見出し画像

【タイ在住ライター】2021年はこうしていきたい【高田胤臣】

画像1

 昨日の投稿で2020年は366本の記事を投稿できた。はてなのブログも同様に毎日アップしているので、ブログだけで732本書いたことになる。ほかにもニュースサイトで記事を書かせてもらったりしているので、相変わらずいろいろなところで仕事をさせてもらった。

 ただ、去年はコロナの影響で仕事の仕方や諸々が大きく変化した。単行本も3本ほど決まっていたけれど、2本は観光に関するものなので、出版は先送りにされた。もう1本はいろいろあって書いていなかったので、2021年のまず一番の目標として単行本を最低1冊は出したいと思っている。

 現時点で2021年はすでに2ヶ所の出版社と新規に取引が始まることが決まっている。問題はあとどれくらい増やせるか。現行で取引のある出版社との関係をもっと密にした方が戦略的にはいいのかなとも思う。

 一方で、働き方を変えていかなければならないと考えている。これまでは出版社への営業は単行本出版を目的に行っていた。ある程度名前を売って、そこからコラムなどの執筆を依頼されるようなライターになりたいと思っていた。

 でも、現実を2018年くらいから感じ始めていた。ボクは人生の半分以上をタイで過ごしている。だから、日本語ができるけれど、日本人と同じ感覚、感性ではないというギャップを感じ始めている。同時にタイ人にもなりきれない。日本人がおもしろいと感じることがよくわからないのだ。そんな中途半端な人間だから、日本で興味を持たれる企画案を作ることが困難だったりする。

 だから、近年は丸山ゴンザレスさんが多大なる力添えをしてくださり、おかげでコンスタントに書籍出版ができていた。でも、こういった時世になって丸山さんもご自身の仕事で忙しいので、おんぶに抱っこというわけにはいかず。そうなると、ボクなんかは出版社や編集者の箸にも棒にもかからない。

 正直、ライター10年目にして限界を感じた。ただ、幸い今はネットの時代だ。だから、ネットでライター活動を行えるようにすればいいのではないかと思う。noteを始めたのも実はそういった意図もあって、有料記事を読んでもらえるようになれたらと思っている次第だ。

 あとは電子書籍もある。アマゾンのkindleですでに結構な数の電子書籍を自分で出版している。ただ、近年は時間がなくて、数年も遠ざかっている。今年から改めて電子書籍出版にも力を入れていきたい。実はもうすでに執筆を始めている。すでに半年近く書き続けているけれどもだんだん規模が大きくなってきて、紙の単行本だと500ページを超えるレベルになりつつある。長すぎでも読んでもらえないし、どうしたものか。

 2021年は単独名義の紙の単行本出版を目指しつつ、一方では出版社に頼らないライター活動も模索していきたい。太平洋戦争時のタイ政府のように、こっちにいい顔をしつつ、裏では真逆のことをやって、みたいな。

 あと、2021年は痩せる。絶対、痩せる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?