
Instacart ($CART)Q4決算報告
2025/02/25に発表されました、Instacart (NASDAQ: CART)の決算報告になります。
インスタカートは、最短1時間で配達する食料品配達の新興企業である。 Instacartは食料品と家庭必需品の配達に重点を置いており、すでに50万以上の地元店舗の商品をカタログに載せている。
決算業績・財務発表プレスリリース
https://investors.instacart.com/static-files/27fac1c6-da32-40ca-8ef4-c8261b5ee12b
◆決算内容
EPS予想:$0.39 に対し、結果$0.53でした OK
売上高:$900Mに対し、結果 $883Mでした ミス
(Y/Y +10%)
Q1ガイダンス
GTV: $9.00B - $9.15B (Y/Y +8%〜+10%)
Adjusted EBITDA: $220M〜$230M
◆財務結果分析とハイライト
【主要財務指標】
売上高: $883M (Y/Y +10%)
EPS (GAAP): $0.53 (Y/Y +20.5%)
EPS (Non-GAAP): 記載なし
ガイダンス
Q1'25 GTV: $9.00B - $9.15B (Y/Y +8%~+10%)
Q1'25 Adjusted EBITDA: $220M - $230M
【業績の詳細】
GTV (総取引額): $8.65B (Y/Y +10%)
注文数: 77.5M件 (Y/Y +11%)
取引収益: $616M (Y/Y +10%)
広告・その他収益: $267M (Y/Y +10%)
GAAP純利益: $148M (Y/Y +$13M増)
Adjusted EBITDA: $252M (Y/Y +27%)
【業績達成要因】
ホリデーシーズンの好調: 注文数の増加 (Y/Y +11%) によりGTV増
広告収益の成長: Instacart Ads の拡大により、広告収益は引き続き堅調
コスト削減: GAAPベースの営業費用が前年同期比で減少 (特に株式報酬費用の減少)
【セグメント別の動向】
マーケットプレイス事業
Instacart+メンバー向け最低注文額を$35 → $10に引き下げ、利用頻度増加
AI活用で注文精度向上 (Carrot Tags導入)
SNAP(米国の低所得者向け食料補助)対応の拡大
広告・メディア事業
Carrot Adsの採用が拡大
Hy-Vee, Schnucksなどとの広告提携拡大
AI活用による広告ターゲティング精度向上
小売パートナーシップ
小売企業向けEC支援の拡大
Caper Carts(AI搭載スマートカート)の採用が進展
店舗の電子棚札 (Carrot Tags) との連携強化
【設備投資・将来戦略】
成長投資
Caper Cartsの拡張: NVIDIAのAIチップを搭載し、店舗での利用を拡大
AIによるリアルタイム在庫管理: カートや店頭スキャンを活用した在庫精度向上
オムニチャネル強化: 小売パートナーの店舗とECの統合を推進
広告最適化: NBC Universalとの提携でオフプラットフォーム広告展開
コスト管理
効率化投資: 注文処理の最適化により、コスト削減と顧客満足度向上を両立
株式報酬費用の抑制: 2025年の株式報酬コストを$425M以下に抑制予定
【CEOコメント】
Instacartは引き続きオンライン食料品市場でのリーダーシップを維持し、広告やオムニチャネルの成長を加速
AIとデータを活用したプラットフォーム強化に注力し、2025年以降の成長へ向けた基盤を構築
Instacartは、引き続きオンライン食料品市場でのシェア拡大と、広告・小売パートナーシップの成長を推進。AIを活用した新たな技術投資が今後の成長ドライバーとなる見込み。
以上となります。
尚、決算、収益プレスリリースのまとめは一部生成AIを活用しております。予めご了承ください。
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