やっとマスクを入手した@ビッグC
ニュースサイト向けに記事を書くために入管の統計を見ていたら、今年1月の中国人の入国者数が100万人超だったのに対し、先月は17万人にまで落ち込んでいた。中国政府が春節後の団体旅行を禁じた影響だと思うが、ここまで減るとは。
日本人は1月は16万人くらいで、2月は14万人だ。ラオスもあまり変化がなく、韓国は24万人くらいが6万人くらいまで減った。今後もこの病気の影響は続きそうだ。
ボクは基本的に外に出ない引きこもりライターなので、あまり影響はないが、さすがにマスクくらいは持っていたい。というか、近々ベトナムに行くことになったので、マスクがないとやっぱりいろいろあるかなと心配になったのもある。
しかし、どこにもマスクがない。そもそもタイは去年からPM2.5騒動でマスクが売れてしまってどこにもない状態が続いている。雨季はいいのだが、乾季になるとすぐに売れてしまった。2019年11月ごろに乾季に入り、徐々にマスクが市場から消えつつあり、1月のPM2.5大フィーバーが始まるともうどこにもないような状態だ。
それでも、郊外などに行けばなんとかあったのだが、春節のこの問題で一気になくなった。
しかし、3月に入り、ついにマスクを入手できた。近所のスーパーマーケットの「ビッグC」だ。タイ最大のスーパーのチェーンで、ベトナムにも進出して人気がある。日本のAEONとか、イトーヨーカドー的な存在だ。
中国製のマスクで、まあウィルスを防御することはできないでしょう。そんなクオリティーだ。裏には非医療用と書かれているし、なにより、パッケージの下の方に空気抜きの穴があいている。
ないよりマシといったところか。ひとつ60バーツなので、約210円くらい。買い占めを防止するためか、1回のレジで2枚までしか買えない。3人家族4人家族にはなかなか厳しい。ただ、タイらしいのは、1回では2枚だけど、何回でもレジを通せるので、一度会計を締めてもらい、またスキャンしてもらえばいいだけなのだが。
ボクの場合、問題は顔に入るかどうかだ。
なんとか入った。さすがに。
タイ人は頭小さい人が多い。いや、ボクの顔と頭がデカいというのが事実だろうか。たとえば、パタヤとかチェンマイのような地方の観光地に行くとレンタルバイクを借りることが普通だ。そのとき、ボクの場合はヘルメットが入らないケースが多いので、バイクを選ぶ以前にヘルメットを見てからでないと契約できない。
パタヤはその点でいうと欧米人が多いので、わりとサイズが大きめだ。しかし、チェンマイはそうもいかず。最近は行っていないのでわからないが、以前はボクが借りることのできるレンタルバイク店は1軒しかなかった。しかも、ヘルメットの横にはデカデカと「×2」とあった。エックス・ツーならいいのだが、かける2に見えてちょっと恥ずかしかった。