
20%
S1【忍び寄る悪者】
・しかし本番が近づくにつれ、緊張から悪夢ばかり見るようになる
30%
S2【日常が破壊される予兆】
・町で先輩の「枷」が暴れているのを見て、さっさと退散する賢者と主人公。
S1【ピンチポイント2】
・本番への緊張から、完全にいつもの調子を外してしまう主人公。
・先輩に相談し、一度は立ち直るも、やっぱりダメ
40%
S1【死の臭い】
・とうとう賢者に泣きつく主人公。賢者を失望されてしまう。
C:そう見えただけで賢者はお腹が空いていただけ
50%
S1【闇夜を彷徨う魂】
・酔っぱらってどん底のように憂う主人公
C:サイダーで酔う
その中で一つの光明を得る。(酔っ払いからヒントを得る)
60%
●クライマックスへの準備
S2【インサイティングイベント】
・先輩の「枷」の元へいって、協力を仰ぐ(怖い人の前で落語ができればもう大体怖くない)。相手にメリットはないので断られるが、主人公が失敗すると先輩に迷惑が掛かることを言うと、渋々聞きいれる。
●クライマックス
S2【問答、プロットポイント1】
・相手と何度かもめた末、相手の信条を聞いて、結果それが主人公の背中を押すことになる
90%
●エピローグ
・立ち直ったところを見せ、賢者との勘違いも解消する