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BTSウドムスック駅からシャトルバスで行く屋上プール「Pororo AQUA PARK」

 ここのところバンコクは毎日暑い。プールに行きたくなるね。自宅から最も近いプールといえば、2015年11月に「セントラル・プラザ・バンナー」の屋上に「Pororo AQUA PARK」がオープンしている。以前、同じ場所に同じようなプールがあったが老朽化したのか閉鎖され、2年近くかけてすべてを造り直しての開業だった。バンナーはバンコク郊外なので人も少なく、穴場なプールだからおすすめだ。このデパートへはBTSウドムスック駅から無料シャトルバスも出ているし、同駅からタクシーでも50バーツくらいで行けるのでアクセスはいい。

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 Pororo AQUA PARKの「Pororo」は「ポンポン ポロロ」という日本でも放送された、韓国の人気CGアニメのキャラクターなのだとか。全然知らない・・・・・・。

 プールはいくつかあり、施設内外周をぐるりと一周する流れるプール、小さな子ども用プールがふたつ、ジャグジーのようなプール、大人用の水深160cmのプール、子ども用スライダーが2本、大人も楽しめるアグレッシブなスライダーが4本で構成されている。

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 スライダーの一部はカーブがほとんどビルから突き出ているような位置なので、いろいろと考えると違う意味で怖い。実際、10年以上前のタイではスライダーの底が抜けて大けがとかよくニュースになっていたので、リアルに怖い。

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 あと、このプールがビルの上だからか、一部のプールは体の芯を冷やすような冷たさがあったのが少々気になった。ただ、それは遊びに行った日が曇っていたからかもしれないが。陽が当たる場所はそうでもなかったので、単に日陰がそうだったのかもしれない。

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 我が子たちは臆病なのでスライダーで遊びたがらない。入場料が400バーツ(当時)もしたのでもっと徹底的に遊んでほしいのだが、母親似であまりアグレッシブなモノに挑戦しない。1回だけでも滑ってほしいので、まずは流れるプールから子ども用スライダーと順番に慣らしていく。

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 流れるプールはせいぜい80cmくらいの水深だった。小学生ならまったく心配ない深さだ。入り口で浮き輪も借りられる(有料だったはず)。施設の東側はちょうど水面の高さから見ると、水の向こうがビルの外になっていた。つまり、柵が見えない。感じとしては、シンガポールのマリーナベイ・サンズの屋上プール的な雰囲気というか。行ったことはないけれども。

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 子ども用スライダーで慣らしたあと、上の子を連れてスライダーに行った。大人用は最低120cm以上なので、小学生低学年以下は遊べない。また、タイとはいえ、スライダーは安全のためにボクのような肥満は拒否されることが多い。ここはいい悪いは別にして、なにも言われなかった。

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 スライダーは浮き輪を使って滑るタイプとそのまま滑るタイプがある。まずはそのまま滑るオレンジ色のスライダーに座る。しかし、察するにオーバーウェイトなのだろう。スライダーの後半は自分がどこを滑っているのかわからないくらいに右に左に振り回され、そのまま外に飛び出すのではないかというほどの恐怖を感じた。ビルの外に放り出されたらと思うとゾッとする。

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 次にふたり乗りの浮き輪で娘と一緒に滑った。一方はハーフパイプ型で天井がなく、しかもこっちのコースこそ、カーブの一部がビルの外に飛び出ている。怖すぎる。

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 一応、パーク内には食べるものがあるが、まあ、よくある、高いしあまりおいしくないし・・・・・・。

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 デパートの上にあるので、遊んだあとにデパート内を散策したり、食事をしたりできる点は大きなメリットだ。

 あるいは、このデパートと隣のビッグCの間の道を奥に進むと、飲食店が多数並んでいる。たとえば「K-BBQ」は安く韓国焼肉の食べ放題を楽しめる。「ガイヤーン・カオスワングワーン」は地鶏のヤキトリが名物のイサーン料理店で人気がある。郊外とはいえ都内なので、タクシーも多いので、帰りの足の心配も少ない。

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 タイにはもっと大きくて最新のプールがたくさんある。このプールのよさはなによりも立地だ。家族連れタイ旅行の際には案外重宝できそう。

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