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【バンコク・イタリアン】人気店には理由がある【ペッピーナ】
高田家は年に2回、大出費の月がある。7月と12月だ。まず12月は娘の誕生日にクリスマスと年末年始が重なる。そして、7月は息子と妻の誕生日がある。ちなみに、妻の誕生日は今日で、先日の息子の誕生日は彼のリクエストで「PEPPINA(ペッピーナ)」に行ってきた。数年前からバンコクで大人気のイタリアンで、本店のスクムビット通りソイ33の店舗は予約なしでは入れないほどだった。その支店が今バンコク都内などに増えていて、執筆時点では本店を含めて10店舗展開している。そのうちのひとつ、セントラル・バンナー・デパートの支店に行った。
現在タイはいまだ外国人が簡単に入国できない状況であり、かつタイ人もできる限りの外出は控えていることもあって、飲食店はどんどん数が減ってきている。デパート内もついこの間まであった場所が空きスペースになっているし、まさかペッピーナまでも? と思ったが、ちゃんと営業していた。近隣が何軒も空いていたから、歩いていてちょっと焦ってしまった。
ただでさえ人がいない中、平日の昼間に行ったので、客はほかにいなかった。外国人が在住者に限られている今、飲食店の明暗はこれまで外国人目当てに営業していたのか、タイ人をターゲットにしていたかがで大きく分かれている。とはいえ、ペッピーナはタイ人に人気だったので、人が少なかったのは単に平日の昼間だったからにほかならないだろう。
本当は夜に行こうかと思っていた。現在子どもたちが通う学校は1日おきの登校になっていて、ちょうど息子の誕生日は休校日だった。同時に、その日の昼間、住まいのマンションの工事で停電になってしまい、家にいても仕方がないので昼間に行ったのだ。
ペッピーナは本格的なイタリアンであるが、価格的には安くはないが高すぎでもない。その絶妙なラインも若い人に支持される理由のひとつだ。ピザは釜で焼くので本格的だし、パスタ、肉料理、前菜なども充実している。ボクは飲めないのでわからないが、ワインなども種類が豊富だった(と思う)。
注文が終わるとこういうパンも来て、子どもたちはこういうのもおいしくてバクバクと食べてしまった。
最初に来たのはカプレーゼだ。ペッピーナのモッツァレラチーズは評判がいいらしい。実際このチーズも濃厚でおいしかった。なんならこの玉をそのまま食べたいくらいだ。360バーツだった。
前菜メニューのひとつで、イタリアってメニュー名だったと思う。260バーツでカプレーゼより安い。こんがり焼いたパンに野菜と生ハムとソースがかかっている。パンがカリカリすぎてボク的にはイマイチだったが、味はよかった。
息子リクエストのピザで、黄色いトマトが載っていたアマルフィ(? Amalfiと綴る)だったかな。あれだけ注文時に確認したのに、息子はしっかりとトマトを避けていた。これが小さい方のサイズで、320バーツというほどよい価格帯だ。
ビーフのラザニア(370バーツ)だが、ビーフは合わなかった気がする。豚とか鶏もあったので、そっちの方がよかったかな。でも、ラザニアって久しぶりに食べた。最後に食べたのはたぶんボクが中学生のころだと思う。
追加で頼んだのが星形のピザ「ステラ」だ。大サイズ(というかレギュラーサイズ)しかなく、それでも510バーツだったので、ペッピーナはピザが安いのかもしれない。耳の部分にまでチーズとかハムが入っていてよかった。
かぶりついたらチーズが伸びるという、昔、子どものころに憧れた状態になった。でも、実際にびよんと伸びるとあごとかについちゃうから面倒だ。
上記はペッピーナの公式サイトである。こんな状況だが、すでにどの店舗も営業しているみたいなので、バンコクにいる人で行ったことがない人にはおすすめしたい。あるいは諸々が終わってバンコクに来たらぜひ行ってほしい店だ。今回は家族4人で2300バーツくらいだったので、本格イタリアンとしてはかなりリーズナブルなのではないかな。