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【タイCOVID-19】タイ発ベトナム行きの飛行機搭乗記 後編【2020/03/15】

 どうしてもキャンセルできない事情があり、ベトナムの首都ハノイに向かうことになった。その際の空港での話を紹介しておきたい。COVID-19の関連でややこしいことになっているので、タイから近隣諸国に出るときの参考のひとつになれば。

 前編は下記のようにチェックインまでの顛末を書いた。

 ただ、あくまでもボクが経験した話なので、これがすべてではない。明日、ベトナム入国も書くが、タイ発と日本発の便で事情が違う。また、状況の変化が早いので、昨日と今日でも話が違ってくる。3月15日にボクが体験した話なので、あくまでも参考に、ということで。

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 チェックイン後にAISのSIMカードを買いに行った。ベトナムのローミングSIMは10日有効で399バーツだった。SIM自体は3か月間使えるそうで、チャージすれば1か月ずつ使用期間が延長できるようなので、頻繁に海外に出る人には便利かも。AISのカウンターは出国フロアのドア前辺りか、チェックインカウンターの奥、つまり出国審査のエスカレーター近辺にある。

 SIMはなんら問題なかった。しかし、万が一のために持っておこうと思っていた米ドルへの両替ができない。ベトナムではタイ・バーツはどこでも両替可能なので、替えていく必要はないのだが、万が一を思い。

 ところが、出国カウンターどころから、どこの両替所もやっていない。クローズしているのだ。地下のエアポートリンク(空港電車)の改札口近辺に民営の両替所があるのだが、そこはかろうじて2軒ほど営業していた。銀行系はやっていない。

 出国後も免税店は営業していたものの、銀行の両替所はクローズしていた。ただ、搭乗ゲートのDゾーンの入り口にあったタイパニット銀行(サイアムコマーシャル・バンク)は営業していた。当然ながら長蛇の列だ。

 あとは、信用度がどんなものなのか疑問が残るが、エアポートリンクの改札横にガシコン銀行の自動両替機があった。ここのレートは民営のレートと同じだったので、最悪ここで両替も可能だろう。

 出国に関しては特に普段と違いはなかった。唯一の違いは、手荷物検査場の前で熱が計られ、搭乗券にチェック済みの確認印を押されることくらいか。

 空港全体に人がいないので、手荷物検査はもちろん、出国審査にも人が並んでいなかった。むしろいつもより快適に出国できたくらいだ。免税店などもいつも通りで、品揃えもなんら違いはないし、とにかくチェックイン時の手続きと、両替ができないことが大きな問題点だった。あとはいつも通りである。まあ、出国だからあまり検査も厳密ではないというのもあるだろうね。

(次回に続く)

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