[リケダン健康論のあとがき]#2-1 ビタミンC
こんにちは。リケダン健康論パーソナリティ&台本担当ナカセコです。
各回のエピソードで紹介しきれなかったこと、自分の考え、収録後に思ったことなんかをあとがき的に書き綴っていきます。リケダン健康論本編をお聞きになってから読んでいただくとより一層お楽しみいただける、はず、です。
「アスコルビン酸は足りてるか?」で始まったビタミンCの回です。
アスコルビン酸は英語でascorbic acidと言いまして、antiscurvic factorの否定を表すantiが接頭辞のaに変わってできた壊血病ありきの名前ということなんです。
ポッドキャスト内でも触れているように壊血病は古くからある病気で、人類が何千年も苦しめられてきました。特に長期間にわたって航海する船乗りはビタミンCが不足します。こんなポスターっぽいのも見つけました。
右の9項目を和訳しました。
歯茎に痛みがある場合
お腹が鳴る
足がかゆくてたまらない
船酔いするようになった
イライラする
肌の下に赤いしみがある。
空腹が続く
不機嫌である
人に嫌われる。
壊血病にかかったら、退船してください。
船乗りの半分は壊血病で脱落するという過酷な時代。症状で見分けるしかなかったし、解決法も分からなかったということなんですね。だから我々現代人は壊血病の予防策を知っているだけでもかなり恵まれていると言えますよね。
壊血病予防に効くビタミンCは普通に野菜を食べていれば十分摂取できます。そこで本編でも紹介したビタミンCがたくさん入っているスーパーフードのカカドゥプラムをちょっとご紹介しましょう。
こんなの。
木はこんなんです。アボリジニの皆さんが昔から食していたもので、ビタミンC含有量がぶっちぎりの世界一です。そのほかにも魅力的な栄養素がたくさん。エラグ酸を含むポリフェノールはブルーベリーの13倍入っています。オーストラリアに行ったらぜひ食してみたいです。
ビタミンCは酸っぱいのか?というコーナーで私が実際にアスコルビン酸水溶液を作って飲んだやつですが、その元がこれです↓
1日の必要量は100mgなのでこれ一袋買うとずいぶん使えます。参考にアマゾンのリンクも載っけておきますね(https://www.amazon.co.jp/ビタミンC-L-アスコルビン酸-食品グレード-CraneFoods-クレインフーズ/dp/B08TWK9KHQ/ref=sr_1_5_pp?__mk_ja_JP=カタカナ&crid=1DT6BG07IETMV&keywords=ビタミンC&qid=1706949977&sprefix=ビタミンc%2Caps%2C258&sr=8-5)
さて、それでは次回は問題作の#2-2ビタミンCについて書きます。