2024/04/05に出ましたFactSetの記事、ポイントだけの要約
こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
2024/04/05に出ましたFactSetのポイントだけの要約です
◆冒頭部分より
収益成長
2024年第1四半期のS&P 500の推定収益成長率は3.2%です。
この3.2%が実際の成長率であれば、インデックスの前年比収益成長が3四半期連続となります。
収益の修正
12月31日時点で、2024年第1四半期のS&P 500の推定収益成長率は5.7%でした。EPS見積もりの下方修正により、8つのセクターが本日(12月31日に比べて)収益が低下すると予想されます。
収益ガイダンス:2024年第1四半期には、S&P 500企業のうち79社がネガティブなEPSガイダンスを、33社がポジティブなEPSガイダンスを発表しました。
評価:S&P 500の12ヶ月先のP/E(株価収益率)は20.5です。このP/E比率は、5年平均(19.1)および10年平均(17.7)を上回っています。
収益スコアカード:2024年第1四半期(20社のS&P 500企業が実際の結果を報告)では、18社のS&P 500企業がEPSでポジティブなサプライズを、9社が収益でポジティブなサプライズを報告しました。
◆全てのポイントをまとめると以下のような内容です
・2024年第1四半期、S&P 500企業のネガティブなEPSガイダンス発行数は2019年第2四半期以来で2番目に高く、79社がネガティブなEPSガイダンスを発行。
・金融セクターは2024年第1四半期に0.7%の収益成長を報告すると予測されており、保険業界が最大の寄与者と見られている。
・銀行業界は収益の大幅な減少が見込まれており、特に地方銀行と多角化銀行が収益減少をリードすると予済されている。
・S&P500の2024年第1四半期の収益成長率の見通しは、3.2%で、前年比での収益成長が期待されているが、これは5年平均と10年平均を下回る。
・公益事業部門、情報技術部門、通信サービス部門、消費者裁量部門は年間収益成長が見込まれている。
・エネルギー部門と材料部門は、収益の年間減少が予想されている。
S&P 500の前方12ヶ月P/E比率は20.5で、過去の平均を上回っている。
・今後の株価の見通しは、情報技術部門とヘルスケア部門で最も高い成長が予想されている。
レポート自体の統計や経済指数などは少し前のものを利用しているため、現在を反映しているかどうかは別問題です。
以上となります。米国株投資の参考に少しでもなれば幸いです。