東京商工リサーチ:2023年の「合同会社」の新設法人、初の4万社超 他の法人格にはないメリットとインボイス制度が寄与か
こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
2023年に新設された合同会社は4万655社(前年比9.6%増)で、初めて4万社を超えたそうです。
この記事の ポイントを箇条書きにしましたのでどうぞご参考までにご覧くださいませ。それではどうぞ!
合同会社は設立までの期間短縮やコスト削減、株主総会や取締役会が不要など、他の法人格に比べて優位性があります。
コロナ禍の収束後、起業活動が活発化しました。
2023年10月に始まったインボイス制度により、個人事業主の法人化が進んだ可能性があります。
2023年の新設法人15万3,405社のうち、合同会社は構成比26.5%で大幅に増加しました。
合同会社は株式会社に比べて設立手続きが容易でコストが安いです。
有力な外資企業も合同会社を選ぶ例が増えています。
インボイス制度の影響で、個人事業主の法人化が進んだと見られます。
産業別では建設業が前年比31.6%増、サービス業他が13.9%増、運輸業が10.0%増、情報通信業が9.9%増となりました。
業種別では学術研究・専門・技術サービス業が最多で前年比17.7%増です。
都道府県別で合同会社の新設法人が最も多いのは東京都(1万2,876社)です。
岩手県の増加率が最も高く前年比35.8%増となりました。
長崎県は前年比25.0%減で減少率が最も高いです。
2018年の新設法人は合同会社の構成比が22.2%だったが、2023年には26.5%に上昇しました。
新設法人の法人格は株式会社と合同会社が92.6%を占めています。
以上となります。