サンクチュアリ・オブ・トゥルース
タイトルだけを見るとなんのこっちゃという感じだが、これはタイ東部のビーチリゾートであるパタヤにある観光施設だ。寺院のようなものだが、タイ語では「プラサート」となっているので、城を意味する。要するに、宗教施設ではなく、私営の観光施設というわけ。しかも、別名を「タイのサグラダ・ファミリア」というのだとか。
「サンクチュアリ・オブ・トゥルース」がタイのサグラダ・ファミリアと呼ばれているのは、この施設がいまだ未完成だからだ。「未完」が敷地全体を指すのか、上記の寺院のような建物を指すのかはわからないが、とにかく入園時にはヘルメットを被らされる。この寺院のような建物の中は入れるが、まだ工事中だ。
ちなみに、今回の画像はボクの家族が多めに出てくるが、これはバンコクで発行されている無料誌「DACO」でパタヤ特集をしたときに撮影したからだ。家族で行くパタヤがメインテーマだったので、明るく、ときには手を上げている画像がある。これらは編集部の希望であり、我々一家はあまりそういう性格ではないことを先に言っておきたい。
宗教施設ではないが、メインの施設の内外には仏像などが彫られているので、女性はミニスカートなどの場合にスカートの代わりになる布などを借りなければならない。
それから、前述のようにヘルメットを被る。
施設内は広くて、随所に動物がいる。こういった動物にはエサをあげることができるが、有料だ。一部の動物は乗ることもできたはず。象もいたような。
馬もいたが、息子は怖がって近づかない。上の画像では動物に近づくのだが、大きさなのか、単に父親を信用していないのか。
サンクチュアリ・オブ・トゥルースは岬にあるので、このように海も眺められる。この姿は城塞のように見える。
この背後にメインの施設がある。中の仏像は様々なものが彫られている。仏像はタイ美術の原点でもあり、年代や思想などによって顔つき、手の向きなどが違うので、事前に勉強していくともっと楽しめる。これはここだけに限らず、タイの寺院や美術館を訪ねる際には最低限知っておいた方がいい。多少の知識があれば、料金以上に楽しめる。
ここは厳密には施設内ではなく、駐車場のエリアにあったアスレチックだ。もう一度書くが、ボクとボクの家族はこういうのに挑戦するようなタイプではない。
そして、こんなことをしたりもしない。ネットはちゃんと張っているので、実際に落ちたらかなり痛いと思われ。一応誌面に載せるために押さえておいた一場面だ。
サンクチュアリ・オブ・トゥルースはパタヤにあるのだが、現地の人からすると、パタヤと言うよりはナグルアという地区に当たる。ノース・パタヤ(北パタヤ)よりももう少し北にあるためだ。だから、パタヤに宿泊している場合はタクシーやソンテウなどで行くしかない。
ここのところネタ切れでパタヤなの話ばかりになっている。書いていて、近々行ってみようかなと思い始めていたりして。ここのところパタヤのホテルがかなり安い。2万バーツくらいする部屋が2000バーツくらいになっていたりなど、今はパタヤ旅行が安くできそうなので。