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書籍紹介6「バンコクアソビ」
単行本を出させていただいて、6冊目にしてやっと「裏の歩き方」シリーズ以外での出版が決まった。それがこの「バンコクアソビ」だ。
丸山ゴンザレスさんと知り合い、氏がタイで取材するときはボクが通訳などをし、逆にボクが日本で出版社に売り込む際には丸山さんがバックアップしてくれる。そういった動きの中で実現し、イーストプレスで出版となった。
内容紹介
タイ在住17年のコーディネーターだから書けたバンコク夜遊びガイドの決定版。ゴーゴーバー、カラオケクラブ、エロ古式マッサージ、マッサージパーラー、ビアバー……具体的な遊び方から、体験談、女の子の本音、オススメ店データ、詳細マップを徹底的に紹介。初心者からリピーターまで対応。ここまで実用的なバンコク夜遊び本はほかにありません。
本は著者だけのものではなく、編集者と出版社のものでもある。実はこの数年前にイーストプレスに飛び込み営業に行っていて、そのときは箸にも棒にもかからない状態だった。それが丸山さんの紹介で別の編集者に出会い、この本の出版に至った。このときに、入り口って大切なんだなと思ったものだ。
内容は初心者中の初心者向けになっていて、バンコクの夜遊びをまったく知らない人でもこれを読んだらすぐに行けるというようなものになっている。だから、バンコクの夜遊び通にはちょっと物足りないかもしれない。
そもそも、ボク自身がそれほど夜遊びをしまくるような柄ではない。タイに長くいると段々夜遊びが減っていくことが普通だからだ。
ちなみに、上記の書籍情報ページに目次があるのだが、バンコクの援交喫茶などという呼ばれ方で有名な「テーメーカフェ」だけジャンルが別になっている。これは関係者が出版前にバンコク取材に同行し、そのときにテーメーを猛烈に気に入ってしまったので、急遽、元々あった原稿の中からテーメーだけ抜き取り、充実させた結果だ。
この本の出版は2018年6月だったが、同年9月ごろに日本に滞在したので、そのときに丸山さんと編集者がトークイベントを開催するということで動いてくださり、人生で初めてトークショーに出演した。阿佐ヶ谷のロフトだ。
むちゃくちゃ緊張するかなと思ったが、しゃべりの達人である丸山さんや、そのほかバンコクの夜遊びの達人たちがゲストで来てくれ、その安心感から普通に話をすることができた。というよりも、ボクにとっては日本の方が外国なので、たくさんの外国人(日本人)を前にして緊張する要素がなかったと言ってもいい。
丸山さんの有名人パワーもあって、イベントは定員オーバーの100人以上が来てくださった。大半が丸山さん目当てなので、イベント後のサイン会もボクに並ぶ人はほとんどいなかった。テレビってすごいんだな。