Campbell's ($CPB)Q1決算報告
2024/12/04に発表されました、Campbell's (NASDAQ: CPB)の決算報告になります。
キャンベル・スープ社は食品・飲料製品の製造・販売事業を行う。 ミールス・アンド・ビバレッジズ事業とスナック事業を行っている。
決算業績・財務発表プレスリリース
https://s27.q4cdn.com/108522393/files/doc_financials/2025/q1/Q1FY25-Earnings-Presentation.pdf
◆決算内容
EPS予想:$0.82に対し、 結果$0.89でした OK
売上高予想:$2.74Bに対し、 結果$2.772Bでした OK
(Y/Y +10%)
FY25ガイダンス維持
EPS予想:$3.19に対し、 新ガイダンス$3.12~ $3.22提示 ミス
売上高予想:$10.55に対し、新ガイダンス$10.50B~$10.69B提示 OK
(売上高前年比+9%~+11%)
◆財務結果分析とハイライト
売上高・EPS・ガイダンス
売上高
第1四半期: 27億7,200万ドル(前年比+10%)
通年見通し
売上高前年比+9%~+11%(53週目の影響で約2%増加)
オーガニック売上高前年比+0%~+2%
EPS(1株当たり利益)
調整後: 0.89ドル(前年同期0.91ドル)
通年見通し: 調整後EPS 3.12~3.22ドル
ガイダンス
第2四半期: オーガニック売上高は前年同期比ほぼ横ばい、調整後EPSは約0.70ドル台。
達成・未達要因
ポジティブ要因
Sovos Brandsの買収により売上成長に大きく寄与(+12ポイント)。
コスト削減と生産性向上でサプライチェーンのコスト増を部分的に相殺。
消費者信頼感の回復と食品需要の安定化。
ネガティブ要因
Pop Secretの事業売却により売上減少(-1ポイント)。
高金利環境による利息費用の増加がEPSに影響。
セグメント別業績
Meals & Beverages
売上高: 17億600万ドル(前年比+22%)
オーガニック売上高: 前年比-3%(感謝祭の遅れによる在庫調整が影響)
オペレーティングマージン: 20.4%(前年同期19.8%)
Snacks
売上高: 10億6,600万ドル(前年比-4%)
オーガニック売上高: 前年比-2%(パートナーブランドの減速と競争圧力)
オペレーティングマージン: 13.3%(前年同期14.5%)
投資家にとって重要な情報
配当と株主還元
配当を5%引き上げ、1株当たり0.39ドル(Q3 FY25より適用)。
Q1で株主に1億7,000万ドルを還元(配当と自社株買い)。
コスト管理
全社コスト削減で約9,000万ドルの節約を見込み、2025年度の低インフレを相殺予定。
将来性を左右する業界動向
Sovos Brandsの統合効果
買収によるEPSへの寄与が2025年度に顕著に現れる見通し。
市場シェアの維持と拡大
「Rao’s」ソースブランドが引き続きカテゴリー成長を牽引。
強力なホリデーシーズンの施策で第2四半期以降のシェア拡大を目指す。
以上となります。
尚、決算、収益プレスリリースのまとめは一部生成AIを活用しております。予めご了承ください。
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