見出し画像

相場格言:相場は人の心の鏡。投資家心理が市場を動かす

こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。

よく「相場は人の心の鏡」と言われます。

市場の動きは投資家の心理を反映しており、その動きから人々の感情や期待を読み取ることができるといわれています。

この言葉は、投資における心理的側面の重要性を端的に表しています。
今回は、この名言をもとに、投資家心理が市場に与える影響と過去の相場事例を通じてそのメカニズムを調べてみました!

それではどうぞ!


投資家心理と市場の関係

市場は多くの投資家の売買行動の集合体です。

各投資家はそれぞれのステージで、個々の期待、不安、恐怖、欲望などの感情を持っており、これらが市場全体の動きに反映されます。

例えば、楽観的な見通しが広がれば株価は上昇し、悲観的な見通しが広がれば株価は下落する傾向があります。このように、投資家の心理状態が市場の動向を左右するのは皆様もご承知の通りかもしれません。

個人的には2024/11/12現在の相場は大きく楽観的で、米国株は特に多幸感が支配しつつあると思います。

私はタイミングを測って逃げるのは個人的には無理だと思っています。
個人的にも強気ですが、反面今回の上げ局面では利確したりして過ごしています。(生活もありますので、笑)

Ad Line: 2024/11/12現在の推移https://www.marketinout.com/chart/market.php?breadth=advance-decline-lineより

過去の相場事例で見る投資家心理の影響

1. ドットコムバブル(1995年~2000年)

1990年代後半、インターネット関連企業への投資熱が高まり、株価は急騰しました。多くの投資家が「インターネット時代の到来」を信じ、実際の収益基盤が不十分な企業にも次々と資金が流入しました。

この過度な楽観主義がバブルを形成し、2000年には市場が急落

多くの投資家が大きな損失、中には取り返しのつかない損失を被りました。この事例は、過剰な期待と楽観的な心理が市場を過熱させ、最終的に崩壊を招く典型例です。

2. リーマンショック(2007年~2008年)

2000年代中盤、不動産市場の拡大とそれに伴う金融商品の複雑化が進みました。多くの投資家が不動産価格の永続的な上昇を信じ、高リスクな証券に投資しました。

しかし、ある時住宅バブルが崩壊。
すると、多くの金融機関が破綻し、市場は急激に混乱。投資家の恐怖と不信感が広がり、株価は急落しました。

この時も、投資家の心理が市場全体を動かし、世界的な経済危機を引き起こしました。人はすでに数年で忘れています。

人はドットコムバブルを全く学んでいません。
でも、忘れることも進化や成長の1つなのでしょう。

3. COVID-19パンデミック(2020年)

記憶にも新しいでしょう。
2020年初頭、新型コロナウイルスの世界的な拡散が始まりました。
これはイレギュラーでした。

いわゆるブラックスワンの一つです。

パンデミックに対する不安から市場は一時的に大幅に下落。
その後、各国政府や中央銀行の迅速な対応や、テクノロジー企業への期待から株価は急回復。

特に、リモートワークやデジタルサービスに関連する企業は大きな成長を遂げました。  $ZMが遥か昔に感じます。懐かしいですね…

Yahoo!ファイナンスより:$ZMチャート2020よりこの期間、政策金利も低下し、投資家の不安と希望が市場の急激な変動を生み出しました。

投資家心理を理解することの重要性

市場の動きを予測する際、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析だけでなく、投資家心理の理解も欠かせません。

群集心理や行動経済学の概念を取り入れることで、マーケットの過熱感や冷え込みを読み解き、適切な投資判断を下す助けとなります。

過去のバブルやクラッシュを少しでも確認することで、どのような心理状態が市場を支配し、どのような兆候が転換点を示しているかを学ぶことができます。少し調べれば感情に流されず、冷静な判断を維持することが可能になります。

でも、人は今回だけは違う!と思うのかもしれません。

しかしこのような心理が一番怖いと思うのです。
歴史はそうは言っていません。

まとめ

「相場は人の心の鏡」という言葉は、投資家心理が市場に与える影響の大きさや、すぐに忘れてしまうことの人の心理状態を物語っていると言えます。

過去の相場事例を通じて、心理的要因がどのように市場を動かすかを理解することは、成功する投資家になるための重要なステップです。

投資は心理戦で市場の裏に潜む相場に関わる人間の全ての感情の写しでもあります。自分の影は、自分が動けば同じように動きます。
相場も複写で同じです。
単なる数字やチャートの動きだけでなく、人々の感情や心理状態が大きく影響しています。
市場の動きを読み解く鍵は、まさに「現在の人の心の鏡」を覗き見ることにあるのかもしれません。

ぜひ、今回の内容を参考に、日頃の投資系ニュースを見たり、SNSを見たりして投資家としての視野を広げましょう。私も勉強します。

より深い理解を持って市場に臨んでください。
さあ、今の世の中の状態はどうなっていますか?

投資初心者向け、マガジンを始めました。よければフォローしてください。一部を除きほぼ無料で公開しております。


いいなと思ったら応援しよう!

個人投資家 Taka Chan
ほぼ無料公開しておりますが、チップをいただけると励みになります! よろしければ応援のほどよろしくお願いいたします!