株価が壁を越える時:なぜ株価は軽やかに上昇しやすくなるのか?
こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
株式市場において、「株価がある一定の水準を越える」と、まるで重力から解放されたかのように軽やかに上昇していく現象が見られます。なぜこのようなことが起こるのでしょうか?今回は、その背景にあるいくつかの要因を解説します。
それではどうぞ!
1. 心理的障壁の突破
過去の最高値やキリのいい数字は、投資家にとって心理的な抵抗線となることがあります。これを突破すると以下のような現象が起こり得ます。
売り方の買い戻し: これまで株価が上がらないと考えて売りポジションを持っていた投資家が、損失を避けるために買い戻しを行います。
新規買い: 株価上昇の勢いに乗り遅れまいと、これまで様子を見ていた投資家が新たに買いに入ります。
これらの動きが相まって、株価をさらに押し上げます。
2. テクニカル分析に基づく買い
チャート分析を行う投資家は、特定の価格帯を突破した際に買いシグナルと判断することがあります。
彼らが一斉に買い注文を入れることで、株価上昇に弾みがつく場合があります。
3. 機関投資家の参入
機関投資家(年金基金、投資信託など)は、運用ルールに基づいて特定の水準を超えた銘柄に資金を投入することがあります。
彼らの資金力は個人投資家をはるかに上回るため、株価を大きく動かす可能性があります。
また、基本的に機関投資家と言っても企業のサラリーマンであり、顧客に説明責任もあります。
ある程度の 価格水準になれば顧客は『当然買ったよね?』
と言うような話にもなります。 売る時は逆ですね、 『なんでまだこの株がポートフォリオに入ってるの?』と言う話にもなりえます。
4. メディア報道による注目
株価が注目度の高い水準を超えると、メディアで大きく取り上げられることがあります。これにより、一般投資家の関心を集め、さらなる買いを呼び込むことがあります。
注意点とまとめ
注意していただきたいのは「株価が軽くなる」現象は、必ずしも株価が上がり続けることを保証するものではありません。
市場環境や企業業績によっては、株価が すべての材料を織り込み済みで反落することもあります。 私の場合指数であれば、ある一定のラインを超えたり、新高値を取った場合などは買う場合があります。
普段よりも幾分は安全かな、と思うからです
この記事が、皆様の投資活動の一助となれば幸いです。