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チェンマイの和定食食堂「家族亭」

 チェンマイはタイ北部の古都で、バンコク、シーラチャーに次いで日本人居住者が多い地域だ。ロングステイヤーが少なくない。特に問題を起こす人が多い印象で、よほどチェンマイが好きでないとたぶん暮らせないレベルだと思う。

 タイで暮らしていると、チェンマイに行ったからといって特に食べたいものはない。最近はバンコクでも北部料理が食べられるし。だから、チェンマイに行っても結局和食に行ってしまう。海鮮はバンコクの方が鮮度がいいので、食べるとしたら肉とかがいい。おすすめはガガガなんだけれども、自分のストレージにあるストック画像が見つからないので今回は「家族亭」を紹介しておきたい。

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 家族亭はチェンマイの食堂で、チェンマイ在住日本人はみな知っているようなところだ。ボリュームがあり、特に男性に向いた量という感じかな。ご飯も確かお替りし放題だったような。だから好きってのもある。

 話が少しそれるが、25年くらい前に静岡県の定食屋に行ったことが今でも思い出に残っている。場所は下田かな。ネットで検索すると「とんかつ一(はじめ)」という店だと思う。とんかつとかエビフライとか、ミックスフライ、ハンバーグとかホント、メニュー的には特徴のない店なのだが、これがいわゆるデカ盛りで、おかずの皿が巨大だし、ご飯も超大盛りで、しかもお替り自由だったような。なんかカレーを無料でかけてくれたり、ナポリタンも食べ放題だったはず。半分のサイズもあったはずで、それでも普通の定食屋の倍くらいのサイズだった。なんか、すごい店だったな。

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 店内はこんな感じだ。タイの田舎の食堂って雰囲気だね。すでにソーシャルディスタンスが保たれているというか。

 ただ、これはかつての場所で、今は移転したらしく。ここを紹介してくれた友人はまだやっていると言ってた。検索すると、移転先でも人気のようで。

 このブログを見ると、移転先はパンティップの向かいなので、元の場所からそんなに離れていない。たぶんこの場所は10年くらい前にモツ鍋屋があった場所ではないかな。結構いい店だったのに、1年ももたなかった気がする。

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 友人がおすすめしたのは、この牛スタミナ定食だったかな。豚みそ炒めだったかな。憶えていないんだけれども、行くたびに食べていた。以前はガイドブックの取材などでチェンマイに何度か通い、そのころは毎回行っていた。でも、そのガイドブックの出版社にほかの記事で原稿料を踏み倒されて。このガイドブックに関しては嫌な思い出しかない。「アジアの雑誌」を出していたところなんだけども。

 ボクのイメージではバンコクのうま食堂に通じるものがあると感じる。うま食堂も内装に金をかけず、定食だけで勝負しているというか。実際には定食だけじゃないのだけど、とにかく量が多くて、定食が印象に残るんだな。

 こういう店がいいのは、日本語のマンガとかが置いてあることだ。洒落た店だと読むものがないのでスマホとかを見るしかないけれど、やっぱり定食屋はマンガがないと。でも、バンコクでよく行ってたマンガがある定食屋って全部潰れてしまった。時代的に好まれないのかな。

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