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私が行ったミュージアム(2025年2月)

こんにちは、Takacoさんです!
私の趣味は美術館や博物館などの展示を見ることなので、行った展示について簡単な感想を書きます。


開創1150年記念
特別展「旧嵯峨御所 大覚寺 -百花繚乱 御所ゆかりの絵画-」

『紅白梅図』狩野山楽筆

狩野山楽の襖絵を目当てに訪れたため、他にどのような作品が展示されているのか把握せずに会場へ。
すると、思いがけず円派の仏像に出会い、驚きました。久しぶりに目にする円派の仏像——その衣の皺をじっくり観察し、裏側からも細部まで堪能。やはり円派の衣文表現は見応えがあります。

お目当ての襖絵は最後の展示室に、四方を囲むように展示されており、迫力満点でした。

東京国立博物館本館

扇面雑画 蝶と猫(酒井抱一筆)江戸時代・18〜19世紀

久しぶりに本館をじっくり鑑賞。この時は私好みの作品が多く、とても楽しい時間を過ごせました。
特に、撮影禁止だった個人蔵の狩野元信《四季花鳥図屏風》が印象的で、とても素敵でした。

奥中章人
「Synesthesia ーアートで交わる五感ー」展

バルーン状の彫刻作品

展示室いっぱいに広がるバルーンの中に入り、体験するインスタレーション作品。入場は人数制限があり、少し待ってから中へ入りました。体験時間は5分間でした。

バルーンの内部には大きな水枕が設置されており、そこにゆっくり座ってから寝転がります。水枕ならではの柔らかい感触に加え、隣の人の動きが伝わるため、不思議な浮遊感が生まれます。他者の存在を、視覚ではなく身体で感じる感覚が新鮮でした。

堀内誠一展 FASHION・FANTASY・FUTURE

ぐるんぱのようちえんの1シーンを再現されたフォトスポット

堀内さんが好きなので、行ってきました!!
(以前開催された世田谷文学館、神奈川近代文学館の展示にも行ったんだぞ!)

今回は、堀内さんの多方面にわたる仕事を網羅した展示ということで、楽しみにしていました。特に興味があるのは、アートディレクターやグラフィックデザイナー時代の仕事。中でも、ファッション雑誌『anan』にフォーカスした展示は、じっくりと真剣に鑑賞しました。
なんなの、このかっこいいデザインは!! 手に取って見られるコーナーもあり、夢中でページをめくりながら、「欲しい…!」と強く思ってしまいました。
古本屋巡りをして探そうかなーー。

絵本のコーナーでは、これまでに何度か見たことのある原画もありましたが、初めて見る作品も多く、嬉しかったです。画材の解説がなかったのは少し残念。サイズがそこまで大きく描かれていないのも驚きでした。
もう一つ驚いたのは、『くろうまブランキー』の原画。少なくとも3点は、絵本では反転されて使われていることに気づきました。これは堀内さんのデザインによるものなのでしょうか? 気になります。

ミュージアムショップやカフェも堪能し、充実した時間を過ごしました。
本当に、堀内さんは天才ですね。

LIFE SCAPER in SAITAMA ARTS THEATER

会場である彩の国さいたま芸術劇場 光の庭

現代アートチーム 目[mé]の「SCAPER(スケーパー)」をまた体験できると知り、行ってきました!

「これはSCAPERなのかな?」と思ったり、「ポスターやチラシまで用意されているから違う?」と考えたりしつつも、ストリートピアノの演奏に合わせて子どもたちがバレエを踊り出す様子を見て、「これは完全にSCAPERでは?」と感じたり。彩の国さいたま芸術劇場の中を巡りながら、SCAPERを探し回り、いくつか見つけることができて楽しかったです。

ただ、SCAPERについての説明が一切ないため、「これで合っているのかな?」と少し不安になることも。今まで体験したことのない、不思議な感覚を味わいました。

2月は短いのでこんなものかなーー。

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