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「鳥波多゛(とりはだ)」のにごり原酒祭に行ってきた

 バンコクの和食店、和食居酒屋の中でボクが最も好きな「鳥波多゛(とりはだ)」のプロンポン店が5周年記念ということで、8月3日から7日(つまり今晩)まで、ボクが最も好きな日本酒「にごり原酒」を55バーツで提供しているので行ってきた。

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 にごり原酒はこのように甘酒のように白く濁った酒だが、あっという間に酔っ払うので、ゆっくりと味わいながら飲みたい日本酒である。ヤキトリや、鳥波多で食べられる各種料理にぴったり合う。

 先日も上記のようにこのボクのアカウントで紹介させてもらっている。バンコクに3店舗あるグループ店だが、今年、まともに周年記念を出せたのはこのプロンポン店だけだったそうだ。本店であるスリウォン店は3月の記念開催中に政府の方針で営業ができなくなり、3軒目のウドムスック店が開店した6月は規制期間の真っ只中で開催すらできなかった。

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 とはいえ、大々的にイベントを開催するというよりは、キャンペーンのひとつとして、安く提供するという感じだ。鳥波多はわりと頻繁にこういったキャンペーンを実施して、安く食べられるように施策を練っている店である。

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 先の記事では元々は220バーツと書いたが、実際は200バーツだった。それでも、200バーツが55バーツは十分に安い。このインパクトのおかげで、たらふく食事をしても、いつもよりずっと安く済んだ。

 ここでは今回食べたものをざっと紹介しておく。あくまでもほんの一部で、ほかにもいろいろと注文している。しかも、ボクは今週2回行っているので、2回の食事分だ。とはいえ、前半に撮影はしたものの、あとの方は酔っ払っているので、完全に撮り忘れているが。

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 生肉だ。左がレバ刺し、右が鶏刺しになる。ほかに塩ユッケも頼んだ。今回は残念ながら鶏もも炙りがなかった。バーナーの故障らしく。一番食べたかったものがなくて残念だったが、まあ、にごり原酒をたくさん飲めたからいいか。

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 これはこれまで知らなかったのだが、ガツ刺身というもの。ガツは確か豚の胃袋だったかな。鳥波多プロンポン店は豚肉の扱いもあるので、ガツ刺身もあった。全然知らなかった。湯がいてあるのかな。食感は固めで、ボク好みだった。

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 これは串焼きのとりればだ。串焼きも結構頼んだ。豚串もあって、ハラミだったかな。ボクが好きなのは。正直、鶏の方がおいしいと思う。

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 上の小鉢はお通しで、から揚げと玉ネギの和え物だ。下はレバパテだ。レバパテも濃厚でおいしい。一番人気のメニューはポテトサラダで、こういうつまみ系が充実しているのもいい。

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 これは美人トマトだ。最近、いろいろなところに置いてあるが、日本人が自社農園で育てているトマトなのだとか。

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 キュウリの一本漬けもおいしい。ほかに長芋の醤油漬けだったかな。それもおいしい。

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 鶏鍋も食べた。2人前で600バーツと高くない。鶏のスープも濃厚だ。スープは別途メニューにもあるので、シメの逸品にもなる。また、釜飯などもあるし、丼物もいろいろあって目移りする。

 ちなみにランチメニューもあり、ご飯がお替わり自由であること、昨今のバンコクの定食の相場より安いのでおすすめだ。

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 開高健がたまにベトナム戦争の従軍記者として戦地に赴いたとき、南ベトナム軍の兵士が洗面器を鍋にしてネズミなどを似ていた、みたいなことを書いていたはず。最初はなんのことだろうかと思ったけれども、こういう鍋だったのかもしれない。洗面器に見えなくもない。

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 鶏のスープは濃厚でそれだけでも十分おいしいが、ゆず胡椒とポン酢もつく。

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 煮えてきたら、アツアツのうちに食べたい。鶏肉、豆腐、野菜、シイタケがたっぷり入っている。鶏シャブ用の肉も少量だがつく。ボク個人的にはキクラゲがスープを吸っておいしいと思う。

 鍋を食べ終わったら、雑炊、うどんなど追加注文できる。食事処としても十分イケているのが鳥波多の魅力だ。

 以前、生肉の記事を書いたときに場所を紹介している。興味がある方はこの記事に貼ったマップと基本情報を参照にどうぞ。

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